2009-01-20

県外視察、2日目

県外視察2日目の本日は、
名古屋市立井戸田小学校を訪問。

その特色は、
英語活動を通じた国際理解教育の実践、にある。

それは、英語という語学、
という学問の範疇を超えて、

異国の相互理解、
というコミュニケーションスキルの体得を目指すもの。

さっそく、その授業に参加させて頂いた。

担任の先生と、
ネイティブの講師がパートナーとなって、

全員参加型の、というか、参加したくならざるをえない、
ゲーム型ロールプレイングとでも言おうか。

リズムに乗って、体で覚える、楽しく習う、授業。

もし、私の小学校時代に、こんな授業があったなら、
ひょっとして英語ペラペラになってたかも、と感じつつ。

コミュニケーションは、
お互いの気持ちを通わせること。

その当たり前の原点を
あらためて教えられる思いが、した。

児童に対して、語学習得以前の問題として。

気持のやりとりの重要性を理解させようとする
同校の取り組みに、心から敬意を表したいし、

本県にも反映してまいりたい。

その後、徳川美術館、愛知県芸術文化センターを訪問し、
文化振興の観点から、種々関係者レクチャを賜ったが、

終始、愛知県は巨大、という印象が頭を離れなかった。
何という大ホール、コンサートホール、アートライブラリ。

本県と比較して、人口約5倍、財政規模で約4倍、
だからスケールギャップを感じるのも当然、であろう。

がしかし、文化はスケールにあらず、お金にあらず、だ。

文化振興については、本県らしく等身大で、
自信をもって進めることが大事、と強く思うのであった。

��写真は、井戸田小学校の教室に掲出の、世界地図。
 相手の気持ち、を教えてくれる1枚の、地図である。)


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