2008-05-23

四国四県議会議員、高知に大結集

正午過ぎ。

先輩・同僚議員各位と共にバスに乗り込み、
いざや高知へ、と県庁を出発した。

個人的には、北から一転、南へ。
連日の移動旅、だ。

さて、今回の用向きはというと。


四国四県観光議員連盟設立総会、と
森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟四国地方連絡会議定時総会、
という2つの会合の決議参加、にあった。

ちなみに後者は、私にとって、生涯最多漢字文字数会合名、
であるが、これは余談。

15:00前、
会場である高知市内のホテルに、無事到着。

バスから降りると、
外は、入梅を思わせるような雨模様であった。

16:00、
四国四県観光議連設立総会を記念する講演が始まった。
集いも集ったり、総勢130名強。

最初に、
��交通・観光施策による地域の活性化」と題して、
四国運輸局長の石丸周象氏による講演が30分。

次に、
��これからの観光と広域連携」と題して、
㈱JTB常務取締役の清水愼一氏による講演が30分。

いずれの中身も濃かった。

できれば時間をたっぷり割いて、じっくり聴きたかった、
というのは、きっと私だけではないだろう。

そして、17:00からは、
いよいよ四国四県観光議員連盟設立総会、開会。

会場にはマスコミ各社がズラリ、なところが、
本総会の重要さを物語っているといえそうだ。

連盟規約と役員の選任が了承された後、早速、
初年度事業計画が出席者の総意を持って決議された。

目玉は、韓国人観光客の誘致に向けた取り組み、
つまり、韓国を戦略ターゲットとしたPR活動、である。

実は、韓国人観光客は、
全ての訪日外国人旅行者の内、30%強を占め、

かつ、この10年で約4倍増の260万人、
と、超右肩上がりで増え続けているのである。

��WOT分析に当てはめると、強み×機会。
そこにフォーカスしたターゲット設定は非常に説得力がある。

また、ユニークな仮説の下、主要顧客層のインサイトと、
トライアル中心かリピーター中心か、といった需要構造、

その他いくつかの要因を、もう少し突き詰めて検証すれば、
有力なプロモーション計画ができるに違いない。

その他、

��四国八十八箇所霊場と遍路道」の
世界遺産への早期登録に向けた支援活動、

東京等から四国内空港の異なる離発着でも
適用される往復割引運賃の導入、

本四架橋3ルートの通行料金引き下げ要望活動、

香川・愛媛から就航しているソウル便の
運行時刻の利便性を向上させるための要望活動、

日本第1号となる四国ジオパークの認定を目指す活動、
を四県連携にて推進していくことを決議した。

キックオフにして、アクションプランまで採択されるあたり、
細工は流々、の世界。一兵卒の私には、及びもつかない。

レポートが長くなったが、本日の行事の、まだ1/2。
続きは後日また、改めてご報告させて頂きたい。

��写真は、尾﨑正直・高知県知事の来賓挨拶。
御年40歳、容姿端麗、頭脳明晰、は、羨ましい、のひと言。)


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