2009-01-21

県外視察、最終日

県外視察最終日の本日は、
大阪府警察本部を訪問。

一昨年に竣工したばかりという、
その本庁舎は、

隣接する大阪城を凌駕するかのような、
威風堂々、であった。

聞くところによると、
本部庁舎としては日本最大、らしい。


さて。

施設見学もさることながら、
私たち一行がこちらで受けたレクチャは、

大阪府警の「治安総合対策施策」
について、であった。

大阪府の刑法犯認知件数は、
直近数字で44,000件、全国ワースト1位とのこと。

数字が表わす通り。

府民が府警に対して最も望むことは、
治安の強化であり、

府警が最大の目標としているのが、
犯罪に強いまちづくり、ということであった。

具体的には、上記の数字を
3年で40%減少させるという。

その施策の1つ1つについてお伺いしたが、
最も印象に残ったのは、

府民挙げて、総ぐるみで、
それらを講じようとしているところであった。

大阪府民約880万人を警官数で割ると、
1人あたり約420名という計算になり、

なるほど、独自対応の限界は明白であろう。

しかし、何よりも犯罪の撲滅・減少を願う
府民と力を合わせて、となれば、

そのこと自体が犯罪発生への
大きな抑止となるに違いない。

そのポイントは、両者の信頼関係の構築、だ。

本県においても、図式は同様であろう。

生活者の生命と財産を守ることが、
政治の使命であり、

その最前線の砦が警察組織であれば、
そこに確かな信頼関係が築けるよう、

そしてその橋渡し役となれるよう、
私自身、しっかり務めを果たしてまいりたい。

��写真は、日本最大の、大阪府警本庁舎。)


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