2009-01-18

足あと

終日、大島を訪れる。

それぞれの集落を歩きながら、
ノスタルジックが頭をよぎった。

この、せこ道も。
色はあせ、凹凸だけとなった看板も。

廃屋から窺う、土間も。
ひっそりたたずむ、木の電柱も。

かつて、生活の一部として輝いていたこと、
生き生き、がそこにあったこと、を思い出す。

離島とか、過疎地とか。
周辺ばかりでない、都市部も含めて。

生き生きを醸し出す根底にあったコミュニティ、
それが今、確実に失われている気がする。

時代に即した新しいコミュニティの構築。

経済危機とは違った、
日本人としてのアイデンティティの危機、

として、取り組みを進めてまいりたい。


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