2007-06-06

金次郎さん

 以前頂いた市民相談の回答で、市内を歩く。
喜ばれ、そして、叱咤され。頭の中を整理してみる。

地域課題の中で、行政としては、できることとできないこと、がある。

できることを大別すると、
 ①今すぐできること、②できるが時間を必要とすること、
 になり、できないことを大別すると、
 ③絶対できないこと、④絶対できないとはいえない、できないこと

 となるか。

 今日、喜ばれたのは①と②のケースであり、叱咤されたのが④のケースである。
取りも直さず、市民相談で一番難しいのが④であり、
政治家の良心と実力が試されるのが④なのである。

 かばんを肩に提げ、うつむきながら、悩みながら。

徒然に歩いていると、似たような姿の人に出会った。
二宮金次郎さんである。

 正しくは、二宮尊徳。
彼は、その刻苦勉励により、世界で初めてQCを実践した人となり、
日本初の信用組合経営者となり、経営コンサルタントとなり、
再建の神様となり、作家となり、思想家となった。

 刻苦勉励とは、非常に苦労して、仕事に励むこと、とある。そうか、なるほど。
④の解決には刻苦勉励あるのみ、なのだ。
少し、気が楽になった。金次郎さん、ありがとう!

��写真は、二宮尊徳の銅像)

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