2007-12-15

小さな声、国を動かす

昼は、県民相談。
夜は、市内4ヶ所の、支持者座談会に参加させて頂く。

皆様のお元気な姿に接し、よし、がんばるぞ!と、心が弾むとともに、
大変な中での、日頃のご支援に対して、心より感謝が込み上げる。

そんな思いで、本年1年の御礼と、近況と決意など述べながら、
1つ、障害者就労に関するご報告をさせて頂いた。

一昨日のことだった。
山本ひろし参議院議員から私に、連絡が入った。

それは、かねて私が山本議員を通じて国に要望していた、
障害者就労支援要望の1つが実現した、との連絡報告であった。

その日、平成20年度の与党税制大綱が決定したのだが、その中に、
「障害者の働く場への発注促進税制の創設」が、新たに盛り込まれたのだという。

概要をかいつまんでいうと。

障害者の働く場に対する発注を前年度より増加させた企業について、
企業が有する固定資産の割り増し償却を認める、というものだ。
��ご参照URL ⇒ http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/h20kaisei/kouseiroudou/20j12.pdf )

それが大綱であり、暫定版だとしても。
大きな感慨を、覚えた。

約半年前の6月議会で、私は、県下企業における、障害者の法定雇用率低迷の現状をふまえ、
現在課せられている金銭ペナルティを、仕事の発注に切り替えてはどうか、という要望を述べた。

しかし、これは国マターなので、県としては回答できる立場にない、とのことだった。
それなら、とばかり私は即、山本議員に連携をとり、国への働きかけを強くお願いしたのであった。

議員には、有難くも、わがこととして尽力を頂き、
若干カタチは違いこそすれ、要望趣旨に沿った、この度の新設税制の実現となったわけである。

このことは、まさに、ネットワーク政党・公明党の本領であるし、

そもそも、今日お伺いした地域の、ある壮年からのご要望に端を発しているのであることを考えると、
1人の庶民の声にどこまでも真剣に取り組む、これが公明党らしさであると、確信を覚える。

ひるがえって。
県民の皆様から頂いた要望に対して、私は理事者に対して常々呼びかける。

財政が厳しいからできない、のであれば、ともに知恵を出し合いませんか。
国マターでできない、のであれば、ともに国にかけ合いましょう、と。

要は、そのお1人の気持ちに立って、その要望実現のために、
最後の最後まで、ともに汗をかきませんか、ということである。

事実。
この地域の、名もなきたった1人の小さな声が、国を動かしたのである。

庶民の声が国を動かしたという、私の報告に、思わず支持者の皆様から拍手がわき起こった。
やればできる、もっとがんばれ、と。

温かな笑顔に包まれながら、私は、このような庶民の皆様のために働かせて頂いているのだ、
という誇りと、自身の使命を、あらためて強く、感じさせて頂いたのである。

明日もまた、目の前のお1人のために全力で、と思う。


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