2007-06-24

参観から参戦へ

午前、子どもの日曜参観に参加。
久しぶりの父親仕事に少々恐縮がちに。

授業の内容は、クラスの子どもたちが、数日前、
それぞれ学校区内の気になる場所を訪れ、
そこで体験し感じたことを、お絵描きにして発表するというものだ。

行き先も、ローソン・郵便局・スーパー・TV局など、いろいろである。
大人顔負けの鋭い視点に驚くこと、多々。

驚くといえば。
特に、父親の参加が予想以上に多いことには心がどよめいた。
ざっと、親御さんの1/3は占めていたろうか。
私の小さい頃にはありえなかった光景である。

この働き盛りの父親グループをエンパワーメントし、
うまくマネジメントできれば、昨今の憂える教育現場に
光明を見出す突破口となるに違いないことを確信した。

いみじくも最近読んだのが、
「校長先生になろう!」(藤原和博著)という本。

民間企業から、東京都杉並区の公立中学の校長に転身された同氏の、
いわば体当たりの教育改革実践レポートだ。

教育に対する大情熱と、民間で培った現実主義がバランスされて、
みごとな説得力をもって私たちに行動と決断を問う、秀逸の一冊だ。

その中の、私が全きを得た、氏のセリフは、こうだ。
「地域社会に評論家は要らない。保護者たちよ、参戦せよ!」

パパよ、父よ、お父さんたちよ。
ここは一つ、愛媛から、参戦しようではないか。

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