2008-01-20

存在理由の確認と、その有難さ

昨日今日と、県民相談対応に掛かりきりとなった。
相談多数、報告多数、である。

そういえば。

企業では、よく、ホウ・レン・ソウという基本がいわれる。
いわゆる、組織や上司への、報告・連絡・相談、だ。

議員に訳すと、その順番は、ソウ・レン・ホウとなる。

県民当事者からの相談があって、関係部局への連絡があって、
その検討あるいは調整結果を、最後にその方へご報告する。

これが、基本なのである。
そして、私は。

そのサイクルが最短で、最大のクオリティが実現できるよう、
特にスピードを意識しながら、今持てる全力で取り組ませて頂いている。

スピードといえば。
昨今では、メールという便利なツールが一般常識化した感がある。

が、私の場合、なるべく、当事者の思いそのままにお伝えできるように、
理事者各位への連絡は、アナログかつフェイスtoフェイス、を心がけている。

広告会社勤務時代に身につけたブリーフィング、オリエンシート、シーンボード、ビデオや、
はたまたサムネールというお絵描きを活用しながら。また、対話のトーンも含めて。

とはいえ、努力の余地は広大で、まだまだなのである。
と、前置きは、そのくらいにして。

今日は、いくつかの県民相談のご報告で。

当事者の方々から、予想をはるかに越えて喜んで頂く場面があり、
それ以上にこちらの方が、嬉しさ込み上げた1日なのであった。

個人情報でもあるため内容は措くが、
それぞれの方から頂いた評価には、共通したポイントがあった。

1つは、そのためにわざわざ足を運んでくれ、そこまでしてくれたこと。
もう1つは、市と国とのスムースな連携とその反応の速さ、であった。

いい意味で期待が裏切られた、といわれるのである。

嬉しさが込み上げたのは、私のことに対してではない。
それこそが公明党の存在理由に他ならない、ということに対してであった。

本当に、嬉しかった。

まさかそんなことまで、という、その、まさかの実現こそ、公明党創立の原点なのだ。

政治は国民のためにあり、議員はそのために働く公僕なのだから、
そんなことまでするのは当たり前なのだ、ということを体現するのが、公明党の使命なのである。

あまりにも大きな使命と、そして。

その一員として恥じないように。
広大な努力の余地を、今日よりまた、自身との戦いの中に埋めてまいりたい。


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