2008-04-19

影響は、現在と未来に向かう、について

日中は、明日の街頭遊説の準備。
夕方は、県民相談と党務で市内を回る。

中でも、とりわけ。

今日は、
ご相談者の方に、一歩前進の対策実現をご報告することができた。

そのお喜び頂く姿に接したときは、
こちらまで嬉しさが込み上げ、

各所に足を運び、心を砕いたことが報われる冥利とともに、
ご尽力頂いた関係各位に、心から感謝を思うばかりであった。

これからも、どんな些細なことも見逃さず、油断せず、
県民の皆様からのご相談にお応えしてまいりたい。

さて、明日の遊説のこと。
問題は、原稿作成である。

ひざ詰めと違って、遊説は、一方通行のメッセージだ。

しかも、相手は、一般的に不特定多数であり、
そもそも、最初から最後まで聴いてもらえるものではない。

そこを聴いて頂くためには、途中途中で、
何かしら、心のフックとなるように内容も言葉も吟味しなければ、
と思うと、なかなか筆も進まず。

とはいえ、書き出しは、
“皆様こんにちは、こちらは公明党です”、に違いない。

でもって、
明日の久万高原町は、高齢者比率が県下トップクラスの町。

お訴えするテーマは、1つしかない。
したがって、続くフレーズは。

“本日は、今、最も関心の高い、
後期高齢者医療制度についてご報告にまいりました”、となろう。

さあ、ここからだ。
この間の草の根対話で、私が肌身で感じた率直を、思い切ってぶつけよう。

シンプル イズ ベスト、次のようにつなげてみる。

“ご承知の通り、後期高齢者医療制度は、本年4月から導入されました。

連日、マスコミでは、姥捨て制度とか、高齢者切り捨てとか、
国民の不安をあおる報道を行なっています。

しかし、今、大事なことは、この新たな制度が、
実際、私たちにとって、どのような影響があるのか、

冷静に判断し、具体的に対応をしていくこと、ではないでしょうか?”

本当に心からそう思う、ここが今回の遊説メッセージの核心である。

私たちへの影響というのは、常に現在と未来に向かうものであるし、
その両方を視野に入れた上で。

真に議論すべきは、
この制度は何がどう良くて、何がどう悪いか、という具体であるべきだ。

そうした1つ1つ、思いを確かめながら、今、続きを考えている。
夜は、長い。

ネットによると、明日の天気予報は晴れ。
一点の曇りなく誠実に、そして全力でお訴えしてまいりたい、と思う。

��写真は、ピーター・ツィンマーマン作 「スコープ」 at 東京ミッドタウン。)


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