2008-06-19

そういう時代に生まれ合わせた、私たちの権利

午後、県民相談。
夜、支持者会合にてご挨拶。

今日は、昨日の、
樋口恵子さんの講演の中でも話題となった、

社会保障国民会議(座長:吉川洋東大大学院教授)、
について触れたい。


樋口さんは、そのメンバーの1人であられるのだが、本日午前、
とりまとめた中間報告を、福田総理に提出するという話であった。

早速、内閣官房のホームページをチェックしてみた。
本ブログをご覧の皆様にも、ぜひご高覧頂きたい、と思う。

��ご参照URL⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syakaihosyoukokuminkaigi/chukan.html )


ちなみに。
3つの分科会の中間取りまとめと合わせると、約100ページ。

骨は折れるが、骨を惜しんではいけない大事、ではある。

さて、その中間報告。

年金・医療・介護・福祉・少子化対策など、今後の社会保障のあり方について、
従来の抑制強化から、機能強化に重点を置く必要を説いている。

その通り、である。

わが国の少子高齢化は、かつてない短期間で急速に進行している。
それはまた、どの国も経験したことのない、世界初の未踏領域である。

前例は、ない。
世界に先駆けて日本がチャレンジを課された課題、だ。

そうした中、従来方式で、何をどのようにシュミレーションしても、
給付を受ける高齢者の増加を、負担を担う現役世代が支えきれない、


との懸念から、

今まで、制度をいかに財政的に持続可能なものにするか、
を最重要課題として、改革を進めてきたことはご案内の通りである。

しかし、一連の改革は、国の財政難に対処するため、
給付抑制や負担の増大などの手法が中心であった。

こうした、改革の負の側面に対して、同会議は、はっきりと。

必要なサービスを保障し、国民の安心と安全を確保することを、
今後の改革の基本方針に位置づけるべし、と冒頭で言い切っている。

その通り、だ。
この間、私たち公明党が集めた多くの庶民の皆様の声と、一致する。

中間報告は、そうした基本視点に基づき、
各分野ごとの改革の具体的な方向性と課題を示している。

実行プランにまでブレイクダウンされていないのが、
ちょっと物足りない気もするが、

中間とりまとめだからやむなし、であろう。

今後、9月の最終報告取りまとめに向けて、
同会議の議論の進捗を注視してまいりたい。

ともあれ、この、これからの社会保障制度。
取りも直さず、国民の最重要関心事項と言って過言ではない。

であれば。
声を上げる、ということをぜひ皆様にお願いしたい、と思う。

私自身に、私たち公明党に、
そして、社会保障国民会議に直接メールで。
��ご参照URL⇒ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syakaihosyoukokuminkaigi/goiken.html )

政治参加は、都度の選挙のときだけ、では決してなく。

何気ない日常の対話も、1本のメールも、立派な政治参加である、
ということを確信してやまないから。

1人の声は無視できても、
百人、千人、万人と押し寄せる声にはいかなる権力も抗えない、と確信するから。

そういうことがしたくてもできなかった、或いは、できてもしなかった時代から、
そういうことが普通にできる時代に生まれ合わせた、私たちの権利として。

大いに行使していきたいし、声を大にして呼びかけたい、と思う。

��写真は、中間報告資料約100ページの内の、1ページ。)


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