2009-01-04

正月の終わりに

正月気分、2日目。
今日で、お正月は終わり。

この日、手に取ったのは、
猪瀬直樹氏の、「霞が関「解体」戦争」。

中身は、
政府の地方分権改革推進委員会での
氏と官僚との討論の一部の、誌上公開。

それは、
期待していた通りの、バトル、であった。

そのはず、である。

氏の結論は、
地方分権の究極は霞が関の解体、なのだから。

想像以上のバトル、と刺激を感じるとともに、

翻って、私はどうだ?と考える。

次元は異なるが、
各種委員会にて与えられるテーマに対して、

論戦の機会を得て、
という点においては、変わらない。

結論もあまり違わない、と思っている。

けれど、そのプロセスとアプローチの違いたるや、
呆然、くらいの衝撃を受けた。

知見の豊富さ、修羅場の場数と、
一切の妥協を挟まない戦闘性と。

氏ならではの才能と、
氏ならずとも必要な、議員の資質と。

勘違いすることなく、誠実に読み取ろうとするとき、

私は、誰の利益に立ち、何に対して譲れないのか、
という議員としての根本、を問われる思いが、した。

私は、どうだ?との反すうに。

返ってくるのは、あの時の誓いであり、

初心に忠実を貫くのみ、
というあの日の決意、ばかりであった。


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