2011-12-31

2011年の結びに

2011年も、残り数時間となりました。

今年は東日本大震災が発生した年として

ずっと、

記録に、そして記憶に刻まれる1年となりました。

国中が3・11の深い悲しみに包まれる中、
4月には統一地方選が行われました。

多くの皆様にお支えを頂き、私も公明党も
大勝利をさせて頂くことができました。

あふれんばかりの感謝の気持ちとともに、

皆様のご期待にお応えし責任を果たすために、

何としてもこの悲痛を皆様とともに乗り越え、
希望を見出だし前進しなければならない、

そんな思いで2度にわたり被災地を訪れ、

犠牲者に祈りを込めて、

被災者に誓うように、

各般の議員活動に、微力ながら全霊で
取り組んでまいりました。

議員としても、人間としても、
まだまだ未熟を痛感することばかりですが、

いろんな意味でこの1年ほど、
深く考えさせられ鍛えられた年はありません。

数々の新たな出会いも、別れも、ありました。

そうしたすべてが因となり、縁となって、
今、心静かにブログを綴らせて頂く自分がある。

そのことの有難さに合掌せずにはいられません。

皆様にはこの1年、本当に有難うございました。

もうすぐ2012年になろうとしていますが、
辰年の私は、同級生に遅ればせの年男です。

皆様のご期待にお応えできますよう、
辰のように飛翔できるよう全力を尽くす所存です。

皆様におかれましては、引き続き
ご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願いいたします。

末尾ながら、

皆様にとりまして2012年が
健やかで素晴らしい年になりますよう
心からお祈り申し上げます。


2011-11-06

自分たちの町は、自分たちでつくり、守る













午前、

地元雄郡地区自主防災連合会主催の
防災訓練に参加してまいりました。

表題は、わが地区の合言葉です。
力強く、心に響くメッセージです。

会場となった小学校体育館に訪れた参加者は
昨年を上回る、総勢約500名。

��・11を教訓とした防災意識の高まりを
とても心強く感じるとともに、

心して災害に備えよ、と被災地で感じた
犠牲者の祈りを思い返し合掌する思いで、

冒頭、来賓挨拶を述べさせて頂きました。

��月・9月議会でもお訴えした通り、
防災対策強化に決して終わりはありません。

自分の命は自分で守るという自助の涵養と、

要援護者を含めて逃げられる共助の拡大と、

命を優先する政策の推進による公助の強化。

その絶えざる前進と向上に向けて、

県民の皆様のご理解とご協力を頂きながら、
精一杯取り組んでまいりたいと思います。

末尾ながら、本日の防災訓練にご尽力を頂いた
全ての関係各位に、心より感謝を申し上げます。


2011-11-02

特別委員会、2日目

午前、エネルギー・防災対策特別委員会を傍聴。

議題は「総合的な土砂災害対策の取組みについて」。

山間部が県土の約83%を占める本県にあって、
土砂災害発生に大きな影響を与えるのが、降雨量。

最近10年間と、その前の10年間を比べると、
降雨50㎜/h以上の発生回数は、何と1.3倍に増加。

さらにその前の10年間からは1.4倍と、
気候変動によって降雨量が確実に増え続けています。

このことは土砂災害の発生確率の増加に直結し、
その対策強化の必要性について論をまちません。

一方、本県の公共投資額は年々減り続け、
15年前のピーク時に比べ、約1/4の水準。

命を守ることを最優先とする財政健全化の実現を
追い求めてまいりたいと思います。

午後は、私が所属する
行政改革・地方分権特別委員会に出席しました。

本日の議題は「これまでの行政改革の取組みと
新しい行政改革大綱について」。

月末に行われる大阪府知事・大阪市長選では、
大阪都構想が大きな争点となっていますが、

その行方とともに、行革・地方分権こそは、
今後最も重要で関心の高い政治課題となるでしょう。

その中で、私自身、
将来における本県と国のあり方等について

しっかりと構想をお示しできるよう
精進してまいりたいと思います。


2011-11-01

特別委員会、傍聴

午前、地域活性化対策特別委員会、
午後、環境・水資源対策特別委員会を傍聴しました。

午前は、「南予地域の活性化について」を議題とし、

主に観光・雇用・農林水産業・社会インフラの視点から
これまでの取り組みについて審議が行われました。

午後は、「愛媛の水事情(生活・農業・工業用水)について」
を議題とし、それぞれの需給状況や将来見通し等について
活発な審議がなされました。

いうまでもなく審議とは、
税金の使い道を多様な視点に照らすということであり、

特別委員会では毎回それぞれのテーマに基づいて、
各事業の必要性や成果などをチェックしています。

南予地域の活性化については今年度、約85億円の
関連予算を計上し各事業を実施しておりますが、

予算の源は、大切な、大切な私たちの税金ですし、

水については、私たちの仕事や暮らしになくては
ならない、生きていくための必要条件です。

そうしたかけがえのない1つ1つの事案に対して、

議員として向き合い、意見し判断するという
責任の重さを、あらためて感じています。

議員として知見を、
��人の人間として人格を、

日々にたゆまず磨いてまいりたいと思います。


2011-10-31

10月度常任委員会













午前、環境保健福祉委員会に出席しました。

本日の議題は、「えひめ結婚支援センターの
これまでの実績と新事業の内容等について」。

同センターは2008年に開設され、
少子化対策の一環として、これまで

県内独身者の出会いの場を様々な形で提供する
事業、いわゆる婚活を推進してきました。

そして本年、個別のお引き合わせを行う
「えひめ愛結び」という新たな事業を開始し、

対象となる方々の注目を集めるとともに
着実な成果を挙げつつあります。

県の調査によると、独身者の最大の未婚理由は
“出会いがないから”というもので、約40%。

その内90%が“結婚したい”とのことですから、

メルマガ登録者数8,501人、

イベント参加人数19,400人、

カップリング2,575組というこれまでの実績は、

そうしたニーズを満たすものとして
一定の評価がなされるべきと思います。

その上で、さらなる事業の充実のために、

私はこれまで
“過疎・離島地域対策”の必要性を主張するとともに、

本日の委員会では、
“離婚経験者等のシングル対策”の重要性を訴えました。

結婚してよかった!

そうした笑顔と実感が、
��つでも多く本県に広がるよう、

引き続き、少子化対策としての本事業推進に
取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-27

県外視察、最終日














本日は、東北電力・女川原子力発電所を視察。

早朝、南三陸町を出発し、
バスで海岸伝いに北上すること2時間弱。

近づくにつれ道路は険しく、
景色も凄惨なものへと変化していきます。

女川原発では、南相馬市ご出身の渡部所長から、

震災被害状況と緊急安全対策等の対応について
お話を伺いました。

同発電所の1号機と3号機が通常運転中に、
��号機が原子炉起動中に震災が発生したが、

すべての原子炉が自動停止し津波の直撃も免れ、
大規模事故に至らずに済む一連の経過説明の後、

震災後の対応と現在推進中の安全対策について、
現場を移動しながら詳しくご説明を頂きました。

有事の際は平時のつもりで、
平時の際は有事のつもりで!

という理念を持ち場ごとに徹底してこられたこと。

新たな知見が出る毎に、
例えば敷地の高さを14.8mに引き上げたり、

法面に防護の補強を施したりといった、
あと一歩の努力を尽くしてこられたこと等のほか、

積極的な情報公開により住民不安の解消に努める
企業としての真摯さが伝わってまいりました。

あと一歩の努力と、真摯な対話。

政治こそ、その1点を絶対に忘れてはならない、

との自戒とともに、
決意を新たにさせられる最終日の視察となりました。


��日間、訪問先で頂いた分厚い資料を頭に、
かけがえのない現場体験を心に刻みながら、

全力で、
本県の防災力強化に努めてまいりたいと思います。

末尾ながら、

視察にあたりお世話を頂きました関係各位に
心より感謝を申し上げます。


2011-10-26

県外視察、2日目














本日は、仙台市議会と南三陸町観光協会を視察。

仙台市議会では「東日本大震災における被害状況
及び復興状況」についてお話を伺いました。

死者704名、行方不明者26名。
被害推定額、約1兆297億円。

沿岸部を中心とした甚大な被害状況について
資料をもとにつぶさに、また、

防災ヘリが捉えた、震災当日の津波が押し寄せる
壮絶な瞬間を、映像で確認させて頂きました。

見終えてしばらく声が出ない、どころか一瞬にして、
あの3月の、TVを前にした呆然、に逆戻りです。

が、前に進めなくてはなりません。

仙台市ではこの間、今後5カ年にわたる震災復興計画
を策定し、多様な市民の声を踏まえ今月末に、確定。

��1月の臨時議会での議決を目指しているとのことで、
その概要についてご説明頂きました。

しなやかでより強靭な都市の構築に向けて、
��00万市民の本気と熱意が伝わってきました。

但し、

計画遂行にはあまりにも多くの法整備が伴い、
これを実現するには相当の困難が必至ともいえ、

市と県がどのように国を動かすことができるか、
まさに地方分権を一歩進める戦いでもあります。

その意味では、本県も立ち位置は同じです。
共闘支援体制を継続してまいりたいと思います。

次に向かったのは、南三陸町観光協会。

観光復興プロジェクトについてお話を伺いする前に、
語り部ガイドさんのご案内により被災地を視察しました。

防災対策庁舎では、最後まで防災放送で避難を呼びかけ
犠牲となられた遠藤さんをはじめ、多くの犠牲者の皆様に
心からご冥福を祈り、全員で黙とうを捧げました。

震災を教訓とし風化させないことが私たちの使命、

との語り部ガイドさんの思いをしっかりと受け止め、
つなぎ、広げてまいりたいと思います。

そんな視察の途中、異変に気づきました。地盤沈下です。

私たちが滞在していたつかの間でさえ、次第に海水が
陸地にあふれこんでくる様子がわかりましたが、

お話によると町沿岸部では、震災前に比べ
��0cmから1m近く地盤が下がったとのこと。

一瞬で地形さえ変えてしまう自然の摂理に圧倒され、
ここでもまた、声と色を失う思いに駆られました。

そんな中、
協会では観光復興プロジェクトを数々手掛けられ、

“失ったものは多いけれど学んだことの方が遥かに大きい”、

“被災地としてではなく、
こんなに復興した地としてお越し頂きたい”、

といった情熱がほとばしるお話を伺い、
逆にこちらが勇気づけられるひと時となりました。

南三陸町の1日も早い復興を心から祈念しつつ、
体感した自然の脅威と犠牲者への敬意を忘れず、

更なる復興支援と本県の防災力強化に向け、
全力で取り組んでまいりたいと思います。

��S.
写真は、地盤沈下で海水が流れ込む寸前の南三陸町。


2011-10-25

県外視察、初日














今日から3日間の日程で、
県議会環境保健福祉委員会の県外視察に出発。

初日の本日は、福島県庁・福島オフサイトセンターを訪れ、
福島第一原発事故への対応状況についてお話を伺いました。

��9.0の太平洋沖大地震に端を発する東日本大震災は、
本年3月11日14時46分に発生。

それからどのように事故発生に至るか、
まさに「分刻み」での進展をご説明頂きましたが、

歴史に「たられば」は通用しないという現実に、
あらためて無念さが込み上げてまいりました。

原発事故は原子力災害対策特措法に基づき
国の管理下で行うことになっていますが、

その拠点となるのが、国のオフサイトセンター。

福島では当初、大熊町に立地されておりましたが、
福島第一原発から5㎞圏内であったため、急遽移転。

現在、福島県庁内に場所を移し、
原子力災害現地対策本部として機能しています。

ヒアリング説明の後、早速センターである
原子力災害現地対策本部を伺いました。

大会議室といったフロアには、ズラリ総勢100名超。

経産省、文科省、厚労省、国交省、農水省、環境省など
国からの派遣職員と、

県をはじめ警察、消防、自衛隊、東京電力などの
関係機関がそれぞれテーブルで島を作り班分けして、
執務に当たられていました。

正直なところ余りにも手狭であり、セキュリティの面
��つ取っても不安は否めずという状況ではありましたが、

そうした中で真剣に取り組まれる本部スタッフの皆様に
あらためて感謝と敬意を表したいと思います。

ひるがえって現在、八幡浜市保内町に立地する愛媛県の
オフサイトセンター(県原子力センター)は、まさしく
伊方原発の5㎞圏内。

先頃打ち出された国の防災対策重点地域の拡大と、
これから打ち出される避難準備の方向性を踏まえ、

立地はもとより、国や自治体等との連携や役割を含めた
抜本的な見直しが必須といえます。

原子力防災を所轄する委員会として、
今後しっかり議論を積み上げてまいりたいと思います。

視察初日の終わりに。

仙台市内で会食しながら、現地でしか聞けないような
涙を禁じえない悲痛なエピソードを、お伺いしました。

震災は、目には見えない人の絆や心の奥底にまで
計り知れない爪痕を残したことを痛感するとともに、

どこまでも被災者の心を心として被災地復興に全力を、
との政治の肝要について教えて頂いた気がします。

貴重な知見を必ず県政に活かしてまいりますとともに、
視察先の皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。


2011-10-19

がんばれ!愛媛と日本の未来たち













今日は、教育現場の視察ということで、
県立学校2校を訪問してまいりました。













午前、最初にお伺いしたのは松山工業高校です。

��年生の情報電子科、工業化学科、繊維科、機械科と
��年生の建築科の授業を参観させて頂いたのですが、

��AVAのプログラミングやCAD実習、それから
旋盤仕上げや液クロマトグラフによる糖分析等など

熱心に取り組む生徒たちの姿を、
文系の私は100%羨望の眼差しで見つめながら、

コンプレックスとリスペクトが入り混じりつつ、

やはり工業高校の価値は「技術」だ、
ということを再確認させて頂きました。

と同時に、専門技術の習得にはコストがかかる
という現実にも、あらためて気づかされました。

��台が1,000万円近くする精密機械など、
技術が高度になるほど高いコストが求められるのです。

少子化による生徒数の減少と厳しい県財政の中で、
彼ら未来への投資をどうバランスさせていくのか、

大きな宿題を生徒達から投げかけられた気がしました。

キチンとした答えを見いだせるよう
全力で取り組んでまいりたいと思います。













引き続き午後は、
中高一貫の松山西中等教育学校にお伺いしました。

こちらでは3年生と4年生の英語の授業を、参観。
��4年生というのは高校1年生にあたります。)

とはいえ、普通の英語の授業ではありません。
全部英語の、オールイングリッシュ授業です。

ワタシ、トテモ、オドロキマシタ。

先生からもし急に振られたらそう答えるしかない、
と思いつつ、幸いその機会はなかったのですが、

本当に、驚きました。

私たちの当時は、英語は手から、
つまり書くことからスタートした記憶がありますが、

今の入口は、耳と目から、です。
つまり、リズムとか表情とかジェスチャとか。

より、右脳系になっています。

担任教師は日本人ですが、
そのティーチングは実にファンタスティックでしたし、

��LT(Assistant Language Teacher)である
ネイティブアメリカンの女性補助教員の、

リード・アフタ・ミー、カモーンエブリワン!とか、

レッツトゥラーイ!イエース、ソゥ・グーッ!など、

ずーっと聞いている内に、
こちらまでテンションが高くなるから不思議です。

もし中学時代にこんな素敵な授業を受けていたら、
その後の人生の展開も違っていたのかもしれません。

国においては、
平成25年度から実施の新学習指導要領において、

「英語の授業は英語で行うことを基本とする」
という方向性が既に打ち出されていますが、

今日のオールイングリッシュ授業は、まさに
それを先取りした取組みであったわけです。

ぜひこうした意欲的な取組みが全県に広がり、

「英語を使いこなせる」中高校生が陸続と輩出!
となりますよう心から期待したいと思います。



それぞれの貴重な授業を参観させて頂き、

真剣に学ぶ子どもたちの後ろ姿は
まさに本県とこの国の未来であり、

その未来が少しでも豊かになるよう、
その可能性がより大きく広がるよう、

下働きに働こう!と深く決意をし、
宝の生徒たちに最敬礼!の1日となりました。



末尾ながら、

お忙しい中ご対応を頂きました県教委並びに
学校関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

本日は誠に有難うございました。


2011-10-13

過疎地域の、底力












午後、西予市で開催された
「全国過疎問題シンポジウム2011inえひめ」に、出席。

冒頭、今年度の
過疎地域自立活性化優良事例が発表され、

本県上島町の「株式会社しまの会社」が
総務大臣賞として表彰されました。

地域資源への光のあてかたや、
地域外の多様な主体との協働、

そして、理念を実現するために、
プロジェクトを持続可能とするために、

その最大のポイントである
雇用の創出に見事な成果を挙げられた

兼頭社長はじめチームの皆様に、
心から拍手を送りたいと思います。

また、「過疎地域の底力」と題した
パネルディスカッションでは、

本県から三好西予市長と、
人間牧場主の若松進一氏が、登壇。

とりわけ、

久々に聞く若松さんワールドは
今なお健在で、

その人材育成と地域づくりに対する
磨きのかかった一家言には、スッキリと感服。

私も負けてられないぞ、と
強く決意させられました。

経済はもちろん、防災も、教育も、
医療や介護など社会保障もそうですが、

地方政治の現代課題は、

ほとんどと言っていいほど、
「過疎」という根っこで合流します。

私は、その解決のためには、

自ら意思決定できる地方分権の実現と
官民チーム行政によるタテ割りの打破、

が最大のポイント、と考えていますが、
その実現に向けた具体的な行動において、

今日の若松さんの域にはまだまだですが、
全力で取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-11

消費者行政の現場へ












午後、山本ひろし参院議員・中県議とともに、
愛媛県消費生活センターを視察しました。

文字通り、

消費生活における様々な問題に対し
相談窓口となり情報拠点となる同センターは、

それぞれの市町にも設置されておりますが、

お預かりする案件のうち、

広域的あるいは専門的な案件について県が所管、
という連携役割分担になっています。

センター長のお話によると、
昨年度のご相談件数は4,164件。

訪問販売や電話勧誘に関するご相談が、
中高年の方々の間で急増しているとのこと。

細心の用心と、
身近な中高年者への呼びかけが必要です。

怪しく巧妙な手口に騙されない賢明さを
��人1人が身につけ、

それらに対する気づきのネットワークを
地域と社会に広げていくことが大事です。

県消費生活センターに求められるそうした機能が
さらに充実したものになり、そして

県民の皆様の安心につながるように、
全力で取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-05

Think different

スティーブ・ジョブズ氏、逝去。

その訃報は今朝、悲しみと共に世界中を駆け巡り、
私たちに極めて大きな衝撃を与えました。

「世界はひとりのビジョナリーを失った。
彼の訃報を彼自身が生み出した機器で
これだけ多くの人が知ったという事実が、
Steveに対する最大の賞賛かもしれない。」

オバマ大統領が追悼の声明で述べられた通り、

私がジョブズ氏の訃報に触れたのは、まさに
「ⅰPad2」によってでありました。

ジョブズ氏の功績に対して、これから世界各地で、
限りないオマージュが寄せられるに違いありません。




��998年にアップル社が行った企業広告、
Think differentキャンペーン。

それまでに私が最もシビれた広告であり、
今なお、色褪せずに光彩を放ち続ける、

ジョブズ氏そのものというべきメッセージを、
いつまでも焼きつけておきたいと思います。

最大の敬意と感謝を込めて。





『Think different



クレイジーな人達がいる。

反逆者。

厄介者。

異端児と呼ばれる人達。

社会に適応出来ない人達。

普通では考えられない見方をする人達。

彼らは規則を好まない。

決して現状に満足しない。

そんな彼らを褒め称える事もできれば、けなしたり、異論を唱える事もできる。

栄光を称える事もできれば、非難する事もできる。

けれども、彼らを無視する事は、誰にもできない。

なぜなら、彼らは、物事を変えるからだ。

彼らは、様々なモノを生み出す。

想像する。

癒す。

また、彼らは、あるモノに魅了され、創造し、ヒラメキを与える。

彼らは、人々を魅了する。

彼らは、クレイジーである必要があるのだ。

どうして何の変哲もない人達が、

真っ白なキャンバスを見詰め、作品を理解できるだろうか?

まだ誰にも書かれていない演奏を耳にする事ができるだろうか?

空を眺めているだけで研究に没頭する事ができるだろうか?

ヒーローは、彼らだ。

彼らをクレイジーと見下す人達もいる。

だが、私達は、天才だと思う。

自分が世界を変えられると、本気で信じる人達こそが、

本当に世界を変えているのだから。』


西予市・ししの里せいよ














午後、山本ひろし参院議員・中県議・二宮西予市議とともに、
西予市獣肉処理加工施設「ししの里せいよ」を視察しました。

同市では、

イノシシなどの野生鳥獣による農作物被害、
いわゆる“鳥獣被害”が年々増え続けており、

昨年度の被害額は、
果樹や米・野菜などを中心に3000万円を超え、

農家にとっては極めて深刻な状況が続いています。

これには
防護柵などの侵入防止策だけでは到底追いつかず、

捕獲の強化が何より重要と判断した結果、西予市では、

狩猟者の意欲向上と獣肉の有効活用を目途に
同施設を本年3月に竣工、4月から稼働を開始しました。

ししの里・西予では、

これまで半年間でイノシシ35頭を処理、
今年度中に120頭の処理をめざすとし、

その処理肉は、焼肉・バーベキューはもとより
ウィンナーやコロッケなどの原材料として販売。

加工食品業者等による幅広い商品化により、
今後、学校給食をはじめとした地元での普及、

さらには西予市の特産化をめざして取組みたい、
との力強いお話を伺いました。

有害鳥獣による被害は、本県全体では約4億円にも上り、
担い手対策・耕作放棄地対策と併せて、全県の共通課題。

同施設の今後の成果に注目しながら、

また、国や四国4県と連携しながら、
総合的な対策強化に努めてまいりたいと思います。


2011-10-04

第1回瀬戸内海フォーラム

早朝、松山観光港を発ち、広島市へ。

午後から開催の公明党離島振興対策本部主催
「第1回瀬戸内海フォーラム」に出席してまいりました。

山本参院議員(座長)、谷合参院議員(事務局長)、
赤松衆院議員(顧問)の3名の国会議員と、

瀬戸内海を囲む兵庫・岡山・広島・山口・
香川・愛媛の5県それぞれの代表が集まり、

来年度で期限を迎える離島振興法の改正について
現場の要望や課題を確認するとともに、

将来に向けて瀬戸内海のプレゼンスをどう高め、
ブランド化していくかについて検討を行いました。

第1回ということでまさに手探り状態でしたが、
各県から非常に熱心な意見が飛び交い、

愛媛代表の私も負けずに熱く語らせて頂きました。

今後、各県持ち回りで議論を積み上げ、

公明党らしいチーム力を生かした政策提言を
行ってまいりたいと思います。

��フォーラムの詳細内容はこちらからご覧ください)


2011-10-03

9月度常任委員会

本日は、先日の県民環境部に引き続き
保健福祉部を所管しての審議が行われました。

��月議会提出議案の内、私からは

居宅介護職員等たん吸引等研修事業、
子育て支援緊急対策事業の概要等について質した他、

所管事項として、

がん検診、ひきこもり支援の現状と課題等に関し、
質問と要望の申し入れを行いました。

いずれも当事者の思いを背景としたもので、切実な問題です。

ゆえに審議の時間がもっと欲しい。痛切に、そう思います。

議会改革はその前提であり、必要条件。

今の自分にできる準備を着実に、
精いっぱい努めてまいりたいと思います。


2011-10-01

10月は、PTAイベントから

今日から、10月。

世間では衣替えの季節、ですが、県庁及び県議会では、
節電のため10月末までクールビズが延長となります。

例年だとクールビズは6月からですが、
今年は1カ月前倒しし5月からスタートしたため、

これで5か月間、
実に半年近くネクタイを締めていないことになります。

こうなりますと、
思わずノーネクタイ状態を当たり前に感じてしまいます。

当たり前というものの疑わしさと、
ルールが持つ力というものへの畏敬が入り混じる、

そんな月始めとなった本日は、

松山市小中学校PTA連合会主催の一泊二日イベント
「松山おやじ大集合!」に参加させて頂きました。

一体何をするのだろう?

初参加で興味津津の私としては、きっちりと集合時間に、
会場である松山市野外活動センターに、到着。

しかし。

大勢の人々が思い思いに広大な芝生のグランドで賑わう中、
案内看板もない、誘導係もいない。

すわっ、場所を間違えたか、と不安が一気に込み上げる中、
あのぅ・・・と小声でたずねると、あー、ココですよ、と。

続けて、かっちりしない、ゆるいところが
このイベントの良さなんです、とのご説明。

これで何だかすべて把握できた感じになるから不思議です。

��0名を超えるおやじたちが揃ったところで、
いきなり乾杯からスタート。

まだ、午後1時、しかも汗ばむほどの快晴です。
ちなみに、昼間は回るの早いです、にもかかわらず。

それから車座になり、自己紹介から一気に懇親会へ。

そして、午後3時からは、夕食作りが始まりました。

主催者のお1人が料理研究家とあって、
メニューは、おやじ離れしています。

パエリア、たこのトマトソーススパ、ミートソーススパ、

カルボナーラスパ、きのこのスープスパ、大人PIZZA、

カナッペアラカルト、さんまの塩焼。

おやじたちがそれぞれ班分けして取りかかるのですが、

本当に、できるのか?

と思いながらも、レシピに忠実に男の作業を進めます。

そして、午後5時。
できたどー!の、瞬間。

その前に、おやじたちの方がすっかり
できあがっていたことは言うまでもありません。

それぞれの作品を1つ1つ味わいながら、
これが実に美味い!のでした。

美味いと笑顔は同義語だなぁ、
笑顔の会話は弾むなぁ、

と感じ入りながら、
同じ釜の飯・・というのは深い、と感動全開です。

それから後片付けを終え、場所をバンガローに移し、
延々と夜が更けていくのですが、

ここから先は紙幅も尽き、にしておきたいと思います。

イベントを通して、人脈も広がり、交流も深まり、
有意義で限りなく勉強になった1日となりました。

お世話を頂きましたスタッフの皆様、
懇親を頂きました参加者の皆様、大変に有難うござました。

今後とも末永く宜しくお願いいたします。


2011-09-30

活発な、集中審議

本日は、常任委員会。

私たちの委員会ではこの日、県民環境部を所管し、
提出議案等について審議を行いました。

本会議を全体会議とすると、
委員会は分科会といえるでしょう。

ゆえに、分野とテーマを限定した分だけ、
より掘り下げた議論が可能となるのです。

また、パス回しというと若干語弊がありますが、

��議員⇒a理事者⇒A議員⇒a理事者
という2WAYだけでなく、

��議員⇒a理事者⇒B議員⇒a理事者
のような三角パスみたいな議論などもできます。

��ちょっとわかりにくかったらスミマセン。)

本日の県民環境部は、

県民生活の安全、危機管理、伊方原発などを所管する
部局だけに、防災対策に関する集中審議となりました。

三角パスが、ときに四角パス、五角パスとなり、
終わってみれば4時間を超える、活発な議論。

私からは、この間の独自のアンケート調査活動を含め、
皆様からのご要望やその根底にある思いを代弁すべく、

理事者を質し、種々の提案を要望させて頂きました。

言いっぱなしで終わらないよう、終わらせないよう、

「災害に強い、支えあう愛媛」の実現に向けて、
引き続き注力してまいりたいと思います。


2011-09-29

粛々と、黙々と

本日は、
明日からの常任委員会に向けた準備が
メインの1日となりました。

��月補正予算案をはじめ、
提出議案について1つ1つ精査したり、

部局担当者に対してヒアリングを行ったり、
現場や当事者を訪ねお話を伺ったり、また、

本会議や委員会の過去の議事録を読み返したり、
関連のニュースクリップなど情報を分析したり。

と、これらの活動を“政務調査”といいますが、
これは議員の日常における基本活動になります。

それは、粛々であり、黙々であり。

アスリートになぞらえると、

こうした基礎体力をつけておかないと、
本番ではまったく試合になりません。

私が所属するのは環境保健福祉委員会ですが、
明日は、県民環境部の所管となります。

原発の安全性など防災対策を中心に、しっかりと
議論に踏み込んでまいりたいと思います。


2011-09-28

久万高原町にて

本日は、本会議一般質問4日目。

三宅議員(自民)・笹岡議員(公明)・泉議員(自民)
の3名が登壇されました。

本会議終了後は、松山市内で県民相談のあと、
夕方から久万高原町へ移動し、党務・県民相談など。

集われた支持者の皆様に様々なお話を伺いながら、
日頃からの一方ならぬお支えに感謝を述べながら、

温かく有意義なひと時を過ごさせて頂きました。
久万の皆様、いつもありがとうございます。

さて、話は変わりますが。

久万高原町出身といえば、まず、
仮面ライダーの藤岡弘、さんが思い浮かぶところですが、

ぜひ、藤岡さんをしのぐ“変身!”を成し遂げてほしいのが、
埼玉西武ライオンズの熊代聖人(くましろまさと)選手です。

背番号は、58。

昨年のドラフト6巡目で外野手として入団し、
ルーキーながら既に一軍に定着、はさすがです。

実は熊代選手は今治西高出身で、私の後輩に当たります。
というか、私が、多くの彼のファンの一人、に当たります。

その彼について、野球部OBである私の友人たちから、
社会人時代からの苦労をずっと聞いておりましたので、

今季ここまでの活躍に喜びはひとしお、
心はいつも「大泉しろくま会」です。

熊代選手が活躍してどんどん有名になって、
久万高原町と愛媛県にさらに光が当たって、

その光がさらなる多くの才能を照らし育て、
全国へ世界へ、多様な人材が、続々と羽ばたいていく。

そんな愛媛の素敵な将来を夢見ながら、
彼の今後ますますの活躍に期待を寄せたいと思います。

小欄をご覧の皆様、ぜひ、熊代選手にご声援を!
ファンの一人として、宜しくお願いいたします!


2011-09-27

ピンチは、チャンス

本日は、本会議一般質問3日目。

登壇者は、阿部議員(環境市民)・梶谷議員(自民)・
兵頭議員(維新の会)の3名。

本会議終了後は、会派打合せ、県民相談など
訪問対話に回らせて頂きましたが、その中で、

残念ながら承ったご要望にお応えできない旨を
ご説明する場面がありました。

できない理由は何か。

できる理由は見出せないか。

できない場合のセカンドベスト、サードベストは何か。

・・・。

営業をされている方にとっては、
こうした経験は一度や二度でないと思いますし、

私もかつて民間企業の営業マンでしたので、
その心理的なキツさは多少経験してまいりました。

が、その際の対応如何で、

ピンチはチャンスに変えられる、ということも
同時に学ばせて頂いたな、と思う時、

人生にムダはない、ということに
あらためて気づかされる思いがします。

ピンチを、そのままジ・エンドとするか、
それとも、チャンスに変えられるか。

それは終わりのない自分との戦い、と捉え、

よい時も、よくない時も、
誠実一路を愚直に貫いてまいりたいと思います。


2011-09-26

これからが、本番

本日は、本会議一般質問2日目。

石川議員(社民)・中議員(公明)・西田議員(自民)
の3名が登壇されました。

それぞれ、選挙区も会派も異なるがゆえに、
取上げるテーマも切り込む角度もそれぞれ、です。

自分が持ち合わせてない視点からの質問には、
先日も述べましたが、啓発と発見の連続です。

ある時はショックを受け、
ある時はたまらなく感動、します。

本日も、然り。

県政のチェック機能を果たす県議会として、

多様な視点の必要性について、
あらためて痛感させられる思いがしました。

さて、その本日、
当会派からは中議員が記念すべき初登壇。

地元同僚議員も応援に駆けつけ、
見事に、立派に、デビューを飾られました。

入念にも念を入れた準備過程を知るものとして、
敬意を表したいと思います。

中さん、お疲れさまでした。

と同時に、

これからが本番、ともに県民の皆様に成果を!と、
心からエールを送らせて頂きたいと思います。


2011-09-25

動けば匂い、走れば風

シルバーウィークを締めくくる本日は、
県民相談、座談会、ご挨拶回りなど等。

山口百恵さんの“いい日旅立ち”のような感動と、
オバケのQ太郎のようなズッコケが入り混じる、

心と体に慌ただしい1日となりました。

その中で、ふと。

空気の存在というのは、
じっとしているとなかなか気づきませんが、

こちらが動けば匂いとなり、走れば風となり、
その確かな存在に、気づかされます。

同じように政治が解決すべき諸課題も、
日常生活の中でまさにそのように存在するのだ!

ということを、
��日を振り返りながら今、思い返しています。

本日お預かりした様々なご要望とご意見は、
しっかりと肌で、受け止めさせて頂きました。

国とも自治体とも連携しながら、

その実現に向けてせいいっぱい、
動き、走ってまいりたいと思います。


2011-09-24

オアシスな道場

連続の3連休が続く、シルバーウィーク。

当方は座談会週間、です。

一昨日の砥部町に続いて、本日は、
松山市内2か所にお邪魔をしました。

毎月の座談会は私にとって、どんな場合でも

自分をリセットしてくれる大切な機会であり、
自身の原点を確認させて頂く有難い場所です。

あたたかく懐かしい笑顔に囲まれながら、
本日もじっくりと懇談させて頂きました。

オアシスのように和やかでホッとする、
ほんとうに有難いひと時、です。

と同時に、

自身の課題と未熟に気づかされる
道場のような修業の場、でもあります。

その意味で座談会週間は、私にとって、
人間性を鍛える出げいこ、といえそうです。

人間は人間によって磨かれる、
とは先哲の言ですが、

粗もボロも多い自身としては、
投げられても投げられても立ち向かうように、

いい意味での融通無碍をめざし、

皆様とのふれあいの中で、
人間性を磨いてまいりたいと思います。


2011-09-23

まさに、光陰矢のごとし














秋晴れの本日は、地元小学校の運動会。

ご縁があって会長を務めております
わが“おやじの会”では、この日、

かき氷・飲料などのバザーブースを担当。
早朝より、準備にあたらせて頂きました。

まぶしいくらい真白なテントが立ち並び、
かわいらしく飾りつけられた運動場では、

わが子、わが孫の雄姿を
少しでもいい場所で見ようと、

本番に先立ち、

ご父兄によるプログラム、陣取り合戦(?)
とでもいうような光景が、

微笑ましくも始まっていました。

��連休の初日とあって、

たくさんのお父さんたちが参観され、
その多くは、ビデオやカメラなどの撮影班。

最近は一眼レフが増えたなぁ、
というのがこの日の印象でした。

ともあれ、

午後3時頃まで続いた元気なプログラムは、
アクシデントもなく無事終了。

おかげさまで、かき氷もよく売れました。

わが家でも、上の子は変声期に突入しつつあり、
今、100mを走るとたぶん勝てないだろうな、

と、少し戸惑いを感じながらも、
それはそれで気持ちよく抜かれたいと思います。

まさに、光陰矢のごとし。

成長した子どもたちの姿に、
月日の早さを実感する1日となりました。

ご父兄の皆様、早朝より大変にお疲れさまでした。

そして、おやじの会の皆様、
終日にわたりお世話になり誠に有難うございました。


2011-09-22

初心忘るべからず

本会議では、
今日から一般質問となりました。

��期生の二人が初登壇ということで、
どんな主張を展開されるのか期待しつつ、

また、自身の4年前を思い出しながら、
じっくりと傾聴させて頂きました。

が、二人とも実に堂々とした主張ぶりで、
気おくれとか物おじとかしないのだろうか、

と半分驚き、半分うらやましく。

私の初登壇時は、
当時のブログに証拠(?)が残っていますが、

前日からドキドキ、当日は終始オロオロ、と
見事に落ち着かなかったことを覚えています。

これは、ジェネレーションギャップなのか、
それとも、私が緊張しぃなだけなのか、は

あまり深く考えないようにしたいと思います。

さて、肝心なのはその内容です。

論評は明日の地元紙にお任せしますが、

私の中で留意し自覚すべきこととして
大事な点をいくつか刻ませて頂くとともに、

これまで貫いてきた初心に対する確信を
あらためて強くさせて頂く内容でありました。

議員として頂いた使命を果たすために、
あるいは、ビジョンを実現するために、

味方をつくること。
そのために、勉強をすること。

これは議員として駆け出しの頃、
当時の公明党・太田代表から教わった、

私にとってとても大切な指針であり、初心です。

感謝の気持ちがないと、味方はつくれません。

謙虚さがないと、他人から学ぶことはできません。

感謝と謙虚さがその人の誠実であり、
それに気づけないとしたら、それは、

キャリアが長くても短くても、
議員としての資格をすでに失っている、

といえるのかもしれません。

厳しく自己を戒めながら、
精進してまいりたいと思います。


2011-09-21

予断許さぬ、台風の猛威

先般の12号に引き続き、
台風15号が猛威をふるっています。

昨日、本県では災害警戒本部が、
公明党では災害対策本部がそれぞれ立ち上げられ、

私も神経を研ぎ澄まし各方面と連携しながら、
今も祈るように、その推移を見続けています。

残念ながら本県では、

西予市で1名の方がお亡くなりになり、
浸水被害や孤立集落が発生するなど、

甚大な被害が報告されつつあります。

犠牲となられた方々のご冥福を
心よりお祈りいたしますとともに、

被災者の皆様に
衷心よりお見舞いを申し上げます。

夕刻のTVでは、

首都圏直撃、最大級の警戒を!とのテロップが
流れ、深刻な現場の模様が報じられていますが、

暴風雨が向かう周辺の皆様のご無事と、
��5号の進路変更・早期通過を祈るばかりです。

まったく予断を許さない1日となった本日は、

本会議を終えた午後、

数人の方から被害状況のご報告と相談があり、
その対応に全力で動かせて頂きました。

おかげさまで当局の皆様には迅速な対処を頂き、
心から感謝を申し上げたいと思います。

とともに、

台風をはじめとした当面する自然災害に対し、
一切の油断を排して備えの手を緩めないこと、

そして、

補正予算額の規模においても、時宜においても、
今議会最大のテーマである“防災対策”について、

自分らしく公明党らしく、積極的に、
提言を行ってまいりたいと決意しています。

閉会日まで、あと20日。

できる限り皆様に見える形でしっかりと、
議論を積み上げてまいりたいと思います。


2011-09-20

次のなすべきに向けて














小欄にてご案内の通り、


本日午後、自身通算11回目となる本会議質問、
��回目の会派代表質問に、立たせて頂きました。


おそらく、
他の議員の皆さんもそうだと思うのですが、


座席から壇上に向かい、開口一番までの間、
さまざまな風景が頭をよぎります。


“○○さん、全力でいきますけん!”
という気合いを、胸に。


固有名詞である○○さんたちの表情や
印象的な対話シーンを、心に。




この、
第一声までに織り交ぜに浮かぶ心象風景は、


初登壇から今回までいつも同じ、です。
変わりません。




その点に関して、


イチロー選手は、バッターボックスに入るまで
一連の動作を決して変えない、と言われますが、


その気持ちが少しだけわかるような気がします。
もちろんまったく次元が異なります、が。




おかげさまで、精一杯、
自身と会派の主張を展開することができ、


その模様は、夕方のローカルニュースでも
かなり大きく取上げられることとなりました。


思わず、先ほどの、たくさんの○○さんや、
激励を頂いた多くの皆様を想い浮かべながら、


感謝の気持ちとともに、次のなすべきに向けて
決意を新たにさせて頂きました。


地に足をつけて、着実にがんばってまいります。



��S
��acebookでお励まし頂いた皆様、
数々のエールを誠に有難うございました!


2011-09-19

代表質問を、明日に控えて














いよいよ明日は、代表質問。

この間、小欄で綴った通り、全力で、
皆様の思いを代弁させて頂こうと思います。



さて。

これまであまり事前告知みたいなカタチは、
気おくれが先に立ち控えていましたが、

ガンガン行かんでどうすんぞ~、

というお叱りやお励ましを多数頂いたことや、

それから、もう一つは、

ソーシャルメディアの可能性に対する
自身の仮説を検証できれば、との思いから、

今回、告知させて頂いた次第です。



さて、ソーシャルメディアといえば、

個人的には真っ先に、
佐賀県武雄市が浮かぶのですが。

同市では、市役所のホームページを
先月から、facebookに完全移行。

これはもちろん全国初、です。

また、

職員390人がツイッターを活用(!)するなど、
実にユニークな情報発信を進めておられます。

その原動力は、樋渡啓祐市長その人
なのですが、詳細は他に譲るとして。



小欄ではそのスタート以来、

行政各般の取り組みについて、

何かと「見える化」の必要性を訴えることが
多いな、と自分でも思うわけですが、それは、

県民の皆様に成果をもたらせる県政、

つまり、

��IN×WINの関係となるための必要条件、
と、確信しているからに他なりません。

それを可能とする(かもしれない)
新たな手段という意味で、

私は、ソーシャルメディアが持つ可能性について
ますます注視してまいりたい、と思っています。



さて、私の代表質問ですが、
9/20(火)13:00~13:35の予定となっています。

愛媛ケーブルテレビ、もしくは、
インターネット議会中継(こちら)からご覧頂けます。

ぜひ多くの皆様にご覧頂きますとともに、
ご意見等お気軽にお寄せ頂ければと思います。

顔を真っ赤にしながら、ですが
何卒宜しくお願いいたします。

��写真は、本年6月定例会の一般質問。)


2011-09-18

おさかなラララ














本日は、現在、愛媛県が実施している
魚食キャンペーンについての、ご案内。

県では、

毎月第3水曜日を“水産の日”と設定し、
官民あげて地元水産物の消費拡大に
取り組んでいます。



タイトルの「おさかなラララ」は、
その、キャンペーンソング。

歌っているのは、愛媛のご当地アイドル
「ひめキュンフルーツ缶」のメンバーで、

グループ内ユニットの「こんまいクラブ」です。



そういえば最近、町を歩いてても、CMでも、
「ひめキュン」露出が上がってきてるなぁ、

と、ふと実感することが多いのですが、

地元アイドルを起用することで、
魚離れが進む若者や子どもたちに、

地元水産物への親しみを持ってもらい、
魚食普及につなげようというのが、その狙い。



ということで、狙い通り、

魚食普及が進みますよう、
地元水産物の消費が拡大しますよう、

まずはわが家の食卓から、小さな一歩、
進めたいと思います。


2011-09-17

足あと














��連休の初日は、あいにくの雨模様。
皆様のご予定に影響はないでしょうか?

さて、本日は、県民相談等で約200㎞、
東予・中予を回らせて頂きました。

世の中が3連休であっても、
日常と変わらないのが議員活動です。

内容は差し控えなければなりませんが、

日々大変な思いをされながら
何とか踏ん張っている、

私たちがご相談で県下各地をお伺いするのは
そんな方々が殆どといっていいほど多い、です。

本当に頭が下がります。

そうした方々の気持ちを決して忘れることなく、

1つでも2つでも、少しでも、

希望がお届けできる自身となれますよう
全力で精進してまいりたいと思います。


2011-09-16

代表質問、初日














今日は、県議会代表質問の初日。

自由民主党から明比昭治議員、
民主党・かがやきから玉井敏久議員、

と、奇しくも西条市選挙区選出同士のお二人が、
それぞれの会派を代表して、登壇されました。

さすがに代表質問だけあって、
大所高所から大変聞き応えのある内容でした。

未熟な自分にとって、本当に勉強になります。



例えば、

議場のひな壇に並ぶ知事、県庁幹部職員など
行政の執行機関を“理事者”というのですが、

その理事者サイドからどんな答弁を引き出すか、

は、議員にとってはとても重要な“成果”です。



それには、
議員個々人の力量ということもありますし、

二元代表間や会派間の力学というメカニズム等、
さまざまな要因が絡んでくるのですが、

私が、より大事な視点だなぁと思うのは、

その“成果”は誰に対しもたらされるのか、

ということです。



ひと口に国民とか県民といっても、やはり、
そのお1人お1人は、要望も利害も異なります。

それら多様なご意見を代表するのが議員であり、
集約するのが議会でいえば会派、なのですが、

��何だか講釈っぽくなってきたので話を戻しますと)

私は、
なかなか政治の光があたりにくい庶民の方々、

なかんずく、
様々なハンデを背負われた方々に対して、

笑顔をもたらせる成果を1つでも多く実現したい、
と思っています。

そう決意し、与えられる登壇の度ごとに
精一杯準備をして質問に臨むのですが、

まだまだ自分は力不足、ということを
痛切に実感させられるとともに、

気づけなかったヒントをつかむ絶好のチャンス、
というのが、まさに

他の、あるいは他会派の議員諸氏の質問、
なのです。

本当に、勉強になります。



と、自分ごとばかりでなく。

誰が誰に対し、
どんな成果をもたらせているのか否か、

について、詳らかに評価頂くためにも、

議会の論戦をできるだけ多くの県民の皆様に
ごらん頂ける機会としくみが構築できるよう、

「議会活動の見える化」に向けて
がんばってまいりたい、と思います。


2011-09-15

がんばれ、バリィさん!














写真は、
今治市の、いわゆる、ゆるキャラ“バリィさん”。

句読点を打たないと思わず舌を噛みそうですが、
皆様ご存知でしょうか?



“ゆるキャラ、って何?”

“バリィさん、って誰?”

という方もいらっしゃるかもしれませんので、
簡単にご説明しますと、



まず、ゆるキャラとは、

“「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、
イベント、各種キャンペーン、村おこし、名産品の
紹介などのような地域全般の情報PR、企業・団体の
コーポレートアイデンティティなどに使用するマス
コットキャラクターのこと。” *出典:ウィキペディア



次に、バリィさんですが、

“焼き鳥のまち今治生まれ今治育ちのトリ。頭に来島
海峡大橋をイメージ したクラウンをかぶりタオル生地
のハラマキをし、手には特注の船の形の財布を持って
いる。 趣味は食べ歩きと、ハラマキコレクション。”
��出典:バリィさんホームページ

ということだそうです。



この“バリィさん”が、現在ネット等で行われている
「ゆるキャラグランプリ2011」にエントリーしていて、

“もしかしたら優勝を狙えるかも?”という健闘ぶり、
なのです。



優勝したら、

その話題は、地元はもちろん、様々なソーシャルメディア、
もしかするとマスメディアも含め、取り上げられるでしょう。

それによって、

今治市を知らなかった方には第一印象が、
旧知の方にも新たなブランドイメージが、

非常にゆるいながらも、形成されるでしょう。

そしてそれは、
愛媛県にとってはとってもよいこと、と思います。

今日は、ゆるキャラという、ゆるいテーマですので、
情報発信とか地域活性化とか、硬いことは申しません。

優勝めざして、がんばれ、バリィさん!
と、心からエールを送らせて頂きたいと思います。

��S
「ゆるキャラグランプリ2011」の詳細はこちらです。


2011-09-14

防災の「見える化」














国による防災対応のピッチが上がってきています。


国交省四国整備局による取り組みについて、
本日午後、視察してきました。


現場は、伊予郡砥部町と松山市北条の2か所。

笹岡議員、中議員と合流の後、
松山河川国道事務所の毛利課長にご同行頂き、

砥部町では、
国道33号に路面標示された「対空標示」を、

北条では、
国道196号沿いに貼られた「海抜知~る」を、

それぞれ確認させて頂きました。



毛利課長のレクチャによりますと、

「対空標示」は、
その地点が国道の起点から何キロメートルに位置するかを、
文字通り、空から見えるように、道路に標示するものです。

ちなみに国道33号は、高知県庁前交差点を起点とし、
松山市役所前交差点を終点とする幹線道路なのですが、

途中に四国山脈をはさみ、
県境を縫うように横断する路線であるため、

地震や豪雪、豪雨による土砂崩れなどの災害により
道路の寸断が常に懸念される道路、でもあるのです。

万一、そうなった場合、
被災者の救援は“空”からということになりますが、

「対空標示」は、その時の目印となるもので、
いわば、被災個所の“見える化”といえます。

都会の皆様には分かりにくいかもしれませんが、

国道33号を始めとする山間部を抜ける四国の道路は、
目標物が極めて少ない、のです。

この「対空標示」は、一刻も早い被災個所の特定と
迅速な被災者救援を可能にする取り組みといえ、

今後さらなる整備の広がりに期待したいと思います。



もう一方の「海抜知~る」は、

国交省が直轄する国道と四国4県管理道の内、
海抜15m以下の道路区間を基本に設置するもので、

これまた文字通り、
その地点が海抜何メートルかを知らせる標示物です。

南海、東南海、3連動地震等による津波被害に備え、

“よく通るこのあたりは海抜5メートルなんだぁ・・”
と、何気ない普段から防災意識を高めることと、

いざ避難する際、

“ここは10メートルだけど、もう少し高台へ避難しよう!”
というふうに、
避難行動に役立てて頂くことなどを目的としています。



「海抜知~る」は、いわば、津波の“見える化”といえ、

自助意識の向上と迅速な避難につながることを
大いに期待するとともに、

今後とも、災害に対する備えが着実に進んでいくよう
微力ながら尽力してまいりたいと思います。


2011-09-13

9月定例会、開会














今日から29日間の会期で、
��月定例県議会が幕を開けました。

ご承知の通り、地方議会は国会と異なり、
二元代表制というスタイルをとっています。

つまり、

行政の代表者である知事から提案される
予算案や条例案など様々な議案に対して、

県民の代表者である議会が、
定例会や各種委員会等を通じて議論を行い、

定例会最終日に表決を行い、審判される、
というスタイルです。



開会日の今日、

中村時広知事から提出されたのは、
��月補正予算案を含む15議案。



予算額は、

一般会計 223億5,560万円、
企業会計 1,027万円、
合計 223億6,587万円で、

国の緊急経済対策を考慮しなければ、
過去10年で最大規模となります。

⇒議案の詳細は、こちらをご参照ください。



ここで素朴に考えると、例えば、

“その223億円はどうやって捻出したの?”

“その内、借金はいくらで返済の見通しはどうなの?”

という疑問が浮かぶ方もいらっしゃるのではないか、
と思うのですが、私は、

そうした皆様の気持ちや思いを代弁することが
議員活動の肝心、といっていいと思います。

先程の例の場合、疑問の本質は、
県財政の健全性に対する懸念に置き換えられますが、

まさに昨日のブログでご報告の通り、
代表質問の中でしっかりと質してまいりたいと思います。



さて。

話を戻しますと、今回の予算編成の主眼は、

県単独緊急防災対策(70億4,645万円)をはじめ、
県民生活の安全確保にあるといえそうです。

山間部が全県土の約70%を占め、
有人離島数が32と全国で3番目に多い本県は、

・・・となれば言うまでもなく、
自然災害に対して大きな地理的ハンデを有しています。

��0年以内に60%以上の確率で発生するといわれる南海大地震、
あるいは東南海3連動地震に対する備えや、

伊方原発の安全性の見直しなど、
防災力の向上は急務かつ喫緊の課題といえ、

その点では、70億円もの緊急防災対策に
大変心強いものを感じます。

が、一方で、

産業振興などの経済雇用対策や
疲弊する地域医療福祉の充実など、

喫緊の課題は他にも山積しており、

“虫の目”だけでなく“鳥の目”が
求められることは言うまでもありません。

限られた財源の中で、
これらをどう集約していくのか、

��9日間、1つ1つ、
しっかりと調査し論戦に臨んでまいりたいと思います。


2011-09-12

質問原稿、完成














悪戦苦闘はいつものことですが、
何とか、質問原稿がまとまりました。

約10,000字。

ちょっぴり肩の荷が下りる瞬間です。


さて、今回の質問テーマですが、
大きく5つとしました。


1)第6次県長期計画について

2)財政健全化について

3)防災対策について

4)単身急増社会について

5)がん対策について


こうして羅列すると、
何だかカタくて、身もフタもなさそうですが、

いずれも、皆様からお預かりしたお声をもとに、

だからこうすべきではないか、こうすればどうか、

という具体的な解決策、実現策の提言に徹しました。

��月議会からこの間、

県下を歩いて、見て聞いて、そして、
感じた分をまるごと、10,000字に詰め込んで。

私の登壇日時は、
��/20(火)13:00~13:35に決定しました。

当日は、こちらからも視聴できますので
宜しければぜひご覧頂ければと思います。

ご期待にお応えできますよう、全力を尽くします。

��S
写真は、ベランダから見上げた夜空。
深夜なのにまるで昼のよう、でした。


2011-09-11

9・11に、祈りと決意を込めて














あの9・11アメリカ同時多発テロ事件から、10年。

そして、未曾有の3・11東日本大震災から、半年。

その節目となる本日の読売・朝日1面トップが、
「鉢呂経産相辞任」記事、とは非常に残念です。

地方とはいえ政治に携わる1人として、
忸怩たる思い、でいっぱいです。

友人をはじめ多くのブログやツイッター、FBに
あふれる書き込みを、自分ごととして受け止め、

なすべきことをしっかり考え、
実行してまいりたいと思います。

さて、
本日のトピックスは、地元地区の防災研修会。

松山市中央消防署の隊員を講師にお迎えし、
約2時間、

参加された100人近い住民の皆様と共に
みっちりと勉強させて頂きました。

内容は、

大震災直後、愛媛県緊急消防援助隊として
派遣先の釜石市で行った凄絶な活動報告、

松山市防災マップのレクチャと質疑、
��ED(自動体外式除細動器)の扱い方講習、

小学生向けに「稲むらの火」の紙芝居の実演、
と、実に盛り沢山で有意義なプログラムでした。

講師を務められた松山市消防署員を始め、

日頃、自治会活動に携わる多数の関係各位に、
あらためて感謝を申し上げたいと思います。

��人1人の防災意識は、目には見えません。

人と人とのつながりも、同じく見えません。

防災・減災に対して備えるためには、

自助・共助を高め強くしていくには、

実にこの、見えない部分、こそ重要です。

こうした日常的な取り組みを
地道に積み上げていく、

少しづつではあっても
着実につながりを広げていく、

そのことの重要性を、今週から始まる9月議会で、
思い切り主張してまいりたいと思います。

節目となる9・11に、祈りと決意を込めて。


2011-09-10

防災アンケート、まとまりました













猛暑の7月、1ヶ月間にわたり実施させて頂いた
アンケート調査の結果が、この度まとまりました。

東日本大震災の教訓を、今と未来に繋げるために。

「災害に強い、支えあう愛媛の実現」を、合言葉に。

公明党愛媛県本部39名の議員が、1軒1軒、
わが町わが地域の自主防災組織責任者をお訪ねし、

皆様が抱えられる諸課題とご要望について
じっくりと、お聞き取りさせて頂いたのですが、

集計分析を進めていく中で、余りにもくっきりと、
また多岐にわたる課題が浮き彫りとなりました。

皆さまから頂いた貴重なお声と思いを、
防災・減災対策の拡充強化に反映できますよう、

当面する9月議会で、県議会・各市町議会ともに、
しっかりと代弁しお訴えしてまいります。

末尾ながら、ご協力を頂きました県下多数の皆様に、
心より感謝を申し上げます。


2011-09-09

手探りの、facebookデビュー














秋晴れの本日は、

午前は市内をご挨拶回り、午後はデスク、
夜は異業種交流会に出席させて頂きました。

交流会では、初参加にもかかわらず、
アツくてフレンドリーでアットホームな、
素敵なひと時を過ごさせて頂きました。

歓迎を頂いた伊東会長はじめ皆様、
それからご紹介を頂いた角谷さん、
有難うございました。

また、次回も
楽しみに参加させて頂ければと思います。

さて、そんな本日のエポックは、

遅ればせながら、というか、ついに、
��acebookデビューしたこと、です。

昨日、
久しぶりのブログ更新で自身に内部触発が起き、

決意即実行、手始めにFBから、ということで、
教科書片手に恐る恐る、チャレンジ!

悪戦苦闘しながらも進めていくと、

ものすごいスピードでレスポンスが届いて、
これどうしたらいいの?の連続。

例えると。

あたかも初めて上京して、
初めて歩行者天国を歩いていると、雑踏の中から、

“おーい、ほまれ!”

“あれっ、ほまちゃん!”

“おー、木村!”

と、予期せぬいろんな方々から呼び止められるような、

それでもって、
唐突の再会に、懐かしさやらうれしさが混ざり合って、

そんな気持ちの高まりを体感する出来事でした。

まだまだ使いこなすのには時間がかかりそうですが、

「議員活動の見える化」と
「見える化による政治機能のイノベーション」に

つなげられるようがんばっていきたいと思います。

��Bユーザー皆さま、
たくさんの「友達リクエスト」をお待ちしています。



2011-09-08

再開に次ぐ、再開

4/30の「議員活動再開」、
のタイトルで綴って以来、

約4カ月、本当に久しぶりの
ブログ更新とあいなりました。

長らくのご心配をおかけし、
お詫びいたしますとともに、

変わらず小欄にアクセス頂いた皆様に
心から感謝を申し上げたいと思います。



��ヶ月間をざっと振り返りますと、

県下13の市町を訪れ、
約2,200人の方々と対話を重ね、
��65件の県民相談を頂きました。













そうした皆様のお声とともに、
県内11ヵ所、県外5か所の視察成果を踏まえ、













��月議会では通算10回目となる本会議質問や
常任・特別委員会などで代弁させて頂きました。













その上で、凡才非力ながら、幹事長としての党務の数々。
立ち止まる暇もなく、ひたすら駆け抜けた4カ月でした。















今、9月議会を来週に控え、
��1回目となる代表質問の準備を進めつつ、

次なるアクションに向けて、
ほんの少しだけゆっくりと、

自由に思索を巡らせることの有難さを
ひしひしと噛みしめているところです。

��月の改選を経て、県議会では8名の1期生が誕生し、
かつ、その内6名が私よりも年が若い、ということで、

もう若さではアピールできないナ、
と、多少の戸惑いを覚えながらも、

それぞれの、意欲的で精力的な活動に
大いに触発と刺激を受ける毎日です。

やはり、
組織には活性化ということがなくてはならないし、

それを可能にするのは競争、つまり競い合い、と、
��期目にあたり、自ら戒め心を引き締めています。

そんな中、8/29民主党代表選が行われ、
9/2には野田新内閣が成立しました。

支持率60%台と一見滑り出し順調のようですが、
思えば、鳩山・菅内閣のときも初めはそうでした。

二度あることは・・と、ふと思わずにいられません。

ともかく。

この間の県民の皆様との対話の中で、
思いを一にして、声を大にして、新政権に訴えたいことは、

党内のノーサイド、ではなくて、国民生活に山積みの諸課題、
なかんずく、被災者支援・被災地復興に全力を注いで頂きたい、

その1点に尽きます。

淡い期待と共に、新内閣の仕事ぶりに注目したいと思います。

さて、話は戻りますが、

��期生の方々から受ける触発の1つは、
情報発信の積極性と巧みさ、です。

かねてから、

議員活動の「見える化」の必要性を訴え、
及ばずながら取り組んできた私にとって、

心強い大きな追い風を感じるとともに、
負けてられない、との競争意識が、

思わずムクムクと、心に芽生えてくるのです。

今、頭の中にある構想は、

ブログコンセプトの再構築、
ホームページのリニューアル、

ほまれ通信の定期発行、
フェイスブックの立ち上げ、などですが、

何より肝心なのは、
お届けするメッセージ、だと思います。

そこに価値と意味を見いだせる何かを、
皆様に感じて頂けるかどうか、

その点をきちんと見据え、自身を磨きながら、

今年中にきっちりカタチにできるよう
取り組んでまいりたい、と思います。

やや締まりのないブログ更新となりましたが、

まずは、当面する9月議会に
万全で備えてまいりますので、

小欄をご覧の皆様におかれましては

今後とも引き続きご指導を賜りますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。


2011-04-30

議員活動、再開

統一選も終わり、
今週から本来の議員活動、再開。

県民相談や、街頭遊説や、地域の視察など
いきなりトップギア、の毎日です。

県議選の総括を踏まえ、私自身、皆様にとって、
顔も政策ももっと見える、さらに身近な議員に、

と深く決意しながら連日、各地域へ皆様のもとへ、
運ばせて頂いております。本当に有難うございます。

さて、
いよいよ本日から、新たな任期が始まりました。

新構成による県議会の日程も、5/10初登庁、
5/11臨時会、6/20~7/8本会議、と決まり、
まもなくスタート、となります。

まだまだ未熟な私ですが、皆様のお声をもとに、
この間お訴えさせて頂いた政策の実現に向けて、

しっかりと構想を準備しながら、全力で、
2期目に臨んでまいる所存です。

皆様におかれましては引き続き、
ご指導を賜りますよう宜しくお願いいたします。

なお、明日は終日、南予を訪問予定です。
南予の皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。


2011-04-25

新出発

昨日、後半の統一地方選挙が行われました。


新居浜市議選では、公明党公認の4名が無事当選し、

前半の県議選3名とあわせ、公明党県本部として、

全員当選を果たすことができました。


公職選挙法の規定により

御礼をお伝えすることはできませんが、

皆様から頂きましたご期待にお応えできますよう、

自身の初心と原点を夢寐にも忘れることなく、

感謝の気持ちを胸に全力で働き抜いてまいります。


小欄をご覧の皆様におかれましては

今後ともご指導ご教授を賜りますよう

何卒宜しくお願いいたします。


2011-03-31

いよいよ明日から、県議選

小欄をご覧の皆さまに、
まず、本日の東日本大震災支援状況についてご報告いたします。


【愛媛県】

■愛媛県被災地支援本部3/31支援状況について

■被災者向け支援情報について

■被災地への支援状況について

■県民の皆様へのお知らせ・お願いについて


【公明党】

■これまでの取組みについて

■皆様から寄せられたご要望事項と対応について


さて、

明日4/1は、愛媛県議会議員選挙の告示日となります。

この4年間お支え頂きましたすべての皆様に、

尽くせぬ感謝の気持ちで一杯です。

本当に、有難うございました。

皆様に対する限りない感謝の気持ちを、

��期目に対する烈々たる決意に変えて、

皆様のご期待とご恩に報いることができますよう、

��日間の選挙戦を、全力で、戦ってまいります。

皆様の絶大なるご支援を、心よりお願い申し上げます。


追伸
公職選挙法により、選挙期間中はブログの更新ができません。
あらかじめご了承の程宜しくお願いいたします。


2011-03-30

ご報告

小欄をご覧の皆さまに、
本日の東日本大震災支援状況についてご報告いたします。


【愛媛県】

■3/30知事メッセージ

震災から3週間が経過しましたが、被害の大きさゆえに被災地ではいまだに復興の目途も立たない状況が続いています。他地域からの長期にわたる支援が必要とされていることは言うまでもありません。一方で、現地ニーズに沿った的確な対応も求められています。

 物資については受け入れ態勢が整わないうちに送ると、被災者に届けることができないだけでなく、物資の保管や仕分けで現地の余計な負担の原因となってしまいます。例えばニュースの中で、「寒いので困っている」という避難者の声が流れると、見ていた方は「毛布や厚着を送ってあげよう」と思われるでしょう。しかしながら、場合によっては既に現地の災害本部に防寒用具が山積みになっていることもあります。本部から避難所への輸送手段が確保できていない場合に、こうしたミスマッチが起こります。各自治体では現地と常に連絡を取り合って、輸送状況や必要品目の情報をキャッチしながら送っていますので、個人からの物資提供については、県・市・町の呼びかけに基づいて行っていただくと確実です。

 悲惨な現場のシーンを見て、「現地でボランティア活動を」と思う方も少なくないと思いますが、態勢が整わないうちに現地入りした場合、活動の場を見つけることも困難です。ましてや今回は、燃料不足で立ち往生するリスクもありました。がれきや土砂の撤去も、とても素人が手を付けられるレベルではありません。二次災害に巻き込まれるリスクも高いのです。現段階でのボランティアニーズは、避難所における介護やヘルパーといった限定的なものです。県外から一般ボランティアが入る時は、現地の情勢把握が不可欠となります。愛媛県では、時期を見て愛媛県社会福祉協議会及び市町社会福祉協議会が窓口を設置して、ボランティア登録をさせていただく予定です。そして被災地の要請に基づいて呼びかけさせていただき、必要に応じて現地入りのためのバスなどを手配する予定です。

 避難者の受け入れも難しい課題です。「困っている時こそ救いの手を」という気持ちで、大勢迎えられたらと考えられる方も多いのではと思いますが、これもやはり被災者の方々の心情を十分に尊重して進めなければ、押し付けになってしまいます。愛媛県では福島県に対し、バスによる愛媛県への足の確保も含めて、受け入れの気持ちをお伝えしましたが、「故郷に戻りたい、戻るためにもできるだけ近くに、という声が圧倒的であり、最後の最後にお願いするかもしれません」とのことでした。要請があり次第、受け入れられるよう待機をしています。

 人的派遣につきましては、派遣を円滑に行うために既に宮城県に派遣している現地連絡員に続いて、避難所業務をサポートするための職員を宮城県岩沼市の避難所2か所に送ります。また、「救出・救命」から「ケア・復興」にニーズが移ってまいりますので、養護教員や土木技師の先遣隊を現地に送り、ある程度の期間を想定した支援体制の構築準備に入っています。福島県からは避難住民に対する被ばく量測定を行うスクリーニングチームと環境放射線測定のモニタリングチームの派遣要望が寄せられました。各県とも同県への職員派遣には慎重でしたが、愛媛県では派遣職員の意思確認、放射線計測器の個別携帯、チームごとの放射線測定専門職員配置、帰還決定についての裁量権付与を条件にして、現地入りしてもらっています。


 次に伊方原子力発電所関連についてのご報告をさせていただきます。震災発生直後に四国電力に対して、国の基準を上回る安全対策の早期実施を求めてまいりましたが、当面の対策として以下の項目を実施する旨の回答がありました。

 (1) 電源確保策
    電源車の配備(75kVA 3台、300kVA 3台、4500kVA 1台)

 (2) 外部電源強化策
    標高約100mに位置する亀浦変電所(伊方発電所に近接)から、
    新たに電線を1・2・3号機用としてそれぞれ敷設

 (3) 冷却水確保対策
    各号機ごとに海水ポンプモーター予備品の手配

 (4) 浸水対策
    建屋における水密扉の設置


 また、私の方からは更に報告・連絡体制の徹底を要請しています。他県とは異なり、愛媛県では伊方原子力発電所で何らかの異変があった場合、事の大小にかかわらず全て愛媛県に報告され、公表につきましては基準に従って愛媛県が行う仕組みとなっています。今後ともこの「愛媛方式」を維持することによって、徹底した情報収集と管理につなげます。
 加えて愛媛県民に対する四国電力の姿勢、安全策徹底の意思を示していただくためにも、香川県にある原子力本部を、愛媛県に移転するよう強く要請いたしました。必ずや応えてくれるものと信じています。

平成23年3月30日
愛媛県知事 中村 時広


■愛媛県被災地支援本部3/30支援状況について


■被災者向け支援情報について


■被災地への支援状況について


■県民の皆様へのお知らせ・お願いについて



【公明党】

■これまでの取組みについて


■皆様から寄せられたご要望事項と対応について



被災者の皆様に寄り添う思いで、引き続き、
東日本大震災支援に全力を挙げてまいります。


2011-03-22

ご報告

小欄をご覧の皆さまに、
本日の支援状況についてご報告いたします。



■愛媛県被災地支援本部3/22支援状況について


■被災者向け 住宅・就学支援情報について


■愛媛県内の放射線等監視結果について  



■公明党に寄せられたご要望事項と対応について


*なお、
 新たなご要望がございましたら、是非こちらまでお寄せください。




毎日、真心からのご意見ご要望を賜り、誠に有難うございます。

被災者の皆様のご無事と健康、被災地の着実な復興を祈りつつ、
引き続き、東日本大震災支援に全力を挙げてまいります。


2011-03-20

ご報告

愛媛県被災地支援本部の本日の支援状況、知事メッセージ、
公明党に寄せられた皆様からのご要望事項と対応について、
以下にご報告いたします。



■3/20知事メッセージ

3月17日に東日本大震災に関するメッセージを掲載させていただきましたが、その後
の動きや情報に関して追加でお知らせいたします。

物資提供につきましては、被災地の意向確認と輸送手段の確保を進めながら、第一段階
で県・市・町の備蓄物資、第二段階で民間企業の提供物資を取りまとめてまいりました。

時間の経過とともに、徐々にではありますが現地の受け入れ態勢も進み始めましたので、
��月19日より県民の皆さんに対して物資提供の呼び掛けをスタートさせていただきまし
た。愛媛県では県内全自治体と協力体制を構築、それぞれの市・町に窓口を設けていただ
いております。

全国知事会において各県ごとに地域割りされ、愛媛県は「宮城県」への物資提供を担当
します。同県の要望を直接確認したうえで、「13品目」の物資を抽出させていただきました。

なお、お手数をお掛けしますが、被災地での混乱を招かないよう、可能であるならば同一
品目を箱詰したうえでご提供くだされば幸いです。

県民の皆さんからそれぞれの地域にお届けいただいた物資は、愛媛県が一旦収集して順
次現地に送る体制をとらせていただきます。皆さんの温かいご協力を、心よりお願い申し
上げます。

次に原子力発電所関連についてお知らせします。

震災発生直後に、私から四国電力社長に対し、国の基準を上回る追加安全策の速やかな
検討を要請いたしました。それを受けて3月18日に同社より、伊方原子力発電所に新た
に「移動式発電機車」を導入する方針を決定したとの連絡がありましたので、ご報告させ
ていただきます。なお、導入時期は現段階では未定です。

前回のメッセージで、福島第一原子力発電所の岩盤における地震動データの必要性を指
摘させていただきました。あくまでも新聞報道ですので確定数値ではありませんが、観測
された揺れは、データの残っていた6号機で最大「431ガル」(原子炉建屋の基盤部分)
であったことが判明したとのことです。

��号機と4号機は作業員が計器を見て報告しており、こちらの最大数値は3号機で「5
��7ガル」とのことです。1・2・5号機につきましては、現段階では不明です。なお、
伊方原子力発電所における基準地震動は、前回お知らせしたとおり、基礎岩盤で「570
ガル」です。

福島第一原子力発電所で運転中だった原子炉は、震災発生直後に自動停止しておりまし
たので、事故拡大の最大要因は津波による浸水被害と推測されます。伊方原子力発電所の
津波に関する情報は、前回メッセージをご参考願えれば幸いです。
以上、取り急ぎご報告まで。

平成23年3月20日
愛媛県知事 中村 時広



■愛媛県被災地支援本部3/20支援状況について


■公明党に寄せられたご要望事項と対応について

��なお、新たなご要望がございましたら、是非、
 HP内の「あなたの声を公明党に」へお寄せください。


引き続き、
被災地・被災者支援に全力を挙げてまいります。


2011-03-19

ご報告

愛媛県被災地支援本部では、
被災地からの要望を受け、本日より

「救援物資」及び「無償で提供頂ける住居」の
受付を開始させて頂くこととなりました。

愛媛県被災地支援本部の本日の支援状況、
公明党のこれまでの取組み状況と合わせ、

以下ご報告いたします。



■東北地方太平洋沖地震の救援物資受付について


■無償で提供頂ける住居の受付について


■愛媛県被災地支援本部3/19支援状況について


■公明党のこれまでの取組み状況



小欄をご覧の皆様におかれましては、
ぜひ暖かいご理解とご協力を賜りますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。

引き続き、
被災地・被災者支援に全力を挙げてまいります。


2011-03-18

ご報告

愛媛県被災地支援本部における本日の支援状況についてご報告します。


3/18支援状況について



■愛媛県・県内市町が提供できる公営住宅等について

 愛媛県・県内市町が提供できる公営住宅等の一時使用許可の取扱いについて 


 被災者に提供可能な公営住宅等の戸数等一覧表(3月18日現在)  


 被災者に提供可能な県職員住宅等の戸数等一覧表(3月18日現在)
 

 被災者に提供可能な教職員住宅等の戸数等一覧表(3月18日現在)



■民間賃貸住宅の無料仲介について

 民間賃貸住宅の無料仲介について


また、公明党が政府に対し申し入れ、形になった事項や、
公明党を通じての被災者募金額が1億円を超えたこと等、

谷あい正明参議院議員からのメルマガが届きましたので、
ご紹介させて頂きます。

毎日、祈る思いで、
被災地・被災者支援に全力を挙げてまいりたいと思います。(木村)



《 以下、谷あい正明メルマガより転載 》

■ 谷合正明です。

この度の震災で犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

このままでは避難した方々や孤立した方々が、命を落とす2次被害が拡がるのではないか、そんな危機感を持っています。

現在、公明党チーム3000の議員が被災地だけでなく、全国で震災対策に全力で取り組んでおります。

私にも皆様からたくさんのご意見、ご要望をいただいています。「○○地区が孤立している」という情報は、随時、政府の対策本部に入れています。

そうした皆様の声を、山口代表はじめ党対策本部が、総理や政府の対策本部に申し入れて形になったものを紹介します。

 ・12日の夕方から、首相・官房長官の会見に手話通訳が配置に

 ・警察に届け出をすれば、救援物資を運ぶ民間大型車両は通行可能に

 ・燃料不足対策として、15日に3日分の石油備蓄を放出

 ・17日から、物資をヘリから投下するための許可を、文書から電話で可能に

 ・被災者支援と原発事故対策を分けて、体制強化された

また、国会議員歳費を3割削減して、約45億円の財源を復興のために使うということも公明党から各党に呼び掛けているところであります。

今、私が政府に強く要望しているのが、国、自治体、民間、NGO、海外からの支援活動の全体をコーディネートする体制をつくるということ。

政府に言いたいことは山ほどあります。しかし、政府だけにまかせていてはダメです。AMDAで経験してきた、スマトラやハイチ地震での経験を活かし、今は被災者支援に全力を尽くしてまいります。

最後になりますが、公明党を通じての被災者募金が1億円を超えました。本日、日本赤十字社に寄託しました。真心、大変にありがとうございます。(谷あい)


2011-03-17

ご報告

まず初めに、未曾有の東日本大震災で犠牲となられました皆様のご冥福を
心よりお祈りいたしますと共に、被災者・ご家族、そして被災地の皆様に
心からお見舞いを申し上げます。

今、被災者の救援と被災地の復興に向けて、全国から世界中から次々と、
エールが寄せられ、支援の和が広がっています。

この間、
関係者の安否や、国・県への要望、救援に関する善意のお申し出など、
様々なお声を頂く中、自身微力ながら全力を傾注させて頂いております。

本日は取り急ぎ、愛媛県被災地支援本部の取組みについて、また、
公明党の義援金口座開設・災害関連情報についてご報告させて頂きます。


■県民の皆様へのお知らせ・お願い(愛媛県庁HPより転載)


○知事からのメッセージ

東北地方を中心に未曽有の災害をもたらした東日本大震災。更には、福島原子力発電所
事故、そしてこれらに伴う救援活動、避難所運営、復旧作業など、いずれも現地の混乱が
続く中で手さぐりの状況が続いています。今は誰が悪い、何が悪いと議論するよりも、と
もかく人命第一でやれるべきことを行う段階だと思います。

愛媛県では県下の市・町と協力しながら、防災ヘリ、医療チーム、消防隊員、警察官な
ど、救出・救命に即対応できる人員の派遣を実施いたしております。今後は復旧のための
土木技師、精神的なケアにあたる保健師、養護教員などを、現地の要請に応じていつでも
派遣できるよう体制を整えているところです。

物資につきましては、被災地各県と連日連絡をとりながら、受け入れ体制を確認した上
で進めております。現地での受け入れ体制が整っていない中で物資を送ると、倉庫に山積
みされていくだけで、住民の皆さんに届きません。また、現場では、その保管・処理業務
で更なる混乱を招く可能性も出てきます。これは過去の大災害の教訓でもあります。

そこで愛媛県は、第一段階として県・市町の備蓄物資の搬送を行ったところであり、現
在は第二段階として災害協定を締結している民間企業を中心に物資搬送の準備を進めてい
ます。今後、第三段階では被災地のニーズを把握しながら、県民の皆さんにもご協力をお
願いさせていただきたいと思います。

また、今回被災された方に対する住居の提供につきましては、公営住宅・県職員住宅を
提供する準備を整えています。特に福島県で原子力発電所事故により避難される方につき
ましては、国からは発電所から20キロ以内の居住者を対象に受け入れるよう要請があり
ましたが、愛媛県では原子力発電所立地地域である福島県全域の方々に対象者を拡大して
受け入れをしたいと思っています。

皆さんがニュースを見て何か送りたい、何かしたいと思われるのは当然で、その善意と
お気持ちは何よりも尊いものだと思います。ただ、大切なのは物資がしっかりと被災地の
住民に届くことであり、それを最優先しておりますのでご理解願えればと思います。
現段階で皆さんにとにかくお願いしたいのは、募金活動と献血です。献血につきまして
は血小板製剤の有効期間が4日間しかないため、できるだけ長期にわたって万遍なく提供
することが課題となります。なにとぞご理解の上、ご協力下さいますようお願い申し上げ
ます。

次に深刻な事故が発生した原子力発電所について、現段階でのご報告をいたします。
愛媛県は四国唯一の原子力発電所立地県であるために、県民の皆さんの不安も大きくなっ
ているものと思います。そこでまず四国電力社長を県庁に呼び、今回の事故の情報収集と
分析、規定にしばられない更なる安全策の検討と実施などを強く求めさせていただきまし
た。

また、冷静な判断が必要との認識を持って、翌日、伊方原子力発電所に赴き、現時点で
の疑問点について確認を行って参りましたのでご報告させていただきます。私も専門家で
はありませんから、皆さんと同じ視点で疑問点をぶつけて参りました。それを差し引いて
ご参考願えれば幸いです。

① 地震のメカニズムと津波(ポイント―プレート型・水深)
今回の地震は、震源地が三陸沖の海底約一万メートルの深い場所で発生したプレート
型地震です。太平洋プレートが沈み込む境界でひずみがたまり、陸のプレートが跳ね上
がって起きました。大きいところで8メートルもずれ動いたとも言われていますが、深
海であったが故に海水の容量も膨大で、それが大津波につながったものと推測されます。
愛媛県近くで同様のプレート型地震が発生する可能性があるのは、四国南方沖を震源
とする南海地震です。この場合は伊方発電所からかなりの距離があり、また内海という
地理的な条件もありますので東北地域とは異なった状況となります。同地点でマグニチ
ュード8.6の地震が発生した場合、伊方発電所で想定される津波は「1.90メート
ル」とのことです。(満潮時)
一方で、伊方発電所前面海域で地震が発生した場合も懸念されます。震源地は近くな
りますが、プレート型ではなく、断層が横ずれすることによって地震が生じます。また、
この海域は水深が80メートルほどで、海水の容量は少なくなります。同地点でマグニ
チュード7.8の地震が発生した場合、横ずれすることでは津波の発生はほとんどない
ことから、縦ずれすると仮定してより厳しく評価した結果、伊方発電所で想定される津
波は「4.25メートル」とのことです。(満潮時)
伊方発電所は「海抜10メートル地点」に立地しており、予想される津波と立地場所
からすれば、福島の条件とは異なると思います。ちなみに福島発電所は太平洋に直接面
している場所ではありますが、海抜6メートルに立地された施設であったとのことです。
伊方発電所の場合は立地条件から見て、津波以上に揺れに対する対策が重要であるよう
に思います。もちろんこうした数字が妥当かどうかは、今後とも常に検証が必要である
ことは言うまでもありません。

② 揺れ(ポイント―基準地震動)
伊方発電所の場合、あまり聞きなれないガルという単位なのですが、「570ガル」と
いう地震動で評価されています。この数字を取り扱う上で注意すべきは、どの場所で、
どのような条件下なのかということです。
例えば地盤の強弱によっては、同じ揺れの強さでも数字は大きく変わります。また同
じ場所でも地下、地上、建物といった観測する位置によっても大きく変わります。建物
の高いところで観測すれば、必然的に数字は大きくなります。ニュースなどでこの数字
が単純に示され、それが独り歩きすることには注意が必要です。
伊方発電所の「570ガル」は、岩盤を基準としています。先ほどお話し申し上げた
南海地震の場合、伊方発電所敷地での最大加速度は「94ガル」と想定されていますの
で、数字的には余裕があります。
ただ、ここで是が非でも知りたいのは、今回、福島発電所の岩盤でどの程度の数字が
計測されたのかということです。その数字が明らかになれば、「570ガル」の妥当性が
判断できるのではないかと思います。

③ ディーゼル発電機(ポイント―設置場所)
福島発電所の被害が拡大した最大の原因は、発電機が使用不能となって冷却水の供給
が滞ったことにあるのは間違いありません。通常の電源が喪失しますと、非常用のディ
ーゼル発電機が動き出すことになっています。
福島発電所ではこの発電機が「地下」に設置されており、津波によって機能停止に陥
りました。伊方発電所のディーゼル発電機の設置場所は「地上10メートル」であり、
この点は大きな相違点と言えます。

今回は最悪のケースとして冷却水を注入するため、通常配備されている消防自動車が投
入されました。今後は冷却水を注入する電源の確保などがこれで十分なのか、国レベル
で議論が起こってくると思います。

以上、県民の皆さんの不安を少しでも解消できればと願いつつ、ご報告させていただき
ます。今後とも、県下の引き続き安全確保策に真摯に取り組みますとともに、エネルギー
政策を所管する国に対して、地域から様々な申し入れや要請を行うとともに、四国唯一の
原子力発電所立地県として、四国電力に対して徹底した安全対策を求めて行きます。
県民の皆さんにおかれましてはどうぞ冷静に受け止めて頂き、当面は被災地支援に全力
を尽くすことにご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、被災地への人的派遣を行うことにより、県内体制は手薄になることが避けられま
せん。国難であるということ、また被害がなかった地域だからこそやらねばならないとい
うことを受け止め、お一人、お一人が今まで以上に日常生活の中での防火や交通事故など
に気を付けていただければ幸いです。

平成23年3月17日
愛媛県知事 中村 時広



○義援金、災害ボランティアについて

【義援金】
愛媛県から被災地域に対する義援金による支援を、是非ともお願いいたします。皆様からの支援が必要とされています。
義援金は、日本赤十字社や共同募金会等が受け付けることとなっております。

��主な義援金の受付先>
・日本赤十字社愛媛県支部( http://ehime.jrc.or.jp/ )
��振込口座)

・ゆうちょ銀行 郵便振替口座 00140-8-507
口座名義:日本赤十字社 東北関東大震災義援金

・伊予銀行 愛媛県庁支店 普通 1679290
口座名義:日本赤十字社愛媛県支部 東北関東大震災義援金
支部長 中村時広

・愛媛銀行 県庁支店 普通 5183030
口座名義:日本赤十字社愛媛県支部 東北関東大震災義援金
支部長 中村時広

・愛媛信用金庫 本店営業部 普通 1189334
口座名義:日本赤十字社愛媛県支部 東北関東大震災義援金
支部長 中村時広

・愛媛県共同募金会( http://www.akaihane-ehime.or.jp/ )
��振込口座)
・ゆうちょ銀行 郵便振替口座 00170-6-518
口座名義:中央共同募金会 東北関東大震災義援金

・伊予銀行 一万支店 普通 1639912
口座名義:社会福祉法人愛媛県共同募金会

・愛媛銀行 本店 普通 3733134
口座名義:社会福祉法人愛媛県共同募金会

〔窓口〕保健福祉課
��EL089-912-2380


【災害ボランティア】
災害ボランティアは、被災地の社会福祉協議会等が設置する災害ボランティアセンターで受け付けることとなりますが、現在、被災地域では被害状況の把握、緊急救援活動を行っている段階であるため、受け入れを行っておりません。
なお、受け付けが可能な状況となった場合には、改めてお知らせします。

・愛媛県社会福祉協議会( http://www.ehime-shakyo.or.jp )
・全国社会福祉協議会( http://www.shakyo.or.jp )

〔窓口〕
保健福祉課 TEL089-912-2380
愛媛県社会福祉協議会 TEL089-921-8912



○献血について

【献血】
輸血用血液製剤には、赤血球製剤21日間、血小板製剤4日間等の有効期間が定められています。一時期に献血が集中しますと、医療機関への安定供給に支障をきたす恐れがあります。皆様の善意の献血を無駄にすることなく、最大限に被災地の医療に活用するためにも、一時期に偏ることなく、時期をずらすなど息の長い長期間にわたる継続的な献血をお願いいたします。

献血にあたっては、日本赤十字社愛媛県赤十字血液センターがWeb公表している血液ストックやお知らせも参考にしてください。
・日本赤十字社愛媛県赤十字血液センター( http://www.ehime.bc.jrc.or.jp/ )

〔窓口〕薬務衛生課 TEL089-912-2390


被災地への支援について(3/16時点)


■公明党 災害義援金口座について(公明党HPより転載)

○義援金口座開設のお知らせ

公明党は、東北地方太平洋沖地震による被災地支援のための義援金口座を開設しました。皆様のご協力をお願い致します。 振込口座は以下の通りです。 尚、お預かりした義援金は、公明党への寄付ではありません。公明党が皆様からお預かりし、集まりました義援金は、日本赤十字社を通して被災者支援に活用させていただきます。

【銀行振り込みの場合】

��公明党災害義援金口座」
三菱東京UFJ銀行 青山通支店 普通口座
公明党災害義援金口座
��店番)084 (口座番号)0104798

※三菱東京UFJ銀行の本店・支店からの振り込みの場合、振込手数料は無料ですが、他銀行からの振り込みにつきましては手数料がかかりますので、ご了承ください。

【郵便振替の場合】

��公明党災害義援金口座」
公明党災害義援金口座
��記号)00110-9 (番号)623451
※郵便振替をご利用の場合、別途振込手数料がかかりますので、ご了承ください。

東日本大震災 災害関連情報について


県政の一員として、公明党の一員として、引き続き総力を挙げて、
被災者支援と被災地復興に取り組んでまいりますので、
皆様におかれましてはご理解とご協力を賜わりますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。