2008-05-31

議員という仕事の、守備範囲

夕刻より、愛媛県行政書士会式典に出席。

式典に先立っての協議会が難航したため、
約1時間遅れの開催、であった。

これには、国会議員、国・県の各士業関係者など、
多くの来賓がおかんむり状態で、
私のような端くれにはヒヤヒヤものであった。

主催者である篠森会長のご心痛やいかに、
と、察しながら、粛々と会は進行していった。

さて、その行政書士だが。

それは一体どんな仕事だろう、
と思う方も多いのではないだろうか。

かくいう私も議員になる以前、
行政書士との接点は一度もなく。

行政書士法によれば、官公署に提出する書類その他権利義務、
又は事実証明に関する書類を作成することを業とする、とある。

ふーむ。

平たく言うと、
行政とのパイプ役、各種法律手続きの専門家といったところか。

懇談の席上、何人かの行政書士からお話を伺えば、
同業者の供給過多、建設業界の不振をはじめとする需要減など、
業界を取り巻く環境は厳しさを増しているという。

必然的に、ますます競争は過酷なものになるというわけで。
語られるその目は、生き残りをかけた勝負師の目であった。

それにしても、私たち議員という仕事の裾野の広さ、
あるいは守備範囲の広さ、ということをあらためて思う。

今まで何のご縁もなかった方々と、こうした接点を頂くことで、
あらたな世界が見えてくる。

すると、その世界のステークホルダーから見た政治課題が、
あらたに浮かび上がり。

結局、エンドレス。

その果てしなさに立ちすくむ思いと、
ワクワクする衝動が入り混じった、不思議な気持ちとなる。

まだまだ駆け出しの身であれば、1つ1つ、
しかし積極的に、接点を拡げてまいりたい、と思う。

��写真は、挨拶をされる、塩崎恭久衆議院議員。)


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