2008-06-26

純朴というDNAと、私と、久万高原町

日中の政務を終え、
日が長くなったのを実感しながら。

夜、久万高原町を訪れた。
支持者の皆様との対話集会、である。

なんといっても、県内で最も広い、町。

お忙しい中たくさんの方々が、
山を越え、谷を越え、高知県境からも、

はるばると駆けつけてくださった。
心から感謝を申し上げたい。

そして。

来てよかった、と思って頂けるひとときを、
と、心に期しながら、会は始まった。

最初に、先ごろ閉幕した通常国会における、
公明党の取り組みと実績についての、ビデオ上映。

例えば、
公立小中学校の耐震化促進。

それは、
中国・四川大地震直後の電光石火だった。

わが党・太田代表から、福田総理に強く申し入れた結果、
実に、約3週間で、法改正が実現することとなった。

これにより、
国から各自治体への補助が、大きく引き上げられることとなった。

全国の公立小中学校の耐震化促進に、勢いをつけてまいりたい。

また、

クラスター弾の全面禁止や、クールアース・デーの創設も、
公明党の提言によるものであったことや、

来年度から始まる消費者庁の創設も、
公益法人改革も、公務員制度改革も、
そして何より、長寿医療制度の改善も。

私たち、いや、私たちがお届けさせて頂いた、
皆様の声が、その実現の源であったこと、

などを、解説を交えながらお話をさせて頂いた。

本ブログで何度も綴ってきた通りだが、
過去は知らずこれからは、

私たち庶民の声が政治を動かしていく、
と私は信じてやまない。

透明化と、グローバリゼーション。

経済はもちろん、
福祉も、医療も、教育も、文化も、治安も、

危機すなわち、
かつてない転換を余儀なくされる時代にあって、

わが国の政治は、この2つのキーワードを軸に、
付可逆で、加速しながら進むことを確信するから、だ。

また、そうでなければ、世界の中で、将来、
存在感ある日本のポジションは得られない、と思う。

皆様との、連日の対話を通して。

かつてあった、お上にお任せ、という意識ではなく、

等身大の自分ごととして、
私たちの国は、地域は、こうあるべきだ、こうするべきだ、

という、

まさに、この国の主権者としての自立した意識が、
津々浦々に急速に広がりつつあることを、五感で感じる。

時代の精神、と思うほどに。

だからこそ、
政治家はそれをカタチにしていかなければならない。

微力とはいえ、私の仕事も、そこにある。
そんな思いで、質疑となった。

いつも通り、止まらない、要望と提言の数々。

それは、
私たち公明党への期待の裏返し、であり、

有難く、真摯に受け止め、
何としてもお応えせねばならない、のだ。

私にお答えできることは丁寧に、
お約束すべきことは誠実に、

お1人お1人とお話をさせて頂きながら、
1つ1つ、メモに留め、心に留めさせて頂いた。

あっという間、の90分は、しかし、
とっても和やかでアットホームなひとときでもあった。

やっぱり、久万高原町、だ。
私は、この町とこの町の皆様の純朴が、大好きだ、と思う。

離島という、やはり純朴な田舎で育った私のDNAが、
ここも同じだ、と本能的に騒いでいるのかもしれない。

テレビで有名な政治家が国民目線で、というなら、私は、
皆様と同じDNA路線で、わが地域に貢献してまいりたい、

そんな思いで、皆様をお見送りさせて頂いた。
感謝の気持ちが込み上げて、きた。

��写真は、愛媛県身体障害者福祉センター入口にある、坂村真民さんの詩。日本人のDNA、に思いを寄せながら。)


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