2007-12-20

えんむすびプロジェクト、発進

午前、㈱フェローシステム(代表取締役/三好大助氏)を訪ねた。

NPO法人ユニバーサルクリエート(代表/佐伯康人氏)が推進する、
あるプロジェクトについてお話を伺うためである。

その名は、「えんむすびプロジェクト(以下PJT)」。
��ご参照URL⇒ http://enmusubi.biz/uc/enmusubi.html )

その理念と実践を語る前に。

彼らは、世間でいう、障がい者、という言葉を使わない。
確信を持って、チャレンジド、と呼ぶ。

あの、ケネディ米大統領がスピーチで使った言葉だ。
チャレンジドとは、神から挑戦という使命を与えられた人を意味する。

そして、そう呼ぶとき、そこには、障がいをマイナスということではなく、
障がいゆえに体験する様々なことが、実は、自分自身と社会に活かすべき、価値なのだ、
という確信に変わるのである。

さて、同PJTの理念に戻る。
私なりに要約すると、以下の3つである。

1. チャレンジドの所得増による経済的自立をめざすこと。
2. 企業・アーティストとのコラボで新商品を開発すること。
3. 生産から販売までのビジネススキームを確立すること。

そして。

ついに今回、理念に基づく、同PJT開発商品第1弾、「お札入り縁起色紙」が完成したのであった。
詳細は上記URLに譲るとして。

話は、これをどのように社会に発信し、ゴールへのムーブメントにしていくか、と熱く、続いた。

その中で、特に、私が感銘を受けたのは、ユニバーサルクリエート佐伯代表の、次の言葉である。
「えんむすびPJTを通じて私たちが達成したいのは、実は、町づくりなんです。」

心に、刺さった。
3つの理念さえ、その手段であるのだ。

その魅力的なコンセプトの実現に向け、早速、行政にできるサポートを検証してみたい、と思う。
強烈に心を動かされた、ひとときであった。

IT企業としてユニバーサル社会に貢献したいと願うフェローシステムと、
チャレンジドの就労機会と場づくりに取り組むユニバーサルクリエート。

それぞれのご努力により、
参加アトリエと支援団体が、静かにではあるが着実に、広がっている。

静かに、を、活発に、に。
着実に、を、いきおいよく、に。

微力ながら、その一助となるべく、動いてまいりたい。
大きな、そして希望あふれる宿題を、頂いた1日となった。

明日は、佐伯代表が大きく触発を受けた、あの、ナミねぇこと、
社会福祉法人プロップステーションの竹中理事長を伺う予定だ。

どんな触発を受けるか、今からワクワクなのである。

��写真:左から、私、ユニバーサルクリエート・佐伯代表、フェローシステム・三好代表取締役、同・西田ジェネラルマネージャー、同・浦崎氏)


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