2008-12-16

福岡滞在3日目は、まみずピア

朝、福岡市内のホテルを出発。

同期議員のお二方とともに、一路、
海の中道奈多海水淡水化センターへ。

同センターは、
福岡市の8市9町1企業団が構成する
福岡地区水道企業団により運営される。

愛称は、まみずピア。

視察目的は、
本県、特に中予の水不足問題解消の
糸口を探ること。

同センターに到着すると、
まずそのスケールに、驚いた。

福岡ドームの1.3倍という巨大な施設は、

目の前に広がる玄界灘から引き込んだ海水を
1日50,000立方メートルの淡水に変えるという。

同圏域の水道給水量の10%近くを占める量、だ。

同センター職員の格段の配慮により、
施設内をつぶさに見学させて頂いたが、

3D映像など、趣向を凝らしたPR演出により、
淡水化のプロセスを、平易に学ぶことができた。

恒常的に水不足がつきまとう同地域だが、

1994年から翌年にかけて、実に、
295日間にわたって給水制限が行われたという。

その年、海水淡水化の構想を得てから約10年、
総工費408億円をかけ、供用開始となった、

ということだが、この事例。

本県に対して、
様々なオプションを示唆してくれていまいか。

県市単独にせず、官のみにせず、
民のみにもせず、水のみにせず、

つまり、コラボをキーワードにすることで、
この事業、実現できないか、と思うのである。

さっそく研究を進めてまいりたい。

末尾に、同センター職員の皆様には、
格段の御配慮を頂き誠にありがとうございました。

同行の議員お二方には、
道中の迷子状態は結果オーライ、
ということでご容赦くださいませ。


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