2008-12-31

2008年を納めながら

大みそか。

終日、松山市内をご挨拶に回らせて頂く。

最後に伺った、ある大先輩には。

突然の訪問にもかかわらず、
また日中にもかかわらず、

長時間にわたり、
とっても熱いメッセージを頂戴した。

来年に対する心構え、を頂いた。
腹は、決まった。

そして。

これで、今年の仕事は納まった、
と、思った。

今、ブログを綴りながら。

ひたすら、
県民の皆様の手足となって働こう、

と、今年の元旦に綴った誓いは、

どれくらい果たせただろうか、
と振り返っている。

できたこと、できなかったこと。
やりたかったこと、やれなかったこと。

あと数時間だが、
自身の中で、しっかり総括をして。

要は、来年を。

自身の使命と責任に照らして、
どのように飛躍と勝利の年にしていくのか、

その決意を十分に、心に錬りたい、と思う。

そして、明日から。
トップギアで2009年をスタートしてまいりたい。

��写真:2009年は、この手帳で、勝負!)




PS
本年1年、
お世話になった皆様に、

ご縁を頂いたすべての皆様に、
心より感謝を申し上げます。

明年も、
本年以上に皆様にお応えできるよう、
精進してまいります。

本当に、ありがとうございました!


2008-12-30

高松へ、今治へ、晦日も走れ

低く、曇りがちの、朝。
高松へと車を走らせた。

私の元上司であり、仲人であり、

現在に至る私の人生を左右させた人であり、

そのような修飾を並べれば、
いくらでも書けそうなくらい、

私にとっては、恩人、のMさん。
ちょっと、いいすぎかしらん。

そのMさんが、年末で早期退職され、
人生の新たなステージに挑戦される、

ということを、折々の風の噂に聞き、

間に合うか、間に合うか、
年末ぎりぎりセーフ、

と、彼のもとへ馳せ参じたのであった。

お昼前、会社で、再会。

といっても、
いたって、いつも通りの、再会、だ。

近況の交換もほどほどに、
いきなり、企画会議。

お互いのもつ課題と情報に、
仮説とアイデアをぶつけあう。

何か新しいことが
できそうな気がするから、不思議。

その中で。

わが県政にとって、
有意義な研究対象となりそうな、

いくつかのテーマと視察先を
見つけることができた。

移動時間より短い、
2時間ちょっとの滞在だったが、

知見の収支は、大幅な黒字、だったろう。

��さんの前途に、
心よりエールを送らせて頂くとともに、

��さんが新事業でめざすものと、
私たち政治・行政が一体となって、

それぞれの地域と生活者の皆様に、
新たな価値と満足を提供できる、

そんな未来図に、
心底、期待を膨らませるのであった。

あらためて宜しくお願いします、
と、Mさんには。

結局、餞別かどうかあやしいのだが、
感謝の気持ちを込めて、この後も、

つづく、とさせて頂きたい。

その後、今治市にてご挨拶回り。

夜は、毎年晦日恒例の、
母校OB会に、出席。

気の置けない大先輩たちに囲まれ、

楽しいなー、先輩どうぞ、
おいしいなー、先輩どうぞ、

と、抜かりなく、
後輩の務めも果たしながら、わいわいと。

その上、
硬軟、強弱、さまざまにご指導も頂き、

私にとっては、楽しくてタメになる、
気の置けない場所、なのである。

その楽しいひとときも、すでに過ぎ。
心からの感謝と来年の決意を述べながら。

そして元気な再会を約して、
集いは散会となった。

大先輩方を、
お1人お1人お見送りしながら。

そのご期待にお応えできるよう、
さらに精進を、と心に期すのみ、だ。

��写真は、丸亀・坂出にまたがる、讃岐富士。)


2008-12-29

足あと

小雨がぱらつく、曇天。

なかなか前に進まない
幹線道路の渋滞に、年の瀬を感じながら。

終日、
松山市内をご挨拶に回らせて頂く。

あの方にも、この方にも。

おかげさま、という
感謝の気持ちでいっぱい、だ。

ひと段落したのは、夕方。

所用で大街道周辺を歩いたが、

夕食、どこにしようか?

という雰囲気のご家族連れで、
混みあい、賑わっていた。

変、なことの多い、
今年1年ではあったが、

街角にあふれる笑顔を見ていると。
なんだか救われた気持ちに、なる。

どちらさまも、どうぞ、つつがなく。
そして、良いお年を。

と、心に念じながら私もまた、
家族の待つ家路を、急いだ。


2008-12-28

足あと

今年最後の、日曜日。

終日、事務所にてブログ更新作業。

コツコツ、ダァーッと、ここ数日間で、
約80日分を綴ったことになる。

言い方を変えれば、
約80日分の、思い出し作業。

手帳・備忘録・パソコンのほか、

テーブルに積み上げ、棚にしまった
資料・レジメ・パンフ等を、ひっくり返して。

結果的に、頭の整理整頓ができ、
それはそれでよかったが。

まとめ買い、とか、
食いだめ寝だめ、とか、

ここぞ、という時以外はやっぱり、
人間、こまめが一番、と反省しきり。

そして、この、80日を振り返って。

昨日のようでもあり、
ずいぶん昔のようでもあり。

その長さはひとことでは括れないが、

その色彩は、というなら、
とても濃密だった、とまとめたい。

あらためて、こまめの実践と、
濃く、密度の高い日々の実践を、心に。

あと3日、有終の1年を、だ。


2008-12-27

足あと

終日、事務所にて。

いくつかの県民相談を承り、党務に当たり、
年賀状を作成し、ブログ更新、となる。

特に、溜まったブログの更新作業。

手帳と備忘録に目を通しながら、
同時に、

その、都度都度に頂いた資料を
あらためて読み込みながら、の作業。

おかげさまで。

進めるほどに、
頭がクリアになっていった。

やはり、おさらいは、大事である。
自業自得に強いられて、痛感する。

そうこうしている内に、
その知的深堀の必要性を痛感し、

これ、読むこと、
これ、取材すること、

これ、レクを受けること、
これ、まとめること、

と、
新たな宿題が山積、となった。

いわゆる、豆腐のあとに、オカラ、である。

よし。
ブログ更新も、追いついた。

が、年内の仕事は、まだまだたくさん。

あと4日。
きちんと、仕事を納めてまいりたい。


2008-12-26

足あと

朝から、うれしいニュースが、続々。

毎日、皆様から頂くご要望のいくつかが、
立て続けに、解決と前進を見せたのだ。

さっそく、それぞれの方に、
その知らせをお届け、した。

某メーカーのCMではないが、

ありがとうございました、
の、その笑顔のために、

それが、
議員の仕事の醍醐味であることを、
心から実感させて頂いた。

午後、松山市内の企業を訪問。

ある社長の、
不景気をものともしない強気のお話に、

頭が下がるとともに、

国民の皆様の生活を断固守るために、
あらゆる政策を総動員する強気を、

政治は示さなければならない、
と勇気づけられる思いが、した。

夜の会合は、明年の指針を確認。

体当たりで、
はいずりまわって、
必ず勝利の渦を、

と、深く銘記させて頂いた。


2008-12-25

足あと

午前、松山市内を企業訪問。
午後、県民相談。

そして、夜。

大先輩から、厳しいご指導を頂いた。
久しぶりだった。

心の奥まで、ストレートに響いた。

痛さは半端ではなかったけれど、
底流に、愛情があふれていた。

大変に有り難い、と思った。

心の戦闘力の、ネジを巻き直して。

大先輩、必ず、結果を出します。
本当に、ありがとうございました。


2008-12-24

足あと

午前、事務所にて公務。
午後、議会にて部局折衝。

いくつかの場面で。

この間約2年の理事者との関係性において、
これって、ティッピングポイントかも、

と感じる瞬間があり、ふと感慨を覚える。

師から頂いた、誠実、との指針を、
ぶれることなくたもち、常に実践してまいりたい。


2008-12-23

足あと

日中は、事務所にて書類整理。
夜、今治市にて、党務。

2008年も、あと1週間。

ずっと気になっていたことが、ある。

議員の初日から、毎日欠かさず、
決意を綴ってきた本ブログが、
途切れがちになっていたこと。

皆様とのお約束であればこそ。
一気に更新してまいりたい。


2008-12-22

足あと

午前、企業訪問・部局折衝。
夜、今治市にて党務。

先輩議員との語らいの中で、
というか、

8対2の割合で
お話をお伺いする中で、

議員の仕事の大変さを
再認識させられた。

その、覚悟の有無を、
常に自問するのみ、だ。


2008-12-21

その間、にあるもの

午前、砥部町にて。
難病支援に関するご相談を受ける。

詳細は綴れないが、
お話を伺って、心を痛めた。

健常者と障害者を分かつものとして、
現在までの厚労行政があるとすれば、

難病患者の苦悩は、その間に、ある。

難病認定という手続き論だけではなくて、
おそらく、

ユニバーサル社会の実現ということが、
その理想的な、求められる解となるに違いない。

先日の、引きこもり全国大会においても、

その間、に彼らが苦しんでいる実態が、
赤裸々に報告されている。

線引きを解消し、二元論を止揚し、
その間、という概念を乗り越えそして、

多様な個性としての制度設計が
これからの厚労行政には必要だ、

と、思いを巡らせた。

医療や福祉だけではない、
教育も、道路・交通・まちづくりも。

しっかり国と連携し、
到達すべき理想をめざして全力を、

と、思う。


2008-12-20

本日は終日、今治

午前、党幹事会。
午後、党議員総会。

いずれも、今治市内にて開催され、出席。
種々の取り組みについて、確認を行った。

なお、個人ごとで恐縮だが、
今回の人事で、

公明党愛媛県本部青年局長、
の大任を拝することとなった。

もったいなくものご期待に対して、
感謝の思いをもって。

結果を出せるよう、
全身全霊で取り組んでまいりたい。

終了後。

県民相談にて、今治市内を走り、
現場視察など行う。

ある老夫婦は、
突然の私の訪問を感激してくださったが、

人生の貴重なお話をお伺いした私のほうが、
はるかに、感激させられたのであった。

��さん、絶対、がんばるけん。
見とって!

お二人の笑顔に見送られながら。

庶民の皆様とともに、常に生活現場に、

との、自分の心と体の置き場所を、
心に強く、深く、刻ませて頂いた。

感謝が、尽きない。


2008-12-19

足あと

日中、議会にて政務。
教育団体の申請手続きサポートなど。

夜、松山市内にて。
支持者座談会に参加。

まだ駆け出しではあるけれど、

机上ではない、数字ではない、
自身の五感で体験し確信した、

公明党議員としての誇りと価値を、
力まず飾らずそのまま、語らせて頂いた。

本当に、そうなんです。

という思いが持つチカラは、強い。
きっと、話すほうにも、聞くほうにも。

論語に。
六十にして、耳に従う、とある。

60にならずとも。
40半ばであっても。

県民の皆様が、本当に、そう思うこと。

そのことに対して、
耳に従う議員活動を、

とひそかに、心に期すのであった。

寒風に、あるいは風邪をおしてご参集くださった
皆様に、心より感謝を申し上げたい。




2008-12-18

地元活動へ、走れ走れ

昨夜、九州から帰着。

早朝、砥部町にて。

某企業の朝礼に参加させて頂き、
ひとことご挨拶を述べさせて頂く。

貴重なお時間を拝借し、
社員各位に感謝を申し上げたい。

午後、松山市内にて開催された
福山一夫先生講演会に、出席。

日本文理大学の陸上競技部監督を務められる
福山先生は、本県内子町のご出身で、

大卒後は大分県教育界一筋に歩まれ、

本年開催のおおいた国体にて、
同県を総合優勝に導いた立役者の、お1人。

大分が推進した国体成績浮上への歩み、
と題しての、約1時間にわたる講演を拝聴した。

国体開催の目的は、
心をつくり、人をつくること。

その一節が、共感をもって、印象に残った。

その後、松山市内にて。
支持者座談会に参加。

涙が出るほど、感動の連続であった。

自身の使命、といえば硬いけれど、
皆様のご期待あればこその自分だ、

と、あらためて感謝と決意が
込み上げてくるのであった。

明年の飛躍を期して、
お1人お1人をお見送りした後。

事務所に移動し、
出張中、積もりに積もった案件に着手、となる。

��写真は、福山先生の講演風景。)


2008-12-17

九州滞在5日目は、大分

昨夜のうちに、大分へ移動。

��M10:00、
会派の笹岡議員とともに、大分県庁へ。

目的は、
本年9月に開催された「おおいた国体」の、
施設整備概要のヒアリングと、見学。

まず、議会事務局ご挨拶の後、
国体局職員各位からお話を伺った。

当局の、施設整備にあたっての基本方針は
きわめてシンプル、であった。

要約すると、

可能な限り既存施設を活用し、
新設も含めて整備は必要最小限で行う、

と私は理解したのだが、
それは数字に、まさに如実に、表れていた。

おおいた国対の施設整備費は、約52億円。

2003静岡国体610億円、
2004埼玉国体316億円、
2005岡山国体 91億円、
2006兵庫国体183億円、

に比べると、

当局の方針順守のご苦労が痛いほどに、
浮かび上がってくるのである。

中でも、国体の華である、水泳競技。

その舞台となるプールについて、
検討の経緯を詳しくお伺いした。

当初は、
57億円をかけて新設する計画であったが、

最終的に、既存プールの改修によって、
約11億円で整備することができた、という。

その、別府市営青山プールを見学した。
本県に置き換えた場合、という前提で。

現地では、
別府市職員各位にご案内頂いたのだが、

会議などでは出にくいような、
かかわった当事者ならでは、

といったご苦労話の1つ1つが、
とても貴重で、参考になった。

えひめ国体まで、あと9年。

今回の視察を県政に生かしてまいりたい。

大分県庁と別府市職員各位に
満腔の謝意を述べながら。

結局、温泉につかる間もなく。

別府港から八幡浜へ向け、
急ぎ、船上の人となったのであった。

��写真は、別府市営青山プール、の飛込用プール。)


2008-12-16

福岡滞在3日目は、まみずピア

朝、福岡市内のホテルを出発。

同期議員のお二方とともに、一路、
海の中道奈多海水淡水化センターへ。

同センターは、
福岡市の8市9町1企業団が構成する
福岡地区水道企業団により運営される。

愛称は、まみずピア。

視察目的は、
本県、特に中予の水不足問題解消の
糸口を探ること。

同センターに到着すると、
まずそのスケールに、驚いた。

福岡ドームの1.3倍という巨大な施設は、

目の前に広がる玄界灘から引き込んだ海水を
1日50,000立方メートルの淡水に変えるという。

同圏域の水道給水量の10%近くを占める量、だ。

同センター職員の格段の配慮により、
施設内をつぶさに見学させて頂いたが、

3D映像など、趣向を凝らしたPR演出により、
淡水化のプロセスを、平易に学ぶことができた。

恒常的に水不足がつきまとう同地域だが、

1994年から翌年にかけて、実に、
295日間にわたって給水制限が行われたという。

その年、海水淡水化の構想を得てから約10年、
総工費408億円をかけ、供用開始となった、

ということだが、この事例。

本県に対して、
様々なオプションを示唆してくれていまいか。

県市単独にせず、官のみにせず、
民のみにもせず、水のみにせず、

つまり、コラボをキーワードにすることで、
この事業、実現できないか、と思うのである。

さっそく研究を進めてまいりたい。

末尾に、同センター職員の皆様には、
格段の御配慮を頂き誠にありがとうございました。

同行の議員お二方には、
道中の迷子状態は結果オーライ、
ということでご容赦くださいませ。


2008-12-15

引き続きの、福岡にて

終日、福岡市にて。

愛媛県議会観光産業振興議員連盟
一行19名の一員として、

午後、開催された研修会、
「九州の観光戦略について」に参加した。

講師は、九州観光推進機構の高橋氏。

同機構は、九州7県の枠組みを超えて、

130の企業・団体など官民あげた連携で、
24名の常設職員を配し、特に、

国内大都市と東アジアを戦略ターゲットとして、
観光客の呼び込みに取り組まれて、いる。

聞きしに勝る、であった。
ブログに綴るにも、俄かにはまとめきれない。

それほど中身の濃いレクチャ、であった。

道州制がもっとも近いのは九州、

と思わずにいられない先進が、
随所に感じられたのである。

ここでの感触を知見に代えて、
県政に反映を、と強く思った。

夜の交流会では。

諸先輩から様々なアドバイスを頂き、
有難いひとときとなったが、

それにしても、

こと愛媛のことになると、皆様、熱い、
というしかなく。

その熱さに、
ヤケドされそうな某議員を横目に。

総力挙げて議会が団結できたら
どれほど素晴らしい結果が出せるだろう、

と、ふと考えた、そして有意義な
福岡視察初日、であった。


2008-12-14

先輩を訪ねて、福岡へ

午前、長崎原爆資料館へ。

知らなかった悲惨な事実を頭に刻むとともに、
館内にみなぎる不戦の叫びを、心に刻んだ。

広島も含め、1人でも多くの子供たちに、
触れさせ、感じさせる機会を、と強く思った。

午後、福岡市へ移動し、
大学時代の先輩を、訪ねた。


先日、息子さんをお預かりした、
あのTさんご一家である。

昼下がり。

最寄りの駅で再会したTさんは、
お約束の、スウェットパンツ。

大学時代と、いーっしょ。

これも、カッコ苦笑という感じだが、
考えてみると、

ジーンズとか、チノパン穿いたTさん、
というのも、

それはそれでちょっと残念、
だったかもしれないと思うと、妙に納得。

いらっしゃーい、

と奥さまは、息子さんのRクンと瓜ふたつ、
と、
そんな当たり前に、妙に感激しながら、

しかも、あいかわらずの若々しい笑顔で
温かく迎えてくださった。

さて、そこから。
長ーい、会話となった。

何しろ、10数年ぶり。
積もる話は、なんぼでも、あるのだ。

結局、10数時間にわたり、エンドレス。

まごころの手料理で、
これ以上ないおもてなしを頂いた奥さまに、
心より御礼申し上げたいし、

とっても素直なKクンとHちゃんの兄妹には、
その前途にエールを送らせて頂きたいし、

そういう心温まる家庭を築かれたTさんに、
バンザイ、と申し上げよう。

そして。
10数時間の会話の中で。

木村。
ブレーンを、つくれよ。

今日、いちばん、心に残ったひとこと、だ。

昔からさりげなく、
ホシをつかまえ、急所をついてくる。

やっぱりTさんには、かなわない。
それこそ、カッコ苦笑、なのである。

��写真は、孔子廟の中庭に並ぶ高弟像。)


2008-12-13

親友を訪ねて、長崎へ

唐突に、
かもしれないが、長崎市へ。

かねてから約束していた、
大学時代の親友Oちんを訪ねた。

同市を訪れるのは、実は私、初めてで、
なるほど、坂の多い町、であった。

ということは、と思わず。


この町のバリアフリー構想について、
理事者のお話を伺ってみたくなったが、
それはまたの機会として。

今や某大企業の支店長となったOちんの、
それ相応の車に乗って、市内を見学。

仕事がら、というと僭越だが、
またとない視察、となった。

その観光資源の豊富さ、力強さといい、
新幹線延伸の呼びこみ熱、といい、

原爆体験を風化させない平和の希求、
といい、

元寇、出島、島原の乱、亀山社中など、
数々の歴史の舞台を街の風景にちりばめて。

訪れる人々へ、
さまざまに薫るメッセージを、発していた。

愛媛県と、ほぼ似た人口規模の長崎県は、
島しょ部数で日本一。

ちなみに、本県は第3位。

きっと同質の行政課題を抱えていようが、
しかし、ならば共有もできるはず、と思った。

いわゆる、離島サミットのような形で、
分野ごとの交流促進が可能、と気づく。

その他の触発、実に多々の、長崎であった。
機会を作って頂いたOちんに、感謝、である。

ちなみに。

20数年ぶりに一献傾けながら、
��ちん、全然変わってへんわ、
カッコ苦笑、という安堵を覚えたが、

それは、きっと彼も同じだったに違いない。

お互いがんばろうぜ、
お互い、ね

と、小雨交じりの中、
相変わらずのエールで散会、となった。

��写真は、長崎市内の、孔子廟。)


2008-12-12

足あと

12月議会、閉会日。

いつもの閉会と異なったのは、今回、

議員発の、
愛媛県食の安全安心推進条例について、
賛成・反対の討論が行われたこと、だ。

結果的に原案可決となったが、
事態の背景やプロセスを含め、

私にとっては貴重な経験となった。

なぜなら、議員提案による政策条例は、
今後ますます推進されるべきで、

そのためには何が必要か、
という現実を目の当たりにしたから。

なるほど、政治は奥が深い。
と余韻を残しながら、午後は県民相談。

夜は、伯方島へ。
昨日と同じく、地域の課題をお伺いする。

お1人お1人、挙手を頂き。
それは。

お約束の時間を過ぎても、
決して止まることはなかった。

散会後、皆様をお見送りしながら。

今日頂いた諸課題は、そのまま、
私たち公明党に対する期待なんだ、

と、感謝の気持ちが込み上げてきた。

励めよ自分、である。


2008-12-11

足あと

日中、企業訪問。
西条市と松前町を、訪ねた。

その会社は、この不景気にあって、
売上拡大の快進撃を続けていた。

結果を出し続けるマネージャの、
戦う前傾姿勢と迫力のお話に、
鳥肌ものの感動、を覚えた。

まさに今、
政治こそ、結果が求められている。

恐縮にもご挨拶の機会を頂いた私は、
社員の皆様を前に、

公明党がこれまでに築いてきた実績と、
これからめざす成果について、お訴えした。

貴重な機会を頂いた関係者に、
心より感謝申し上げたい、と思う。

夜は一転、大三島へ。

支持者の皆様から、
地域課題についてご要望を承った。

県内に厳然とある地域格差について。

9月議会で提起させて頂いたが、
解決への道筋の模索は、今も続く。

とはいえ、ご要望のうち、
すぐできることは今すぐに。

気づき直行、電光石火、で帰り道。
いくつかの連携を取らせて頂いた。

さあ、明日は伯方島、だ。


2008-12-10

足あと

午前、県民相談。
午後、松山市内にて政治学習会。

支持者の皆様と車座になって、
忌憚なく語り合うことができ、

心より、感謝申し上げたい。

その中で、特に痛感させられたのは、
高齢者をとりまく生活環境、について。

ややもすると。
政治は、財政寄りになりがちだが、

それは絶対にダメ!ということを、

生活者寄りでもダメで、
生活者起点でなければダメ!ということを、

あらためて教えて頂いたのであった。

頂いた皆様のお気持ちを。

国にも伝え、県にも共有し、体現できるよう、
自身を戒めてまいりたい、と決意する。


2008-12-09

足あと

午前午後にわたり、文教警察委員会。

さっそく、まず。

学校へのケータイ持ち込みについて、
愛媛県の実態を、質した。

公立校については、
小学校88%、中学校97%、高校71%、

の学校が持ち込みを禁止し、
校内での使用を認めていない、

ということが判明した。

ここから議論が白熱するのだが、
詳細は明日の地元紙に譲るとして。

とある方のとある発言に、
深く期するところを覚えた。

それが、今日の私のエポック、となる。
要は、力をつけろ、である。


2008-12-08

足あと

日中、部局折衝。

県民相談の1つ1つに足を運ばせて頂き、
お伺いした県民の皆様からのご要望を、

最終的にカタチにされるのは、

訪ねたそれぞれの部局の、
それぞれの職員各位、だ。

財政難の中、
あるものは、知恵と体と時間、

だとすれば、

その全部を出し切って、ともに汗をかいて、
県民の皆様にお応えしてまいりましょう、

と、
フロアをまたぎ、折衝を重ねる1日となった。


2008-12-07

足あと

日中、党務にて今治市へ。
夜、政務。

来週の文教警察委員会にむけて、

学校へのケータイ持ち込み問題
について調べていると、

その本質は、

サイバー・ネットワーク社会を前提とした、
私たち大人の情報リテラシーにあり、

との仮説が浮かび上がる。

ちなみに。

あたった文献のほうは約300ページだが、
ネットで検索していくと、まさにエンドレス。

時間ばかりが、過ぎていく。

光陰矢のごとし。
ゆえに、情報海のごとし、の今を。

誤たず価値的に歩んでいける賢さを、
個人も社会も身につけねばならない、と痛感した。


2008-12-06

足あと

午前、高松市へ。

香川県立ミュージアムで開催中の、
大三国志展を、鑑賞。

今から約1800年前、
わが国でいえば、卑弥呼の時代に。

魏・呉・蜀の3国が覇権を争った、

その、まさに足あとが、ずらり、
というより、ずしり、と並んでいた。

中国の国家一級文物53点を含む、
全部で180点の宝物は、

時空を超えて悠久のロマンへと、
私を駆り立てた。

特に、五丈原。

死せる孔明、生ける仲達を走らす、
で有名な、あの戦を、

精緻なジオラマにより再現した、
ナレーションと映像の演出には、

しばし、立ちつくすのみであった。

そのとき、
孔明の胸中に去来したものは、何であったか。

三国志は私の愛読書、であれば、
長くなるのでこの辺で留めるが、

同著の、

明鏡は形を照らす所以、古事は今を知る所以、
という一節を、今の立場でかみしめたい、と思う。

その後、
企業訪問、旧知旧友各位との再会など。

少しづつ、しかし、確実に。

世の中も人も変化していることに、
気づかされながら、一方で。

感傷にひたるべからず、前へススメ、

と戒め、戒めあう、友との語らいに、
時は待たず、夜は更けていった。


2008-12-05

足あと

日中、政務。

来週の、
文教警察委員会に向けての、質問準備。

それにしても、
所管する教育行政、警察行政について。

この数カ月だけで、
記事ファイルの厚さは何センチになるだろう。

話題の大きさは、課題の大きさ。
しっかりと精査してまいりたい。

夜は、党務。
指針を、確認。


2008-12-04

一般質問、最終日

最終日の登壇者は、
住田省三議員(自民)・村上要議員(社民護憲)・渡部浩議員(自民)
の、3氏。

住田議員の、食育に関する質問で、
ニワトリ症候群、という引用箇所があった。

最近の食の乱れを簡潔に言い表し、
なるほど、と綴るのだが。

一人で食べる「孤食」、
朝食を食べない「欠食」、

家族が別々に食べる「個食」、
同じものばかり食べる「固食」。

この4つの頭文字をとって、孤欠個固。
つまり、コケコッコ。

身の回りに照らしドキッとしたのは、
私だけだろうか。

食に関する正しい知識と選択、
そして、習慣化の必要性を、痛感した。

夜、政治学習会にて、伊予市を訪問。

支持者の皆様には。
いつも温かく迎えて頂き、心より感謝、だ。

私たち公明党の取り組みについてお訴えした後、
忌憚のないご意見ご要望を、数々お伺いする。

議員の日常は、
行く先々での宿題探し、と、解決探し。

今日も、仕事はどっさり、となる。

しっかり励まねば、と決意しながら、
皆様お1人お1人をお見送りさせて頂いた。


2008-12-03

一般質問、3日目

本日の登壇者は、
笹岡博之議員(公明新政ク)・豊島美知議員(民主)・菅良二議員(自民)
の、3氏。

会派の笹岡議員は、

定額給付金、ドクターヘリ、がん対策、
若者自立支援、障害者就労、病院看護体制、

について取り上げた。
大半が、厚労行政に関するもの、だ。

次は、私の番。

次回2月議会の登壇に向けて、
県下各地の生活現場にきちんとアンテナを立て、
しっかり準備してまいりたい、と思う。

一方。

今回が最後の登壇となったのは、菅良二議員。

来年の今治市長選挙に出馬表明されたことは、
皆様ご存じの通り、だが、

その最後の質問からは、
菅議員の万感、がひしひしと伝わってきた。

同時に、政治家の決断、
というものについても、深く考えさせられた。

どんな議員活動も、1つ1つ毅然たる決断で。
そんなことを教えて頂いた、気がする。

そして、本会議場には、
きっと、さまざまな感情が交錯していたであろう。

政治の奥深さが印象に残る、1日であった。


2008-12-02

一般質問、2日目

本日の登壇者は、
野口仁議員(社民)・阿部悦子議員(環境市民)・毛利修三議員(自民)
の、3氏。

財政難の中で、
県政は何を優先させるべきか、

について、
それぞれの立場・視点から質された、2日目。

大いに学ばせて頂くとともに、

肝心の、財政難をどうするか、
について、私自身。

国の財政または税制措置による、
以外の解、について

研鑽と研究を深めねば、と、
痛感させられたひとときとなった。


2008-12-01

一般質問、初日

一般質問、初日。

登壇者は、
岡田志朗議員(自民)・菅秀二郎議員(民主)・中田廣議員(自民)
の、3氏。

「寒いね」と話しかければ 
「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 

岡田議員の前口上は、
ご存じ、俵万智さんの短歌から。

そう。

「この味がいいね」と君が言ったから
七月六日はサラダ記念日

の、
あの「サラダ記念日」からの、一首。

社会人になりたてのあの頃、

世の中をよくするためにいつの日か
なってみせようコピーライター

と、思っていた。

なぜコピーライターか、という脈絡は措き、
燃え盛るものを持て余していた気がする。

燃える、から、萌える、時代となっても。

世の中をよくするために、を常に持ち、
芽生え続ける自身でありたい、と思う。

カレンダーも、今日から12月。
本年を、きちんと仕上げてまいりたい。