2007-12-07

常任委員会は、いつも活発

10:00より常任委員会が開催される。
所属する環境保健福祉委員会に出席した。

今回は、本会議の議案も少なく、自身の一般質問の機会もなかったので
本委員会での、所管事項における質問を、心に期していた。

まず、保健福祉部関連。

開会を告げる白石委員長の開口一番、私は挙手した。
質問したのは、薬害肝炎訴訟問題についてであった。

昨日、西条市在住の女性が、国と製薬会社を相手取って訴訟に踏み切ったことは既報の通り。
報道に接し、私は、彼女の、実名を公表してまでの、その痛憤の訴えに、心が激しく痛んだ。

一義的には国と製薬会社の責任だとしても、県としてはできる限りのサポートを行うべきとの思いから、
県内のフィブリノゲン投与実態はどうか、それに対する対応についての考えはどうか、を問うたのである。

やはり、投与された患者は彼女1人ではなかった。
現時点で確認されている方は全部で6名、いらっしゃるそうだ。

国の対応を見守りながら、県として可能な救済サポートを検討したいとのことだが、
まだ明らかになっていない方も含め、何としても救済されるよう注視してまいりたい。

また、妊婦検診の助成について、各市町の実態と、今後の拡充見通しを伺った。

現在まで、同無料検診の回数は、概ね2回という実態に対し、
今月から松山・西条など8つの市町で、来月は上島町で、そして来年4月には、
県下すべての市町で5回に拡充される、ということが明らかになった。

少子化対策という観点からも、出産に対する安心の広がりという観点からも、
今回の措置は大いに評価したいし、さらなる拡充を、今後も求めてまいりたい。

県民環境部関連では、今年度から導入された、資源循環促進税、いわゆる産廃税について伺った。

約1億円の新規税収を見通し、懸念された不法投棄の増大も見られない、との回答を得た。
導入目的である循環型社会の進展に向け、他の政策との整合も踏まえ、注視してまいりたい。

それにしても。

わが委員会は発言が活発だ。
いつも、時間の足りなさを感じるほどだ。

扱うカテゴリも、各委員の熱気あふれる空気も、理事者の誠実さにも。
大きなやりがいを感じさせてくれる、本委員会に所属させて頂き、本当にありがたい、と思う。

私の立ち位置は、県民・庶民の皆様の、気持ちと目線。

これからも、環境について、福祉について、着実に研鑽を積みながら、
皆様の声をしっかりと県政に届けてまいりたい。

��写真は、松山市内のイルミネーション・ファンタジー、ひかりの花園プロムナード)

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