今日は、終日、愛南町デー。
走って、走って、300Km。
企業訪問と、県民相談と、観光・商業施設の視察と。
そして、支持者の皆様へのご挨拶にお伺いさせて頂いた。
たくさんの方にお会いでき、感謝の思いでいっぱいになる。
出会いの1つ1つに、感動あり、発見あり、驚きあり、で、何を綴ろうか迷うのだが。
つらつら思うに。
今日お会いしたどの方からも、素朴でほのぼのとした温かさが伝わってきた。
それはきっと、ご当地が育んだ、南予人特有のトーンなのであろう。
また。
対向車や後続車をあまり気にすることなく、美しいリアス式の海岸線を伝って走っていると、
視界に広がる雄大な宇和海、整然と並ぶ養殖いかだ、点在する小島と、対をなす空の雲。
風光明媚とはまさにこのことだ。
気持ちが、ゆっくりと、癒されていく。
この、実にゆったり感じる時間の流れの中にこそ、この町の重要な価値がある、
と思わずにいられない。
松軒山に上がってみると。
蝋梅が、今が盛りと咲き薫っていた。
鮮やかなレモンイエローが眼前に広がり、吹く風に甘い香りが伝わってくると、
ここでもまた、あわただしい日常から解放された気分になる。
道の駅MICに行けば、特産品がズラリ。
特に、魚の安さには驚きだ。
ワンコインあれば、家族が十分満腹になれるに違いない。
野菜も、とれたてだから新鮮だ。
トレーサビリティなどと難しいことをいわなくても、どこそこの誰々が作った、と書いてある。
そのほかにも書けばキリがないほどに。
いわゆる田舎のよさが、随所に感じられる町である。
深刻明らかな、少子高齢化も、過疎も、財政再建も。
このゆったり時空に浸っていると、何とかなるとさえ思えてくる。
今、必要なのは、悲観主義から楽観主義への、心の切替えなのかもしれない。
いずれにしても、難題解決の糸口は、地域経済の復興にあり。
これが、衆目の一致するところだ。
今、この町は。
あいなんブランドの構築を目指し、様々な取り組みに懸命なのである。
ポテンシャルは、十分だ。
来てみるとよかった町、から、高いお金を払ってでも行きたい町へ。
そんな、全国に希望と感動を与えるドラマを、皆様とともにぜひ作っていければ、と思う。
��写真は、松軒山に咲き薫る、蝋梅)
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