2008-12-30

高松へ、今治へ、晦日も走れ

低く、曇りがちの、朝。
高松へと車を走らせた。

私の元上司であり、仲人であり、

現在に至る私の人生を左右させた人であり、

そのような修飾を並べれば、
いくらでも書けそうなくらい、

私にとっては、恩人、のMさん。
ちょっと、いいすぎかしらん。

そのMさんが、年末で早期退職され、
人生の新たなステージに挑戦される、

ということを、折々の風の噂に聞き、

間に合うか、間に合うか、
年末ぎりぎりセーフ、

と、彼のもとへ馳せ参じたのであった。

お昼前、会社で、再会。

といっても、
いたって、いつも通りの、再会、だ。

近況の交換もほどほどに、
いきなり、企画会議。

お互いのもつ課題と情報に、
仮説とアイデアをぶつけあう。

何か新しいことが
できそうな気がするから、不思議。

その中で。

わが県政にとって、
有意義な研究対象となりそうな、

いくつかのテーマと視察先を
見つけることができた。

移動時間より短い、
2時間ちょっとの滞在だったが、

知見の収支は、大幅な黒字、だったろう。

��さんの前途に、
心よりエールを送らせて頂くとともに、

��さんが新事業でめざすものと、
私たち政治・行政が一体となって、

それぞれの地域と生活者の皆様に、
新たな価値と満足を提供できる、

そんな未来図に、
心底、期待を膨らませるのであった。

あらためて宜しくお願いします、
と、Mさんには。

結局、餞別かどうかあやしいのだが、
感謝の気持ちを込めて、この後も、

つづく、とさせて頂きたい。

その後、今治市にてご挨拶回り。

夜は、毎年晦日恒例の、
母校OB会に、出席。

気の置けない大先輩たちに囲まれ、

楽しいなー、先輩どうぞ、
おいしいなー、先輩どうぞ、

と、抜かりなく、
後輩の務めも果たしながら、わいわいと。

その上、
硬軟、強弱、さまざまにご指導も頂き、

私にとっては、楽しくてタメになる、
気の置けない場所、なのである。

その楽しいひとときも、すでに過ぎ。
心からの感謝と来年の決意を述べながら。

そして元気な再会を約して、
集いは散会となった。

大先輩方を、
お1人お1人お見送りしながら。

そのご期待にお応えできるよう、
さらに精進を、と心に期すのみ、だ。

��写真は、丸亀・坂出にまたがる、讃岐富士。)


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