2007-06-30

夕日を眺めながら

眩しい日ざし、にじむ汗。
水不足の懸念が、じわり、広がる。

今日の石手川ダムの貯水率は、46.3%。
平成6年の渇水時の推移を、さらに下回る水準だそうだ。

まずは日頃の節水から心がけるとともに、
いうまでもない抜本的な解決への取り組みが急務だ。

松山市と西条市については、
西条工水を巡る対立の構図で語られることが多い。

が、対立しない構図をどう見出すか、についての議論は
まだ十分に尽くされていないのではないか、というところに
一筋の希望の感を抱きながら、市内の支持者を訪ねて歩く。

様々なお話を伺う。
温かな励ましも、手厳しいご意見も。

どれも生活現場の、生身の声なれば、
そこに庶民の現実が、くっきりと、浮かび上がってくる。

不安を煽りがちなマスコミの論調とは別の、
自己責任において一生懸命に生活を営む方々。

山の端に沈む夕日を眺めながら。

この、庶民の皆様とともに、皆様のために、このときに。
私に与えられた役割をしっかり果たしてまいりたい、と思う。


2007-06-29

常任委員会

2007年も明日で、折り返し。

激動にして、あっという間の半年であった。
残り半分が、どんな展開となるかは知らねども。

タイム フライズ、バット、
タイム イズ オン マイ サイドだ。

で、今日は、これまた私史上初の、常任委員会。
私の所属は、環境保健福祉委員会である。
午前も午後も、なるほど、そうなんだ、の連続。

感想は紙面・画面に尽くせずだが、ひとことで言うなら
本会議以上に、この場が、議員の主戦場ということだ。

当該分野における見識を準備しておかないと、
ただの傍観者で終わるし、ここでの質問力が、
県民の利益に直結するのだということを、悟る。

また、理事者との信頼関係の醸成と同時に、
つかず離れずの間合いと見切りが重要であることを、悟る。

今の私に、最も必要なものは、専門としてのこの分野の
研鑽、研鑽、また研鑽、だ。

さっそく明日から、貪欲にひたすら学ぶぞ、
と、新たな決意に燃える1日となった。

2007-06-28

貪欲に

本会議最終日の今日は、一般質問に4名が立つ。

着眼発想も、パフォーマンスも、4者4様で、
昨日までの質問者も加えて、まさに十人十色であった。

特に、住田議員の、ツカミは見事だった。いわく、
朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠りたい。

すっかり私の心は、鷲掴み状態。
おかげで、食い入るようにその質問を拝聴させて頂いた。

昼の触発に続き、夜は、ほぼ全議員での懇親会があり、
先輩諸氏からじっくり、たっぷりお話を伺うことができた。

生きた勉強をさせて頂いた。

政治の奥深さ、かけひき、織りなす人間模様。
各々の地元や支持者を背負っての、真剣勝負。

知見も経験も豊富で、人間味あふれる先輩群像に、
興味は尽きない。

ただただ今は、貪欲に学んでいこうと思う。


2007-06-27

初体験は通過点

県議とさせて頂いて、約2ヶ月。

今日が、本会議におけるデビュー戦となった。
いうまでもなく、私史上初の、一般質問である。

さすがに昨夜は、落ち着かなかった。

寝坊をして、遅刻したらどうしよう。
制限時間をオーバーして止められたら、どうしよう。
野次に翻弄されたら、どうしよう。
手元原稿を控室に忘れたら、どうしよう。

どうしよう、どうしよう、ばかりが脳裏をかすめた。

おかげさまで、それは杞憂に終わり、
本番では、ありのままの自分で臨むことができた。

あれほど熱烈にご支持を頂いた皆様の気持ちを、
ここで代弁するのがわが仕事ぞ!
そうした方々に、必ずや光を届けて見せん!
当事者の苦しい思いや、辛い気持ちを、皆ぞ聞け!

汗も滴る必死の思いで、あっと言う間の持ち時間であった。
個々の答弁への所感は、ここでは措き、今、思うこと。

それは、街頭演説で太田代表が言われたセリフに如かず。

政治家が問われるべきは、何を言ったかではなく、
何をなしたか、という結果である。

その通り。
初体験は、通過点なのだ。

ここから、どう実現に運ぶか。
それこそが、私のなすべき、真の仕事なのである。

一般質問という、貴重な、ひとつの洗礼を受けたけれど。

実は、明日からが本番ということを、
ゆめ、忘れてはなるまい、と心に固く。

2007-06-26

なるほど

本会議は、今日から一般質問へ。
各会派から午前2名、午後2名が登壇し、弁舌をふるう。

今日も、新人の私には、なるほど、がいっぱいだった。

傍聴席がほぼ満員御礼で、今日は又えらい多いなー、と思ったら、
それは、登壇議員が支持者をバスで招待していたから、とか、

知事に答弁を求めたのに理事者が出てきたら、それは×××とか、

議長から、暫時休憩!のコールがかかったら、
控室にフルーツが出てきたり、とか、その他、多々。

今はただ、驚かなくなるまで、議会のすべてを知りたいと思う。

本会議終了後は党務。
そして夜は、私の中のご近所、久万高原町へ。
皆さん、お元気で、何より何よりだ。

帰る際、本日とれたての、サニーレタスとじゃがいもを頂く。
ありがたく頂戴しながら、こういう日常は豊かだなー、と思う。

ひるがえって、この、とれたて、ということの価値を、売らない手はない。
いや、絶対に売れるのだ、売りませんか、と勝手に得心するのである。
大阪の、なんばパークスを見よ、だ。

なるほど、の次は、さあ、どうやるか。
ここからが、私と私たちの知恵の出しどころ。


2007-06-25

ありのまま

見たよ。読んだよ。

先日来いただく、このお声は、政・経情報誌「月間愛媛ジャーナル」の記事を指して。
5/23ブログにて既報の、初当選した新人県議のシリーズ特集だ。

体当たりで、感じているありのままをお答えさせて頂いたものが、
本当にありのまま活字となり、稚拙とも、能う限りとも、何だか面映い。

さて。
日中の県議会本会議では代表質問が行われ、
社民党・護憲連合の村上要氏、わが公明党・新政クラブの笹岡博之氏が登壇。
いずれも、そつなく、要を得た内容で、持ち時間ジャストで終えられる。さすがだ。

夜は、支持者会合にてご挨拶をさせて頂いた。
懐かしいお顔とお励ましの言葉に、元気を頂く。

インタビュー記事といい、これから登壇する一般質問といい。

稚拙を恥ずかしいとせず、今日の支持者の、あの笑顔のみ信じ、
県民のために働くの言葉どおり、
いつもありのままの自分で、体当たりしていこうと思う。

さあ、明日も本会議の後は、久万高原町の「生活現場」へ。勇んで!


2007-06-24

参観から参戦へ

午前、子どもの日曜参観に参加。
久しぶりの父親仕事に少々恐縮がちに。

授業の内容は、クラスの子どもたちが、数日前、
それぞれ学校区内の気になる場所を訪れ、
そこで体験し感じたことを、お絵描きにして発表するというものだ。

行き先も、ローソン・郵便局・スーパー・TV局など、いろいろである。
大人顔負けの鋭い視点に驚くこと、多々。

驚くといえば。
特に、父親の参加が予想以上に多いことには心がどよめいた。
ざっと、親御さんの1/3は占めていたろうか。
私の小さい頃にはありえなかった光景である。

この働き盛りの父親グループをエンパワーメントし、
うまくマネジメントできれば、昨今の憂える教育現場に
光明を見出す突破口となるに違いないことを確信した。

いみじくも最近読んだのが、
「校長先生になろう!」(藤原和博著)という本。

民間企業から、東京都杉並区の公立中学の校長に転身された同氏の、
いわば体当たりの教育改革実践レポートだ。

教育に対する大情熱と、民間で培った現実主義がバランスされて、
みごとな説得力をもって私たちに行動と決断を問う、秀逸の一冊だ。

その中の、私が全きを得た、氏のセリフは、こうだ。
「地域社会に評論家は要らない。保護者たちよ、参戦せよ!」

パパよ、父よ、お父さんたちよ。
ここは一つ、愛媛から、参戦しようではないか。

2007-06-23

中身

昨日、本ブログのアクセス数が10,000を突破した。

思えば、選挙期間中の長いブランクを経て、
議員バッジ佩用の日から書き込みを再開。

強迫観念にも似た自己の日課と課して、約1ヶ月半。
1日にしてだいたい50~100人の方が、拙文をチェックくださっているようだ。
その皆様に、有難く、感謝を申し上げたい。

さて、本ブログについて、私は3つのルールを決めている。

タイトルに、めざすもの、とあるように、
1つは、見つめる眼差しは未来、とした。
借金を作ったハコ物行政が・・、と言わない。
だから、どうする、を考えたい。

もう1つは、綴る内容は決意、とした。
選挙のたびの強烈なアジテーションではなく、
日々のちょっとした1個の気づきを、
毎日毎日塗り固めたいと思うからだ。

そしてあと1つは、頂いたメール・コメントには、
必ず返信させて頂く、ということだ。
これは、ルールというより、少なくともの誠意としてである。

書生じみて、抽象的というご指摘もあろうかと思うが、ご容赦頂きたい。

政策提言・議会活動報告などの具体については、
お時間を頂く中で、年齢・性別など多種多様な支持者の皆様に、
きちんとお届けできるよう、伝達方法・手段などの整合性をとりながら、
総合的に構築してまいる所存だ。

とはいえ。
情報発信の巧拙以上に大事なことは、その中身である。

議員として、誰のために、何をどうしたいのか。
そのために何をしたのか、しているのか、しようとしているのか。

すべて問われるべきは、議員としての行動、である。

雨音を聞きながら。
10,000アクセスを節目に、明日への決意としたい。

2007-06-22

潤されるもの

さらさらと、久しぶりの雨。
周囲の草木が、雨の雫を貯え、いつになく生き生きと見える。

石手川ダムの第3次取水制限が発令される中、
大地を潤し、私たちの不安な心もまた潤す雨となってほしい。

さて、今日の本会議は、10:30から午後にかけて、
自民党・民主党の代表質問が行われた。

代表質問とは、本年度補正予算案を始めとする知事提出20議案について、
各党の代表者が、それぞれの角度を持って踏み込む、というものである。

質疑を傍聴しながら、議会質問のしくみがようやく飲み込めた。
階段1つづつ、知見も1つづつ。
1年生は、だんだんわかっていくしかない。

夜は、「山本ひろし励ます会総会」に出席。
雨の中、昨日とは違う、450名を超える支持者の皆様にご参加頂く。
真心一つで、山本ひろしの支援拡大を戦いきっての集いである。
深い感謝の気持ちを込め、だからこそ断固勝利を、との思いで、
最後にシュプレヒコールの音頭をとらせて頂く。

忙しいと書いて、心を亡くすと読むように、多忙な毎日。
しかし、乾きそうな心を潤してくれるのは、いつも支持者の皆様だ。
その笑顔の数々と励ましのお言葉に、勇気百倍、エイエイオー!だ。

会場を出ると、雨はすっかり上がっており。
百花草木にも潤いを、と祈る。


2007-06-21

勝負勘

18:30、参院比例区予定候補の山本ひろしを励ます会、開会。

これには、お忙しい中、加戸愛媛県知事・中村松山市長・
中山愛媛銀行頭取・吉見元八幡浜市長にご来臨賜る。

また、党からは谷合参議院議員も駆けつけられ、
480名の熱烈な支持者にご列席頂いた励ます会は、
あふれる熱気の中、おかげさまで盛会裏に無事終了。

国会の会期延長により、選挙日程が1週間ずれこむこととなりそうだが、
未来に責任を持つ与党として、断じて負けることは許されない今回の戦いだ。

山本予定候補の熱い思いに呼応して、乾坤一擲、
自身も真剣な勝負勘をもって戦い抜くことを深く決意させて頂く。

昨晩深く、今朝早く、の質問原稿手直しと折衝も、午後には無事着地。
ひとまず安堵。
あとは、本番でいかに命を吹き込むか、である。

さあ、明日の議会は、代表質問。
いよいよ論戦が始まるが、その一部始終をしっかりと見届けてまいりたい。
何を見届けるのか。
誰が、どれくらい、県民に対するほとばしる愛とリスペクトを放つのか、
ということを、である。


2007-06-20

馬鹿門

昼下がり、某メーカーの拠点長を訪ねる。
昨年まで大変お世話になった方である。
旧交を温めるといえば失礼だろうが、ともかく話に花が咲く。
業績順調とのことで、何より何よりだ。
一方、私の業績はというと、今から、一からである。

さて、今からというと、議会質問。
昨日、事務局に提出した原稿について、理事者側と
午前・午後・夕方の3回にわたり、打合せを行う。

質問が、このような事前のネゴを経て成立すること、
いわば議員と理事者側の共同作業で作り上げること、
そういうしくみになっていることを、私は知らなかった。
果たして、どのくらいの県民が知っているのだろう。
うーむ、無知の知はソクラテスの弁明だが。

それはそれとして。
ふと気づいたら、その人も自分の隣で夜風を涼んでいる。
というくらい、私は皆様の身近な議員になりたい。

知らないことを知っては伝え、伝えては意見を伺い。
ブログでのメッセージ表現は限られても、
対話ではいつも本音を交わせる議員でありたい。

議事堂周辺を何気に歩いていると、
おや、こんなところに、というところに、
彫刻家の、空 充秋氏のモニュメントを発見。

空氏といえば、あの「平成之大馬鹿門」で有名である。
その作品の心は、実るほど頭を垂れる稲穂かな、だ。
ならば、私は「新人之大馬鹿門」でまいろう。

2007-06-19

初日は、三日月

議事堂内のベルが鳴り響くAM11:00。

いよいよ6月の定例県議会が、開幕。
支持者の皆様の顔を思い浮かべながら、席につく。

粛々と議事が進められ、約30分で閉会。
その後、議員内の小会合が種々、議会質問打合せ等諸々。

夜は愛媛県議会スポーツ振興議員連盟表彰式・祝賀会に参加。
受賞された県下各地域の指導者の皆様には、あらためて、
その地道で人知れぬご苦労に、敬意と祝福を申し上げたい。

にしても、あっという間の初日であった。
少しづつ、いろんなことが見えてきて、新鮮な1日となった。

議会こそ、支持者の皆様のご期待に応える主戦場である。
ここで、私がなすべきこと。
なすために、なさねばならないこと。
考えながら見上げる夜空に、三日月。

君も見ているだろう この消えそうな三日月。
ふと、絢香のラブソングが浮かんだ。

歌い上げる歌詞はラブストーリーそのものだが、
わたしにとってその最後のフレーズは、
質問に立つとき思うであろう気持ちと重なり、心に響く。

そのフレーズは、
君に届け この想い、である。


2007-06-18

初日を前に

公務・党務ある中で。
歳月は人を待たず、所用は後を絶たず、の感あり。

午後、企業訪問。
ありがたくも100名以上の皆様にご挨拶をさせて頂く。
うらやましいほどに雰囲気のよい職場である。
若き日の、わがサラリーマン時代を思い出し、懐かしく。

さて、目下の急務は質問原稿の準備である。
昨夜は、ほぼ完徹でおよそ6割がたをまとめ上げた。

夕方のお忙しい中、井上和久代表に原稿内容を見て頂く。

井上代表はいうまでもなく、私がバトンを引き継いだ前任県議であり、
衆議院議員も務められた、この道30年のベテラン政治家である。
ゆえに原稿チェックも、融通無碍なのである。

1年生の原稿は、みるみる朱色に染まっていく。気持ちよいほどに。
その指摘の一つ一つは、まさに絶妙。さすがという他はなく。
さあ、今から手直しだ。明日提出のため、今日も徹夜となるか。

それにつけても、6月定例議会。いよいよ明日が、その初日。
やはり、歳月は人を待たないらしく。


2007-06-17

心に太陽

午前、「KHJ愛媛県こまどりの会」様の定例会に参加させて頂く。

同会は本年2月に立ち上がったばかりの、
「社会的ひきこもり」の子息を持たれる親御様のネットワーク組織である。

ちょうど立ち上がったその時期に、私はあるご婦人のご訪問を受け、
その知られざるお苦しみのご心情の投げかけを頂いた。
その出会いが、この問題の壮絶なる深刻を知るきっかけとなったのである。

以来、ご家族からのヒアリングを重ね、できる限りの書物に目を通し、情報を収集。
そして、現時点での私の結論。
この問題は、個人で解決できる領域をはるかに超えた、明らかな「社会問題」だ。
全国に急増する「社会現象」といってよい。

なかなか光の当たりにくい弱者の方々に光を当て、そのお気持ちに寄り添って、
行政としてなすべき現実対応を行い、一つ一つ、生活課題の解決を図っていく。
その結果として、県下に、生活者満足度の総和が高まっていく。
それが、議員としての私の初心であり、めざすべき目標である。

定例会では、涙ながらの、ご家族の切実なご心情を、
あらためてしっかりと受け止めさせて頂いた。
何としても、解決に向けた一歩前進のお力に、と、強く心に刻ませて頂いた。
先の初心に立ち、初めての議会質問で、早速取り上げさせていただく所存だ。

入梅し、じめじめした日々が続く。
かといって、水不足を解消するような雨にも恵まれず。

中途半端な天候にも似て、この「社会的ひきこもり」問題は、我々の前にどんよりと横たわる。
それでも季節はやがて夏になるが、苦しみのご家族と当事者に、やがて、は無慈悲だ。

こうした方々が一刻も早く、もとの笑顔を取り戻せるよう、そして、
心に太陽が昇り、さわやかな気持ちが晴れわたる日をめざし、
連携の和を広げながら、全力で働いてまいりたいと思う。

2007-06-16

白鷺

水を張って、整然と並ぶ苗。山を映し、空を浮かべ。
この時期の田んぼは、えも言えず美しい。
と、ふと、目に留まったのは、白鷺。

道後温泉由来の、白鷺伝説を思い出した。

その昔、足を痛めた白鷺が、岩から流れる湯に足を浸すと、
みるみるその傷が癒え、やがて元気に飛び立って行った。
それを見ていた村人が、その湧き出るお湯を温泉と名づけ、
その効能を発見したという、伝説である。

伝え話だとして、この話のポイントは、村人の洞察力にあろう。

足を痛めて岩陰にじっとしている白鷺。
腹が減っている人は、どうやって捕まえて食べようかと考える。
普通の人は、あぁ、白い鳥が休んでいるなと考える。
この村人は、白鷺の傷の回復を見、このお湯には秘密があると考えた。
私だったら、どう感じたろう。

日々、庶民の生活現場に飛び込み、様々な生活課題を見聞きし、感じる中で、
表層ではない、その向こうにある、真の課題を発見できる洞察力を、
伝説の村人に習い、養いたいと思う。

2007-06-15

座右

朝、目を疑うような新聞記事に衝撃を受ける。
現時点で、私個人とお断りした上で、支持者の皆様に、無用のご心配をおかけすることを
心よりお詫びを申し上げたい気持ちで一杯だ。
また、今後、詳細が詳らかになるにせよ、全くもって言語道断の行為であり、
反面教師としてわが身への最大の戒めとしてまいる、強い、強い決意で一杯である。

さて、それでも日々の現実は、動きを止むことなく。

日中は、党員訪問と、議会質問のスクリプトを作成。
そして夜は、中予地区二輪車販売店協会様の通常総会・懇親会に参加。

総会では、知見を一つ広げさせて頂き、上野会長様を始めとしたご列席の皆様に深く感謝したい。
また、親しく懇談させて頂く中では、行政課題をいくつも発見でき、また、何より、
私と私たち公明党が目指したい政治の方向性に、強い確信を得させて頂くことができた。
お招き頂き、また大変有意義なひと時を過ごさせて頂いたことを、心より有難く思う。

有意義といえば、一寸、不思議あり。
夕刻、一番町ですれ違いざま、大学時代の友人に、約20年ぶりの再会。
5分前でも、5分後でも、会えなかったであろう。
アポがあったため、15分間の茶飲み話であったが、懐かしく、嬉しかった。
某銀行の支店長と、立派にがんばっている彼の姿に、感激もひとしおだ。
お互いがんばろう!との健闘を約しながら、次なる再会を楽しみに待ちたいと思う。

さあ、働こう!さあ、仕事を続けよう!とは、A・トインビーの座右の銘。
私の座右は、それにフレーズを繋いで、支持者のために!県民のために!としたい。

��写真は中予地区二輪車販売店協会通常総会でのご挨拶)


2007-06-14

雨音を聞きながら

いよいよ、梅雨入り。
松山地方気象台の発表によると、過去10年間で最も遅い入梅とのこと。
石手川ダムの貯水率が65.1%となった松山市でも、昨日より減圧給水が始まった。
どっさり、恵みの雨を、祈る。

さて。
今日は、日中は議会質問の準備にあて、夕夜は市内の党員宅をご訪問させて頂く。
ご訪問先では日頃の御礼とともに、忌憚のない様々なお話をお伺いした。
心より有難く感じながら、よりいっそうの勇気を奮い立たせてくれる皆様に感謝したい。

議会質問については先日来、先輩議員各位にご指導を受けながら構想を練っている。
知見の乏しさを補うべく、かつての受験勉強宜しく、活字の山との格闘。
雨音を聞きながら、頭の中では脳細胞の悲鳴が聞こえるかのようだ。

しかし。
私が拠って立つ原点は、支持者の皆様のお気持ちにこそあり、
質問の目的も、なかなか光の当たりにくいところに光を当てながら、
そうした多くの庶民の皆様の生活満足に繋げ、広げることにあろう。
そのことを些かも揺るがせにせず、頂いた役割と使命を果たしてまいりたい。

2007-06-13

日本一にて、日本一を考える

今日は、四国中央市へ。
参院選支援依頼のため、大王製紙㈱様を訪問する。
エリエールでおなじみ、業界第3位の東証一部上場企業である。
快くご協力を頂き、大変心強く、衷心より感謝申し上げたい。

さて、面談後、幸運にも、工場見学をさせて頂く。
単一の製紙工場として生産量日本一を誇るだけに、やはりすごかった。
東京ドーム34個分という広さもすごいが、自己完結なところがすごい。

右から原材料を入れると、左から紙になって出てくるのである。
しかもそのまま、船で海外へ搬送できるのである。
コスト競争力が強い、ということだ。
また、古紙を主原料とする、ほぼ完璧なリサイクル産業なのである。
きわめて、環境にやさしいのだ。

見学の最後に、エリエール・タワーにも上がらせて頂いた。
あの、松山自動車道から見える、ずば抜けた煙突である。
ちなみに、このタワー。コンクリート製の煙突として、日本一(207m)なのである。

日本一のタワーにて眼下を眺めながら、
私の一貫してめざす、生活者満足度日本一の愛媛、に思いを巡らせた。

��写真は、下から見上げたエリエール・タワー)

2007-06-12

4年ぶりの歴博

AM5:00起床。一路、宇和町へ。地元企業の朝礼に出席させて頂いた。
朝の貴重なお時間を頂き、心より御礼を申し上げたい。

さて宇和町といえば、愛媛県歴史文化博物館。
せっかくだから、足を伸ばしてみる。約4年ぶりの来館である。

その威容は、相変わらずだ。
おさらいをしておくと、この博物館。
愛媛の歴史や民俗に関する知識を普及させる、というのが第一義的な存在目的である。

原始時代・中世・近世・近代、という4つの時系列で、当時の愛媛を演出するゾーンと、
祭り・芸能・くらし・遍路、という愛媛の民俗にフォーカスして演出するゾーンが常設展示され、
これに時々の企画展示と、生涯学習機能施設各種が加わったもの、それが、この“歴博”だ。

4年前は駆け足だったが、今回はじっくり、鑑賞した。
とても勉強になったが、かなり違和感もあり。
それは、この博物館の存在目的だ。
そもそもの定義が間違っている、と思えてならない。

まず、知識を普及させる、というのが主たる目的であれば、手段が違う。
今日の職員へのヒアリングでは、平日の平均来館者数は200~300人、土日で400~500人、とのこと。
その計算でいくと1ヶ月の来館者は約1万人、年間で12~13万人。県外の方も込みで、だ。
到底、普及といえるような数字ではない。

次に、知識を普及させたい対象が誰なのかがわからない。
換言すると、市場がわからないと商売はできない。だから、ここでは赤字の指摘は、措く。
どう頭をひねっても、ハコありきなのである。

こういう場合、頭をリセットしてみたい。
もし、“歴博”がなかったら、誰が困るのか?どのくらい困るのか?
本当にそれがないと困る事業であれば、突破口の仮説は顧客に見出すことができるが、
そうでないなら、残念ながら民間ではリストラである。

県の財政再建に向けて、さあどうする、と、その威容に訴えられる思いがした。

2007-06-11

限られるもの

今日は、新聞休刊日。
正確には、私の地域販売店と購読新聞は、であるが、さて。
この、朝、新聞がない、というのは、何だか感が狂うものである。

朝、テレビを見ない私の場合、5紙に目を通しながら、朝食をとり、ひげを剃り、
ネットをチェックして、ようやく1日のスタンバイがOKとなるのである。

ひげを剃るときに、目で追う記事がないというのは、ぼーっと間が抜けた感じだし、
食パンのパンくずも、下の新聞紙に落ちる分には的が大きくて安心だが、
新聞のない日はお皿に落とすことになり、そうすると的を狙う注意が必要になる。
朝から余計な注意は払いたくもなく。
で、私の場合、朝はやっぱり新聞に限るのである。

一方、限られるのは、議会の質問時間。
県では1人当たり1回35分以内ということだ。

その県議会6月定例会が、いよいよ来週から始まる。
私にとって初の一般質問も予定されている。
今、不安100%の中、手探りで、構想と資料とスクリプトを準備中である。

日々なすべきことが山積する中で、質問こそが議員本来の勝負どころ、と人はいう。
支持者の皆様の顔を思い浮かべながら、真剣勝負で、取り組んでまいりたい。

��写真は、愛媛県議会議事堂入口にある議員表示板)

2007-06-10

プライド

今日は、今年に入って13回目、もはやご近所の、久万高原町を歩く。
ちなみに訪れた13回ともすべて快晴。不思議なめぐり合わせか、温暖化の影響か。

さて、今日の特筆は、ある87歳のご婦人との対話である。
この方、長らく開業医の院長先生を務めてこられた名誉ある方である。
そして、素朴だが知的で、この町を誰よりも愛する、立派なお方である。
何よりも驚いたのは、この町に対するプライドである。

200億円を超えるといわれる久万高原町の借金を、どうやって返済するか、
そのアイデアを私にぶつけてくるのである。
町長でもなく、町議でもなく、お役人でもない、一人の老婦人が、である。

「この町が消えてなくなるかの瀬戸際に、お役人は背広を着て机に座っとる場合とちがう。
作業着を着て、毎日、田んぼへ、山へ、総がかりでお金を作らんでどうするの。」

「久万出身で今、松山で働いている団塊世代に、引退したら、ぜひ山へ帰ってもらお。
彼らは、山を知っとるから、田んぼでも畑でも山でも、やれることは何ぼでもある。
そうやってお金を作って、この町の借金を返そうや。」

「医療格差やへき地医療いうて、この町にももっとお医者さんが欲しいけど、
今の労働環境や待遇では、お医者さんももたん。もう少しお医者さんの立場にも立ってあげな、いかん」

200億円というのは、よもや、このご婦人が作った借金ではない。
にも関わらず、どうやったら返済できるかを、毎日、畑へ出かけながら真剣に考えているのだ。
しかもアクションプランを、だ。その屹立した精神性に、圧倒される思いがした。

大正生まれの、このご婦人に、触発され、啓蒙され。
この町と、わが愛媛の危機を、自己の責任において打開する覚悟のありやなしや、を問われる思いがした。
その屹立した精神性に圧倒されながら、議員の立場と責任の重さを、教えて頂いた。

田んぼには、孵化したばかりの、おたまじゃくし。
議員とさせて頂いたわが身の今と、だぶって見えた。

2007-06-09

プロの仕事

昨夜の雷雨がウソのように晴れ渡った今日は、「公明党街頭演説会」
太田昭宏代表・石田厚生労働副大臣・山本ひろし参院選比例区予定候補が来県し、
松山市と八幡浜市にて、それぞれ開催された。
八幡浜市では高橋英吾市長にもお忙しい中をご来臨頂く。
日差しの厳しい中、松山市では2,200名、八幡浜市では1,600名の党員・支持者の
皆様にお集まり頂き、やらんかな!の決意漲る大集会となった。心より感謝の思いでいっぱいである。

と、ともに。
司会の大役を仰せつかり、終日を随行する中、プロとは何か、を学ばせていただいた。
太田代表は政治のプロであり、そのSPは護衛のプロである。
石田副大臣は福祉行政のプロであり、山本候補は障害者福祉とITのプロであり、
高橋市長もまた、地方自治のプロである。


プロとは無論、プロフェッショナルのことである。
その定義は様々であるが、大前研一氏(「ザ・プロフェッショナル」)の定義によると、
「感情をコントロールし、理性で行動する人であり、
専門性の高い知識とスキルと倫理観はもとより、顧客第一主義の人であり、
あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律を、もれなく兼ね備えた人材」(趣意)となる。

自身のアマチュアと対比しながら、道のりの遥かを思案しながら。
「うさぎとかめのかけくらべ」のことが、ふと頭に浮かんだ。
この勝負、うさぎはかめを見て走り、負けた。
かめは走れずとも、山のみ見て歩き、勝った。

めざすべきゴールを見失わないことの大事。
たくさんのプロに囲まれ、幸せな、学びの1日となった。


2007-06-08

窓の外は、雷雨

  予約していた人間ドックの日。
平凡なサラリーマンから転身発表以来、8ヶ月。
久しぶりの検査を行う。恐る恐るに。
結果は2週間後をごろうじろう、と。

その後、党務・公務でめいっぱいの本日は、
何となく、やりきれないことの多い1日。
人生、晴れの日ばかりなわけもなく。

1日を終えて、反省しながら、決意しながら、帰り道の車中。
窓の外は、突然の、雷雨。
それは夜空を、激しく震わせて、怪しく光らせて。
どしゃぶりに終わった、今日は今日。

ならば、よし。
明日は、めいっぱい晴れの日にしちゃろうもん。


2007-06-07

ふらり、からり

 本日は快晴なり。企業訪問で大洲市へ、党員訪問で内子町へ赴く。
所用を済ませた後、せっかくだし、道の駅「フレッシュパークからり」へ足を伸ばす。
立ち寄って、正解。予想を超える、見事な賑わいだ。

「からり」は、第3セクター方式による㈱内子フレッシュパークからりの運営だ。
詳細は、http://www.karari.jp/karari/ にゆずるが、
私が着目したのは、次の3点だ。

まず、プチ観光事業として、お見事である。
あの道後地区でさえ、観光客は年間約100万人だ。
こちらは60万人。しかも、絶対数・リピーターとも年々増えているとのこと。
客単価を考えるとプチではあるが、立派な観光事業といって過言ではない。
他ではなく、ここに来る価値を、きちんと提供できているということである。

次に、ソフト事業として、お見事である。
地元農家の方が、単なる生産者ではなく、アグリ・ビジネスの経営者となり始めている。
生産物のみならず、農家の生活をまるごと、売っているのである。
したたかではないか。したたかということは、ビジネスということである。
切り株は林業では売り物にならないが、盆栽愛好家にとっては、ベストセラー商品となるのである。

そして、雇用創出事業として、お見事である。
町民の多くが「からり」の株主であり、地元農家の約20%がこちらに出荷し、収入を得ている。
そしてまた、48名が社員として雇用されている。地産であり、地消であり、地雇用だ。
ちなみに、経常利益もちゃんと黒字なのである。

地域活性化の成功モデルとして、全国から視察研修が後を絶たないのも頷ける。疑いなく、ここまでの道のりは、長く、平坦ではなかったであろう。

中山間地域・高齢化・後継不在など、農業をとりまく厳しい環境を制約とせず、
逆に、ビジネスの与件として、固有の付加価値を、自ら創り出した地元の皆様に、私は心から拍手を送りたい。
とともに、今日得たヒントと快哉を、県下各地の地域再生に繋げ広げていきたいと思う。

しかしながら、しみじみ。
足は運んでなんぼ、である。

��写真は、「からり」の案内標識)

2007-06-06

金次郎さん

 以前頂いた市民相談の回答で、市内を歩く。
喜ばれ、そして、叱咤され。頭の中を整理してみる。

地域課題の中で、行政としては、できることとできないこと、がある。

できることを大別すると、
 ①今すぐできること、②できるが時間を必要とすること、
 になり、できないことを大別すると、
 ③絶対できないこと、④絶対できないとはいえない、できないこと

 となるか。

 今日、喜ばれたのは①と②のケースであり、叱咤されたのが④のケースである。
取りも直さず、市民相談で一番難しいのが④であり、
政治家の良心と実力が試されるのが④なのである。

 かばんを肩に提げ、うつむきながら、悩みながら。

徒然に歩いていると、似たような姿の人に出会った。
二宮金次郎さんである。

 正しくは、二宮尊徳。
彼は、その刻苦勉励により、世界で初めてQCを実践した人となり、
日本初の信用組合経営者となり、経営コンサルタントとなり、
再建の神様となり、作家となり、思想家となった。

 刻苦勉励とは、非常に苦労して、仕事に励むこと、とある。そうか、なるほど。
④の解決には刻苦勉励あるのみ、なのだ。
少し、気が楽になった。金次郎さん、ありがとう!

��写真は、二宮尊徳の銅像)

2007-06-05

20年後のウィッシュ

ちょっぴり趣向を変えて。
今日は、愛媛県からのご案内を、ご案内したい。

ずばり、平成19年度 えひめ次世代協働ミーティング メンバーの募集、である。
20歳以上40歳未満の県内在住者(議員・公務員除く)を対象に、
県が抱える課題について知事と意見交換を行いませんか、というものだ。


今年度のテーマは、
「助け合い、支えあう地域社会を実現するために~西暦2027年、20年後のあなたと愛媛~」である。
若者の皆さんの斬新なアイデア、20年後のウィッシュが、県の施策に反映されるチャンスといえる。
知事に直接、意見できるという機会は、めったにない。若者の皆さん、ぜひ、いかが?
詳細は、 http://www.pref.ehime.jp/gyou-tihou/jisedai/ を参照されたい。

一方の私は、20年後、生きていれば63歳。
ちなみに、私が日頃お世話になっているあちこちの60代の方々は、皆びっくりするくらいお元気だ。
どなたも、人を支え、お世話をすることが、何よりも大好きなのである。
それは小さな地域社会だけれど、ちゃんと助け合い支えあう地域社会、なのである。

してみれば、私も先輩にならって、人をお支えできるような、20年の年輪を刻んでまいりたい。山本ひろし事務所にて、皆様のお支えに感謝しながら、じっくりと考えた。

��写真は、松山市内の山本ひろし事務所)

2007-06-04

お引越し

  今日は、お引越し。
といっても、議事堂内の会派控室のこと。

 諸般により、おとなりの社民党さんと部屋を入れ替えることになったのである。
一人場違いな、ポロシャツにチノパンの出で立ちで、気合を入れて臨む。
机、本箱、運び出された荷物の後は、畳の色ならぬ、厚いじゅうたんがあちこちくぼんでいた。

 県職員のご協力を得て、2時間弱。汗びっしょりで、お引越し完了。
ん、ちょっと待てよ、議員は私だけ?おかしくって涙が出そう、というのはキャンディーズだが。
重い荷物を運んだり、ゴミを片付けたり、汗をかいて掃除をしたりするのは、職員の仕事か?
忙しい理由はいくらでもある。
が、共通のほんの2時間足らずを見出すくらい、大人ですもの、ね、先輩。

 関係議員を代表して、職員の皆様に最敬礼。私は、いつも、心にポロシャツ、でいくぞ!
��写真は、まだ空っぽの新しい控室)

2007-06-03

合言葉は、ひーろしー!

今日は忙しくなるぞ、と、思った通りの忙しい1日。
10:30から愛媛県民文化会館にて「障がい者施設懇談会」に出席。
石田厚生労働副大臣・山本ひろし党市民活動局次長を迎え、13団体24名の方をお招きしての開催となった。
懇談会では、各施設を取り巻く厳しい環境について切実なるご要望が寄せられた。
このような弱者に置かれた方々に対する政治の光の当て方が、まだまだ足りていないことを痛感した。
と同時に、そうしたお声をダイレクトに副大臣につなげる公明党の、らしさに、わが使命もまた確信させて頂いた。

午後は、13:30から同会館にて「公明党愛媛県本部総決起大会」に出席。
わが党からは、北側幹事長・石田厚生労働副大臣・山本ひろし参院比例区予定候補・井上県代表らが参加。
そして、自民党からは、関谷勝嗣参議院議員・山本順三参議院議員・塩崎官房長官代理令夫人を始め、
県連幹部のご来賓にご出席を賜った。
5階席まで埋め尽くす3,000名を超える党員・支持者の大結集のもと、いよいよの政治決戦に向けて、
最高にエネルギッシュな会合となった。お忙しい中をご参集頂いた党員・支持者の皆様に心より感謝したい。

終了後、早速、支持拡大の最前線へ。会合の熱気そのままに、熱烈に語る、語る、語る。
同志の皆様とともに、拡大の手ごたえを共有しながら、本日の活動終了となる。

あと、49日。
政治の安定のために、与党で過半数は絶対条件だ。
そのためにも、公明党の選挙区5議席と、山本ひろしを含む比例区8議席を、断固、勝ち取ってまいりたい。戦いの合言葉は、ひ~ろし~!だ。

��写真:左は「障がい者施設懇談会」、右は私の前説)

2007-06-02

閑話休題

 今日は何の記念日か調べてみた。
うらぎりの日、とある。
あの、本能寺の変があった日にちなんで、だそうだ。

ときに、1582(天正10)年。
中国の毛利攻めに難儀している羽柴秀吉の応援を命じられた明知光秀が、
進軍の途中で道を変更し、本能寺の織田信長を急襲、自害させた事件である。

にしても。
うらぎりの日を制定して、どうせよというのだろう。
うらぎりはいけません、やめましょう、ということだろうか?
この日は、信長からするとうらぎりの日だが、光秀からすると復讐の日であり、
秀吉からすると天下取りのきっかけの日であり、名もなき庶民にはごく普通ののどかな日だったかもしれない。

勝者が歴史をつくるといわれるが、庶民の側に立てば、今日も、のどかな日、が宜しかろう。

2007-06-01

頭の中のスポンジ

  乱れているものを整えることを、整理という。まさに、今日は、整理の1日。
ここ数週間、ずっと出ずっぱりが続いたため、書類も情報も膨大な山と化していた。

それにしても、議員というのは、紙に囲まれる。
お役所がそういう仕事だからだろう。
部局資料、通達書類、報告書、リーフレット、ハンドブック、会報、以下デンデン。
その消費量の激しさは、おおげさにいえば環境問題だ。
やろうと思えば、大半はメールで済んでしまうことだが、今のところそうはならないらしい。
ともかく、デフラグが必要だった頭の中が、おかげで、少しクリアになった。

 それはそれとして。
整理しながら見えてきたこと。それはずばり、議員としての知見の貧弱だ。足りない。
ガソリンメータでいうと、エンプティランプがつきそうなくらい心細い状態だ。
見方を変えると、スポンジ状態ともいえる。
書類と情報を読み込みながら、なるほどねー、と頭の中のスポンジが潤ってくるようだ。

ひとりごちながら、議員の任を果たすには、研鑽の加速と思索の深化が必要であることを痛感。整理の1日は、価値的な時間の使い方の再考を、自身に課す1日となった。

��写真は今日の整理書類)