2008-05-18

IT研修と、ダーウィン

終日、党務。
性格の異なる会合種々、の1日。

その中で、IT研修について。

党本部より広報宣伝局スタッフ等を招いて、
みっちりと、2時間強。

冒頭、
メディアとしてのネットについて、

最新のマーケティングリサーチによるレビューがあった。

まずは全員の形式知を整える意味で、
従来のメディアと比較した、ネットの特性を確認した。

発信情報が、マスではなくパーソナルであること。
視聴態度が、受身ではなく能動的であること。

そして、社会に与える影響力が、相対的に増していること。

特に最後の部分は、私たちが最も押さえなければならない、
今日のポイント、であったろう。

講師は、その実例として、
ある地方選でのエピソードを挙げた。

無名の新人候補が、ほぼネットだけで有権者にアプローチし、
中位で当選を果たしたという。

一方。
次点で落選したのは、誰も予想しなかった大ベテラン。

旧来型の手法を完璧に遂行し、陣営の内外を問わず、
手応えを感じた戦いの末の、意外な結末だったという。

このことが示唆する意味は、あまりにも大きい。

“最も強いものではなく、最も変化に適応できる種が生き残る。”
と言ったのは、ダーウィン。

政治も、政治家も又、然り。
国民の皆様の声に対して、きちんと適応できているのか、どうか。

ふと、そんなことを考えながら。

私たち公明党議員が日々行っている草の根の対話活動は、
まさにその、適応努力に他ならないし、

ねじれた政治が次に踏み出すステージの第一歩は、
国民の皆様への、善なる適応競争でなければならない、

と強く思った。
それは決して、大衆迎合という紛らわしい偽者、ではなく。

さあ。
来週、再来週と、スケジュールは目白押し。

世の中の変化についていけるよう、変化を起こせるよう、
全力投球あるのみ、だ。

��写真は、議員総会での発表シーン。)


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