2008-05-01

新・地方局の立ち上がり、に思う

今日から、5月。
早い、早い。

その、
どんよりとした午前。

島嶼部からのご要望を受け、
雲峰松山市議と陳情団に同行し、中予地方局に伺った。

さて、地方局といえば。


皆様ご承知の通り、
今年度から、東予・中予・南予の3つに再編され、

まさに今、
新たなサービス体制が立ち上がったところ、である。

昭和55年度から30年近く続いてきた5局体制、
であれば。

各圏域においては、当たり前のように根付いた体制であり、
それが変わるとなれば、賛否様々な意見が出てくるのであって。

事実、再編に際しては、
そうしたご意見を踏まえた議論・検討に、約5年の月日を要したのである。

再編の必要性について、県は3つの必要性を説いた。

1つめは、合併の進展に伴う市町村数の減少から。
2つめは、県と市町との役割分担の変化から。

そして3つめは、
三位一体改革などに伴う財政状況の悪化から。

そうした情勢の変化から、見直しが必要、としたのであった。

特に3つめは、
いいかえると、県組織のスリム化、である。

県民の皆様からの声を、今あらためて目にすると、その3つめは、
最も期待もするが、最も不安も大きい、ことであることがわかる。

地方局再編整備計画のベースにあるのは、権限委譲であり、
その結果、サービスがよくなった、を目的としなければならない。

権限が大きくなった分、意思決定が早くなり、
地域の声が政策に生かされ、距離よりも心が近くなった。

そうした新・地方局に、変わらなければならない。

その意味で、新体制立ち上がりの今、
生活者の皆様の声を敏感に感じながら。

趣旨に沿ったものになっているかどうか、注視してまいりたいし、
ちゃんと軌道に乗っていけるように、注視してまいりたい、と思う。

��各地方局HPは以下の通り。なるほど、それぞれに特色あり、です。
 東予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/touyo/index.htm 
 中予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/soshiki_chuyo_annai.html 
 南予地方局HP⇒ http://www.pref.ehime.jp/nanyo/index.html )


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