2009-01-19

県外視察、初日

所属する文教警察委員会の、
県外視察、初日。

一行は朝、松山空港を発ち、
空路、愛知県へと向かった。

最初に伺ったのは、
「愛知県立春日井高等養護学校」。

義務教育を修了した、障がいの比較的軽い
知的障がい者を対象とした産業科の学校、だ。

100%の企業就職率をめざすという、
同校の教育目標の高さに驚くとともに、

事実、この10年、
卒業生のほぼ90%が就職を遂げている、

という事実に、感動が走った。

そうした学校側の熱意と、
それに応える生徒たちの活躍に、

毎年、定数の3倍にあたる約150名の
親子が入学を希望されるという。

校長先生にご案内頂き、
校内と授業風景を見学させて頂いたが、

その熱心さ、礼儀正しさに又、感動した。
生徒たちの目に、明るさと力を感じた。

それは生き生きと、楽しそうな、
忘れられない、目ヂカラ、だった。

職員全員が、生徒1人1人を主人公として、
社会で役立ち輝く人材に育てよう、

との校長のお話に、思わず、
熱いものが込み上げてきた。

理想の教育を見る思いがした。

ひるがえって本県は。

特別支援学校の就職率は20%強、である。

財政を言い訳にしない、その差は何なのか。
重要な宿題、としたい。

続いて、瀬戸物で有名な瀬戸市に移動し、
「瀬戸蔵ミュージアム」を訪問。

瀬戸市役所の理事者からお話を伺った。

同施設を核として。

まち全体を博物館に見立てた「せと・まるっとミュージアム」
まちづくり構想は、松山市の取り組みに通じるものがあった。

つまり。
その地域固有の強みを生かした、地域活性化、だ。

そして。
どの地域の強みも、そこに暮らす人間にこそある。

そう信じて、鋭意取り組んでまいりたい。

��写真は、学校設置のタイムカード。企業就職のための生活訓練の1つとして。)


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