2009-01-31

足あと

終日、今治市にて党務。

いよいよ明日は、
今治市議選・市長選の告示日。

とあって。

どこに行ってもそこに、
他の市町にはない緊迫した空気が、あった。

といって。

まったく、他人事ではない。
私たち公明党にとって重要な、自分ごと、だ。

全候補の完勝を期して、
微力ながら全力を尽くしてまいりたい。


2009-01-30

足あと

午後、
水資源・エネルギー対策特別委員会、傍聴。

議題は、西条地区工業用水道事業について。

冒頭、理事者側から
西条工水の経営改善計画について説明があり、

そこから議論伯仲、となった。

詳しくは明日の地元紙に譲るが、
実に激しいやりとりであったし、

政治判断の難しさと厳しさを、
あらためて刻ませて頂いた。

夜は一転、
久万高原町にて、政治学習懇談会。

久しぶりの、皆様との再会、だ。
笑顔がまぶしく、有難い。

今日は、総額75兆円の経済対策のうち、
公明党の推進施策についてご説明し、

その後、質疑となったが、
高齢化率の高い同町だけに、

医療をはじめ社会保障に関するご要望が、
やはりイの一番に上がるのであり。

そこになぜ自分がいるか、
ということを自身の使命と捉え、

また、昼間の特別委員会傍聴で
痛感させられたこととも併せて、

議員として力をつけてまいりたい、
と、心に期す1日となった。


2009-01-29

足あと

午前、今治市にて党務。
午後、松山市にて党務ほか。

夕方、お伺いした砥部町のお宅にて、
しし肉のおすそ分けを、頂く。

しし、とはつまり、イノシシ。

その方とは、
鳥獣被害のご相談でご縁を頂いたのだが、

イノシシ捕獲に関して、というより、
イノシシの生態に関して実にお詳しいし、

そうしたノウハウを、
行政はさらに謙虚に学ぶ必要があろう。

イノシシによる本県被害額は2億円を超え、
鳥獣全体で約4億円という現実は、由々しい。

そればかりで、ない。
人命がかかった問題なのだから。

単に捕獲するという次元を超えて、

地球温暖化を含めて、
生態系の変化という視点で捉えないと、

やはり、この問題解決は難しいであろう。

とすると、農水省だけでなく、
文科省とか、環境省とか。

省庁横断マターとしての取り組みが重要、だ。

県はもちろん、
しっかりと国に働きかけてまいりたい、と思う。


2009-01-28

臨時本会議、開催

常任委員会をはさんで。

午前、午後にわたり、
臨時本会議が開催された。

主な議案は、
一般会計補選予算について。

予算額は、65億2,378万円。



2-3月で約720人の新規雇用を図る
緊急雇用事業の実施や、

治山・道路・河川などの防災事業の前倒し実施、
中小企業融資枠の拡充、など、

現下の急激な経済状況の悪化に対し、
緊急かつ、県独自の雇用・経済対策が上程された。

異論は、あろうはずもなく。
全員起立で原案可決、となる。

また、常任委員会は本年度最終となり、
所属する文教警察委員会も、今日がラスト。

多くのことを学ばせて頂いたし、
来年度の所属委員会でも又、広く学びたい、と思う。

夜は、北条にて支援者会合に参加。

定額給付金の心待ち、を肌で感じながら。

皆様にお応えするためにも、
来月の2月議会は、重要だ。

国の2次補正予算を受けた議案がメインとなり、
そこには地方裁量が広範囲にわたり含まれるから、だ。

地方議員の出番であり、まさに戦いどころ、である。

皆様の前で、日頃の感謝とともに、
2月議会への決意をお訴えさせて頂いた。

精一杯、がんばりたい。


2009-01-27

足あと

午前、地域活性化特別委員会。

国の第2次補正予算と
県の当初予算の動向について

理事者の説明を受け、質疑を行った。

緊急に措置すべき予算を、

どちらかというと長期的に、本質的に、
地域活性化を議論する場で云々するのは、

と、ちょっと違和感を感じていると、
やはりそういう意見が多数出たわけだが。

足りているところから、足りていないところへ。
有るのに無い状態から、有る状態へ。

財源の活用も政策の立案も、

そこをブリッジさせリーチさせるのが、
政治の判断だし、力と思うから。

そうした意見を具体的に述べさせて頂いた、が。

各議員の意見を聞きながら。

いうまでもないけれど、
意見することと、実現することは全く別次元であり。

地域活性化の、具体事例1つを作ることがまず先、
と、県下のあの町この町に思いを巡らせて、いた。

地域活性化の、脳内スイッチを切らすまい。

午後、県民相談。
夜、支援者会合、の1日。




2009-01-26

足あと

午前、
会派予算要望を加戸知事に提出。

午後、
事務局より2月議会の議案説明を受ける。

会派予算要望については、
この1年間の経済・生活環境の変化を踏まえ、

皆様から承ったご要望を、
漏らさず盛り込ませて頂いた。

ここからは、その実現に向けて、
知恵の、戦闘開始、だ。

午後の議案説明では、
国の2次補正予算に対応した緊急対策を始め、

県民の、雇用と安全を守るという意思が読み取れ、
多少、安堵あり。

とはいえこれらを踏まえて、
そして、先のご要望実現と合わせて、

少しでも実りある一般質問となるよう、
今から怠りなく準備してまいりたい。


2009-01-25

足あと

砥部町長選・町議選、の投票日。

わが陣営の大勝利を祈りつつ、
当方は終日、今治にて。

午後、大島を訪問。
いわゆる、訪問対話、である。

対話がいかに大事か、
自身の経験に照らすと。


たとえば世間話があって、
様々な話題があって、

それから後、
まさに辞去しようとした頃、

実に急所を突く行政へのご意見や
切実なご要望が出てくるから、だ。

パブリックコメントや投書や窓口連絡を、
待っていては決して知ることのできない、

足と心を運ばなければわからない、
生活現場の声、がある。

県政に関わるすべての関係者が、
一致団結してそれを実践したとき、

愛媛は劇的に変わるし、
それによって日本も、変えることができる。

大島にて。

まだ冬寒い曇天に
きらめく銀波を眺めながら、

政治と生活者の対話の重要性を、思った。


2009-01-24

足あと

終日、今治市内にて党務。

つぶさに歩くと。

同じ市内であっても、
文化や風土に差異や多様性がある、
ということに、気づく。

今治は、広いし、深い。

夜は、北条にて支持者会合に参加。

温かいご支援を賜る皆様に
お会いするたび、いつも。

月並みかもしれないけれど、
いつもいつも、感謝が込み上げてくる。

そのお気持にお応えすべく、
動き、走り、語り、働き抜いてまいろう。

1日の終りに、決意を強く、新たにした。


2009-01-23

足あと

終日、県民相談。
夜、西条市にて政治学習懇談会。

午後訪問した東温市内の産科病院では、
院長先生より種々ご要望を頂戴した。

まさに、知恵は現場にあり、だ。

医療崩壊とか、医療格差とか、
様々な医療問題が取りざたされるが、

それは決してひと括りで、ない。

1つ1つ丁寧に腑分けしながら、
課題の検証がなされなければ、ならない。

たとえば、勤務医と開業医では、
要望の視点が異なるということ、

産科医師不足なのは事実としても、
より正確にいうと、
分娩を診る産科医師が不足しているということ。

その他、医療現場ならではの
数々の貴重なご指摘を頂戴し、

院長先生並びに取材の機会を頂いた関係者に、
心より感謝申し上げたい。

さっそく。

病院・患者、両者ともの医療環境の改善に向けて、
国とも連携しながら取り組んでまいりたい。


2009-01-22

足あと

午前、議会にて
予算要望に関する会派打ち合わせ。

午後、今治市にて県民相談対応。
合間を縫って、企業訪問。

夜は、同市内にて党務。

それにしても。

私のお受けする範囲で、だけれど、
道路や河川など、土木・交通に関する相談が、
コンスタントに、そして、実に多い。

それもそのはずであろうか。

関連予算がピークであった14年前と比べて、
1/4レベルに減少しているのだから。

しかし。
土木も交通も、くらしの安全安心の基盤。

であれば、財源配分の基準と優先順位を、
よりシビアに見直さねばならないということ、だ。

まさに来週、県議会各会派から知事あてに
予算要望書を提出するのであるが。

皆様の声を代弁する思いで。

生活者視点からの優先順位を明確にして、
しっかりと訴えてまいりたい、と思う。

��S
本日で45歳になりました。
四捨五入すると、もう50歳。
頭も体も心も動かして、
アンチエイジングで、がんばります。
ご激励を頂いた皆様、ありがとうございます。


2009-01-21

県外視察、最終日

県外視察最終日の本日は、
大阪府警察本部を訪問。

一昨年に竣工したばかりという、
その本庁舎は、

隣接する大阪城を凌駕するかのような、
威風堂々、であった。

聞くところによると、
本部庁舎としては日本最大、らしい。


さて。

施設見学もさることながら、
私たち一行がこちらで受けたレクチャは、

大阪府警の「治安総合対策施策」
について、であった。

大阪府の刑法犯認知件数は、
直近数字で44,000件、全国ワースト1位とのこと。

数字が表わす通り。

府民が府警に対して最も望むことは、
治安の強化であり、

府警が最大の目標としているのが、
犯罪に強いまちづくり、ということであった。

具体的には、上記の数字を
3年で40%減少させるという。

その施策の1つ1つについてお伺いしたが、
最も印象に残ったのは、

府民挙げて、総ぐるみで、
それらを講じようとしているところであった。

大阪府民約880万人を警官数で割ると、
1人あたり約420名という計算になり、

なるほど、独自対応の限界は明白であろう。

しかし、何よりも犯罪の撲滅・減少を願う
府民と力を合わせて、となれば、

そのこと自体が犯罪発生への
大きな抑止となるに違いない。

そのポイントは、両者の信頼関係の構築、だ。

本県においても、図式は同様であろう。

生活者の生命と財産を守ることが、
政治の使命であり、

その最前線の砦が警察組織であれば、
そこに確かな信頼関係が築けるよう、

そしてその橋渡し役となれるよう、
私自身、しっかり務めを果たしてまいりたい。

��写真は、日本最大の、大阪府警本庁舎。)


2009-01-20

県外視察、2日目

県外視察2日目の本日は、
名古屋市立井戸田小学校を訪問。

その特色は、
英語活動を通じた国際理解教育の実践、にある。

それは、英語という語学、
という学問の範疇を超えて、

異国の相互理解、
というコミュニケーションスキルの体得を目指すもの。

さっそく、その授業に参加させて頂いた。

担任の先生と、
ネイティブの講師がパートナーとなって、

全員参加型の、というか、参加したくならざるをえない、
ゲーム型ロールプレイングとでも言おうか。

リズムに乗って、体で覚える、楽しく習う、授業。

もし、私の小学校時代に、こんな授業があったなら、
ひょっとして英語ペラペラになってたかも、と感じつつ。

コミュニケーションは、
お互いの気持ちを通わせること。

その当たり前の原点を
あらためて教えられる思いが、した。

児童に対して、語学習得以前の問題として。

気持のやりとりの重要性を理解させようとする
同校の取り組みに、心から敬意を表したいし、

本県にも反映してまいりたい。

その後、徳川美術館、愛知県芸術文化センターを訪問し、
文化振興の観点から、種々関係者レクチャを賜ったが、

終始、愛知県は巨大、という印象が頭を離れなかった。
何という大ホール、コンサートホール、アートライブラリ。

本県と比較して、人口約5倍、財政規模で約4倍、
だからスケールギャップを感じるのも当然、であろう。

がしかし、文化はスケールにあらず、お金にあらず、だ。

文化振興については、本県らしく等身大で、
自信をもって進めることが大事、と強く思うのであった。

��写真は、井戸田小学校の教室に掲出の、世界地図。
 相手の気持ち、を教えてくれる1枚の、地図である。)


2009-01-19

県外視察、初日

所属する文教警察委員会の、
県外視察、初日。

一行は朝、松山空港を発ち、
空路、愛知県へと向かった。

最初に伺ったのは、
「愛知県立春日井高等養護学校」。

義務教育を修了した、障がいの比較的軽い
知的障がい者を対象とした産業科の学校、だ。

100%の企業就職率をめざすという、
同校の教育目標の高さに驚くとともに、

事実、この10年、
卒業生のほぼ90%が就職を遂げている、

という事実に、感動が走った。

そうした学校側の熱意と、
それに応える生徒たちの活躍に、

毎年、定数の3倍にあたる約150名の
親子が入学を希望されるという。

校長先生にご案内頂き、
校内と授業風景を見学させて頂いたが、

その熱心さ、礼儀正しさに又、感動した。
生徒たちの目に、明るさと力を感じた。

それは生き生きと、楽しそうな、
忘れられない、目ヂカラ、だった。

職員全員が、生徒1人1人を主人公として、
社会で役立ち輝く人材に育てよう、

との校長のお話に、思わず、
熱いものが込み上げてきた。

理想の教育を見る思いがした。

ひるがえって本県は。

特別支援学校の就職率は20%強、である。

財政を言い訳にしない、その差は何なのか。
重要な宿題、としたい。

続いて、瀬戸物で有名な瀬戸市に移動し、
「瀬戸蔵ミュージアム」を訪問。

瀬戸市役所の理事者からお話を伺った。

同施設を核として。

まち全体を博物館に見立てた「せと・まるっとミュージアム」
まちづくり構想は、松山市の取り組みに通じるものがあった。

つまり。
その地域固有の強みを生かした、地域活性化、だ。

そして。
どの地域の強みも、そこに暮らす人間にこそある。

そう信じて、鋭意取り組んでまいりたい。

��写真は、学校設置のタイムカード。企業就職のための生活訓練の1つとして。)


2009-01-18

足あと

終日、大島を訪れる。

それぞれの集落を歩きながら、
ノスタルジックが頭をよぎった。

この、せこ道も。
色はあせ、凹凸だけとなった看板も。

廃屋から窺う、土間も。
ひっそりたたずむ、木の電柱も。

かつて、生活の一部として輝いていたこと、
生き生き、がそこにあったこと、を思い出す。

離島とか、過疎地とか。
周辺ばかりでない、都市部も含めて。

生き生きを醸し出す根底にあったコミュニティ、
それが今、確実に失われている気がする。

時代に即した新しいコミュニティの構築。

経済危機とは違った、
日本人としてのアイデンティティの危機、

として、取り組みを進めてまいりたい。


2009-01-17

足あと

家内の所用により、
日中、子守となった。

過去に経験済み、
だから言えるのだが、

ちょっと休めるかな、と思うのは間違いで、
かえって疲れさせられるのである、子守は。

で、案の定。

まだ幼稚園の下の子に、ここぞとばかり、
あれもこれもと、遊び相手をさせられ、

確かに県民には違いない目の前の、
1人のご要望に、対応させて頂いた。

やがて家内が帰った後、
事務所に移動し予算要望の準備についた。

昼間の疲れをどっと感じながら、ではある。




2009-01-16

足あと

終日、企業訪問と県民相談。
夜、事務所にて政務。

このところ、中小企業経営者からの
資金繰りに関するご相談が、相次ぐ。

そして。

昨年10月に導入された緊急保証制度は、
果たしてスムーズに機能しているだろうか。

との疑念を抱くケースが目につく。

来月の定例会で、一般質問に立つ予定だが、
この問題、チェックの必要が大あり、だ。

しっかり精査してまいりたい。


2009-01-15

足あと

午前、県民相談にて
当事者のお宅と地方局を往復。

午後、今治市内にて企業訪問。

途中、数十年ぶりに
旧友に会う機会があった。

ちょっと、びっくり、であった。

それぞれの人生の中で、
数十年という歳月は、尊いし、重い。

そうしたことを、きちんと斟酌できる、
心の繊細が大事だ、と考えさせられた。

してみれば実に、
旧友よ有難う、なのであって。

再会を楽しみにしたい、と思う。


2009-01-14

足あと

午前、県民相談。

午後、伯方島にて企業訪問、県民相談。
夜、今治市内にて党務。

伯方島では、しばし旧友のお母様と面談。
束の間、昔話に花が咲く。

えー、そうだったんですか。
と、ノンフィクション・ドラマのような、1コマも。

そういう時があったなぁ。
そして、そういう時があってこその今だなぁ。

と、ここで育ったものとして。

恩返しができるような自身に成長を、
と、感謝を思うのみ、だ。


2009-01-13

足あと

午前、予算要望。

午後、部局折衝と、外郭団体取材訪問。
夜、県民相談各種。

終日フル回転の、1日となる。

その共通するキーワードは、雇用、であった。

若年層しかり、リストラ中高年層しかり。

彼らの雇用をどのように守るのか、
守るだけでなくどう創っていくのか。

まさに、政治の真価が問われる、
今の焦点、というべきテーマ、だ。

知恵を総動員して、理事者とともに、
今、目の前のお1人に、最善を尽くしてまいりたい。


2009-01-12

足あと

終日、党務。

それにしても、と思うのは、
統一外の地方選挙、である。

ご承知の通り、本県には20市町、あるが、
その半分以上が、本年行われるのである。

しかもその殆どが、この4月までに行われ、
巷では、ミニ統一選の年、とも言われている。

確かに、平成の大合併等によって、
時期にズレが生じたとはいえ。

非効率に過ぎる、のだ。

もう1度、原点に返る必要があるし、
本来の趣旨に沿った統一を図るべき、だ。

そしてその手続きは国会マターであれば、
永田町にも霞が関にも、敏感力を求めたい。




2009-01-11

足あと

午前、政務。

午後、
成人の日を記念しての、街頭遊説。

私は公明党愛媛県本部の青年局長として、
行き交う晴れやかな新成人の皆様に。

時代の閉塞を打ち破るのは、青年の力、

かつてもそうだったし、
100年に1度の今こそまさにその時、

と精一杯、お訴えさせて頂いた。

その遊説は。

私自身なすべきことの山積を念頭にしての、
新年の決意発表、であった。

有言を、実行したい。


2009-01-10

足あと

日中、県民相談。
夜、党務。

深夜、思うところあり。
先輩にご指導を賜る。

有難い。


2009-01-09

足あと

午前、
薬害肝炎原告団の陳情をお受けする。

県議会に訪れたのは、
本県在住の武田せい子さん、加地智子さん、
を含む原告弁護団各位。

その陳情のポイントは、2つであったろう。すなわち。
薬害の根絶と、実効ある肝炎患者救済策の実現、だ。

この問題に、かねてから取り組んできた公明党として、
お訴えに完全に同意するし、さらに尽力を、と決意する。

現在、肝炎患者数は、推定350万人。
その内、年間4万人の方が亡くなられている、という現実に。

限られた時間との戦い、という真剣さをもって。

患者の皆様が、安心して治療と生活に専念できる環境を、
その根拠法の実現と制定を、急がねばならない。

党派を超えて地方から、国を、動かせてまいりたい、と思う。


2009-01-08

足あと

終日、今治市内にて企業訪問。

業種を超えて、
100年に1度に対する必死さが伝わってくる。

その中で、ひときわ印象的だったこと。

1つは、ある造船会社にて。

厳しい経済環境の中で、幹部が話される
その強気、あるいは矜持に圧倒された。

もう1つは、ある金融機関にて。

あらためて、
金融恐るべし、と再認識させられた。

地元経済を知り尽くしているかのような
長時間にわたるレクチャであった。

まだ肌寒い、来島海峡の潮風を浴びながら。

経済は、生き物、と思う。

であればこそ、日々の息づかいや、
微妙な変化を感じ取り、反応できるように。

経済活動の最前線への運びを、怠るまい。


2009-01-07

足あと

午前、
新年のご挨拶で企業訪問。

この経済危機を、
わが社は絶対に乗りきってみせる、

との、ある社長のお話には、

それこそ今、政治が示さなければならない、
最も重要なメッセージに他ならない、

と、意を強くさせられた。

午後、
県庁にて部局折衝、県民相談など。

その中身も、深刻の色が増してきた。
真剣と、スピーディと、そして祈る思いと。

夕方より、党務。

急激な経済状況の悪化を、
肌で思い知らされる1日、となった。


2009-01-06

足あと

日中、
事務所にて県民相談対応、
部局折衝その他。

夕方から今治市へ移動し、党務。

来る今治市議選は、
自身の殻を破る戦いに、なる。

厳しさを、覚悟しながら、
深夜の帰宅となる。





2009-01-05

100年に1度、の年始挨拶

本日は、仕事始め。

日中、市と県それぞれの年賀交歓会、
知事公舎での新年ご挨拶に、出席。

いずれにあっても、まるで合言葉のように、
100年に1度、の、年始挨拶が続いた。

ご参会の各位の表情にも、
ありありと険しさが、にじむ。


厳しい年に、なる。
予感では、ない。

もはや与件ともいうべきこの非常時を。

特に政治は、心して懸からねばならないし、
明確に結果が出る、勝負の1年、だ。

庶民の生活を守る、この1点にのみ、
ブレずにまい進してまいりたい。


2009-01-04

正月の終わりに

正月気分、2日目。
今日で、お正月は終わり。

この日、手に取ったのは、
猪瀬直樹氏の、「霞が関「解体」戦争」。

中身は、
政府の地方分権改革推進委員会での
氏と官僚との討論の一部の、誌上公開。

それは、
期待していた通りの、バトル、であった。

そのはず、である。

氏の結論は、
地方分権の究極は霞が関の解体、なのだから。

想像以上のバトル、と刺激を感じるとともに、

翻って、私はどうだ?と考える。

次元は異なるが、
各種委員会にて与えられるテーマに対して、

論戦の機会を得て、
という点においては、変わらない。

結論もあまり違わない、と思っている。

けれど、そのプロセスとアプローチの違いたるや、
呆然、くらいの衝撃を受けた。

知見の豊富さ、修羅場の場数と、
一切の妥協を挟まない戦闘性と。

氏ならではの才能と、
氏ならずとも必要な、議員の資質と。

勘違いすることなく、誠実に読み取ろうとするとき、

私は、誰の利益に立ち、何に対して譲れないのか、
という議員としての根本、を問われる思いが、した。

私は、どうだ?との反すうに。

返ってくるのは、あの時の誓いであり、

初心に忠実を貫くのみ、
というあの日の決意、ばかりであった。


2009-01-03

知的怠惰への戒め

去ぬる1月、逃げる2月。
で、2か月ぶりの更新、となった。

にもかかわらず、この間、

アクセスを続けてくださった皆様に、
心から感謝申し上げたいし、

ハード続きが少しだけひと段落した今、
気合を入れ直し、綴ってまいりたい。

正月3が日であるこの日は、
今年初めて、お正月気分を味わう。


家族でゆっくり、ひとりでゆったり。

読了したのは、「本質を見抜く力」。
養老孟司氏と竹村公太郎氏の共著。

環境・食料・エネルギー問題について、

本質の捉え方、つまり、解決へのアプローチは、
見方を変えたら、まるで異なるということ、

私たちがなすべき正しい努力は、
答えを求めることに対してではなく、

事実から出発する帰納法的な、
ものの見方、の涵養に対して行われるべき、

と、私なりに理解した。

知的怠惰への戒め、ともいえよう。
お正月気分には痛い話、ではある。

が、まだまだ年頭、
心して実践を、と決意するのみだ。


2009-01-02

有言実行のカギは勇気、ということ

午前、松山市内をご挨拶回りに伺う。
たくさんの皆様からお励ましを頂き、勇気を頂く。

そのまま午後、伊予鉄髙島屋前に移動し。

恒例の、公明党新春街頭遊説にて、
私もマイクを握らせて頂いた。

昨日に引き続いての凍てつく寒さ、だったが、
その中で。


お手を振り、足を止めて応援くださった皆様方の
温かなお励ましに、感謝の気持ちが込み上げた。

新年の決意は、有言は。
実行あるのみ。

そんな思いでご挨拶をさせて頂いたが、途中、
実行するために大事なものは、勇気、と気づかされる。

そして。

ご支持を頂く皆様の笑顔が、私にとっての勇気だ、
ということに、あらためて感謝が込み上げて、きた。

さっそく、有言実行を目指し、まい進してまいりたい。
��以下は、ご挨拶の全文。)

皆様、あけましておめでとうございます。
公明党・愛媛県議会議員の木村誉でございます。

2009年、日本の進路を決める極めて大事な本年、
その年頭にあたりまして公明党青年局の立場から、
一言ご挨拶を申し上げます。

昨年を振り返りますと、変、という漢字一文字で象徴されますように、
まさに、異変続きの1年でありました。

特に経済面では、
「100年に1度」と言われる世界的な経済危機に直面し、
私たちの暮らしは大変深刻な状況となっております。

その中でも、とりわけ若者に与える影響が大きい、雇用問題。
私たち公明党青年局は、これに、いち早く対応してまいりました。

先月17日には、非正規労働者の若者に対して、
雇用・生活支援を重点的に、かつスピーディに講じるよう、
政府に強く申し入れを行いました。

私たちの要請を受け政府は、
ただちに雇用促進住宅の空き室を活用して失業者の住宅を確保し、
また年末年始に様々な緊急対策を講じる自治体に対しては
特別交付税によって財政面でバックアップするなど、
次々に対策を実施することとなったのであります。

そうした年末年始の緊急対応のほか、
政府は、今後3年間で総額2兆円規模の「新たな雇用対策」を決定いたしました。

それは、来週から始まる通常国会で提出される、
第2次補正予算や2009年度予算の中に盛り込まれているのですが、

①雇用の維持、そして②再就職の支援、さらに③内定取り消しの解消、
と、この3つの対策を柱に、140万人の雇用を下支えするというものです。

まず、雇用維持対策としましては、
雇用調整助成金の対象が、非正規労働者の方々にも拡大され、

また、派遣労働者を正規雇用として直接雇い入れた派遣先企業には、
労働者1人あたり最大100万円が支給され、派遣労働者の直接雇用を推進します。

次に、再就職支援対策では、
雇用保険制度の機能を強化し、非正規労働者の適用基準である
「1年以上の雇用見込み」が「6カ月以上」に緩和されます。

また、内定取り消し対策では、
全国187カ所の主要ハローワークに特別相談窓口を設置し、相談体制を整備するほか、
内定を取り消された新卒者を採用した企業には、特別奨励金が支給されます。

さらに、内定取り消しが解雇扱いであることを企業に周知徹底し、
悪質な内定取り消しを行った場合は企業名が公表されます。

以上、現下の雇用問題に対する私たち公明党青年局の取り組みと成果について
簡単にご紹介させて頂きましたが、私たちはこれ以外にも、
そうした若者を取り巻く様々な生活課題を7つの政策にまとめ、
昨年、ユースポリシー2008という形で発表いたしました。

一言で申しますと、
ムダをなくして、青年担当大臣をつくって、子育ての負担を軽減して、働く場所を作る、
というふうに、若者を元気にする政策、名づけて、ワカモノノミカタプロジェクト、であります。

ワカモノノミカタとは、いわゆる、若者の考え方・感じ方という意味での“見方”と、
もう一つ、若者の思いを代弁しサポートする意味での“味方”の両方の意味があります。

私たち公明党青年局は、若者の見方をもって、若者の味方となって、
本年、全力で取り組んでまいりたいと思います。
そして、若者の力を結集して、
閉塞感漂う日本の政治を、社会を、明るく、大きく動かしてまいりたいと思います。

皆様方におかれましては力強いご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げ、
年頭のご挨拶とさせて頂きます。ご静聴、誠にありがとうございました。


2009-01-01

泥んこになって、雪まみれになって

カウントダウンが終わり、
いよいよ、新たな年が開幕。

午前0時。

まずは、この年が、
県民の皆様にとって。

健やかで、実り多い年となられんことを。

そのために自身、全力で働くことを。

そして、いくつかの具体を誓いながら、
真剣に、ご祈念させて頂いた。

ひと眠りして、元朝。
今年もまた、凍てつく寒さ、だ。

おかげさまで、頭の芯まで、シャキッとなる。
よしっ、と気合を入れながら。

北条を皮切りに、松山市内を、久万高原町を、
時計をにらみながら縫うように、回らせて頂き、

お1人お1人のべ約4,000名の皆様に、
感謝と決意を込めて、ご挨拶させて頂いた。

皆様方の、日頃のご支援に感謝するほどに。
それにお応えするのは、議員の責務、である。

日本の進路を決める重要な年、となる本年、

私たちが果たすべき成果は、ただ1つ、
勝利、であろう。

言い換えるなら、
庶民と生活者が報われる政治の実現、だ。

現下の景気経済の立て直しを始め、
挙げればキリがない政治課題の山積に。

講じるべき政策の基点と目的地が、
きちんと、生活者、になっているかどうか。

国も地方も、議員の現在地が、
いつも、生活現場、になっているかどうか。

そこが問われ評価される、厳しい年に、なる。

議員としてこの春、3年目を迎える私自身、
どこまでも初心を忘れず、泥んこになって。

力をつけながら、集めながら。
勝利の渦を巻き起こしてまいりたい、と思う。

��写真は、雪の久万高原町への途中、タイヤチェーン完成の図。)


PS
元旦の結びに。

本ブログをご覧くださるすべての皆様にとりまして、
この1年が素晴らしい年となりますよう、また、

倍旧のご支援並びにご指導ご教授を賜りますよう、
何卒宜しくお願い申し上げます。