2008-01-09

自身のDNAの本籍、を訪ねた

今日は終日、今治デー。
早朝、市内の通勤ラッシュとは逆方向に、東へ向かう。

まずは午前、県民相談にて波方を視察。
谷口今治市議に同行頂き、ご相談者から事情を伺う。

調査なくして発言なし、とはこのことである。

状況の不合理さに愕然となるとともに、その足で関係企業を訪れ、
行政当局との相互連携と、対応策の申し入れを行なう。


午後は、今治市役所、今治西高、今治北高、企業各社を表敬訪問。

市役所では級友2名を、いわば抜き打ちで、訪ねた。
一瞬、ビックリした後、苦笑まじりのニヤリ。

二人が示した、まったく同じ反応が絶妙に面白かったが、
突然の無礼を少々申し訳なくも感じながら、ご活躍に接し、嬉しい限りであった。

また。

私の母校・今治西高、妹の母校・今治北高では、それぞれ校長先生にご面談を頂く。
極めて個人的な世間話から始まり、教育行政から国の行方まで、対話は広がった。

お二方とも大変ご多忙中にも関わらず、快くご対応を頂き、心から感謝申し上げたい。

貴重な示唆に富むご教授を種々賜ったそのひと時は、まさしく、光栄の至りであった。
お取次ぎ頂いた教職員の皆様にも心より御礼申し上げたい。

そして、夕方にさしかかる頃、伯方島へ移動し、親戚挨拶、県民相談。
夜は、級友の営むお店で親戚と食事の後、今、ようやく帰宅、となった。

訪れたお店の級友は、中学の同級生。
たぶん卒業以来だから、29年ぶりの再会である。

念のため、店員さんに、お店の主人の名前を訊ねたところ、やはりテッちゃんだった。

だよね、と思った矢先、その店員さんが、“誉くんやろ”
と、ピタリ、私の名前を言いあてた。

一瞬の間をおいて、事態がようやく、飲み込めた。
その店員さんが、彼の奥さんであり、同級生のまみちゃんであることを。

感動的な、大爆笑となった。

あわただしい時間帯でもあり、ひと言ふた言のお話ししかできなかったが、
次はゆっくりと訪れることを約して、家路についた。

会いも会ったり、話しも話したり、の1日。
ハンドルを握りながら、思い返しながら。

自身のDNAの本籍。
あるいは。
あの頃、というだけで通じ合える、絆の不思議。

それがあることの有難さが、ほっこりと温かく、いつまでも心にしみていた。

��写真は、夕映え神々しい、伯方島の金波銀波)


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