2008-04-20

遊説を通して、五体を通して、学ぶもの

早朝、自宅を出発。
向かったのは、久万高原町。

お手伝いを頂く地元党員の皆様と、
三坂峠にて合流し、いざ、遊説に出発。

午前9時の久万高原町は。

柔らかな日差しといい、
空気の清清しさといい、

あるいは、鶯のさえずりといい、最高だ。

脳にも、きっと、アルファ波。
この贅沢、都会の皆さんにも、お裾分けしたいものだ。

さて、今日の遊説は町内7箇所を予定している。

最初のポイントは国道沿い。
行き交う車両に手を振りながら、マイクを握る。

いつもこの時間に立っているわけではないので何ともいえないが、
通行量が確実に、この前より多い気がした。

特に、松山から高知方面へ向けて、
バイクのツーリングチームが多いのが印象的だった。

時折頂く、お車からお手を振ってのご声援に、心温まる。

国道・県道沿いを何箇所か移動しながら、
今度は、山間に深く入り込んで、谷間の集落を巡る。

絶好の日和も手伝ってか、
家族総出の畑仕事・山仕事が、あちこちで見られた。

農業という仕事に、日曜日はないことをあらためて思う。
こうした、まじめに働く方々が報われる社会に、と思う。

さて。
昨日も綴ったが、遊説というのは一方通行のメッセージだ。

議員である政治家が、こちらの思いを広く知って頂くための、
基本的で重要な、政治活動の1つである。

質も大切、頻度も大切。
しかしその一方で。

生活者のもとに足を運び、その思いを、
聴いて、知って、感じる、という政治活動のほうは、どうか。

今までのことは問わないが、少なくともこれからは。

こちらの活動こそ、国であれ村であれ、
凡そ議員の根本活動とならなければなるまい、そう思う。

マイクを握りながら、“あなたの思いを、考えを、お聞かせください”と、
お1人お1人に駆け寄りたくなる、そんな衝動に駆られ続けた。

安心・安全・快適という、生活者の願いや思いをカタチにするために。

もっともっと、草の根対話を広げていこう。
そして、もっともっと、国とも市町とも連携を拡げ、深めていこう、と思う。

政治は、どこまでも、生活者から出発し、生活者に帰着するのだ。
ということを、遊説を通して、五体を通して、今日も学ばせて頂いた。

いつも私と同じ思いに立ってご協力を頂く地元党員の皆様に、
心から感謝を申し上げたい、と思う。


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