2007-09-24

いと、をかし、な世界

今日、生まれて初めて、狂言というものを鑑賞した。
市民会館にて行われた、第31回松山市民狂言会、である。

日頃、お世話になっている方の晴れ舞台を楽しみに、駆けつけた。
3F小ホールではあったが、超満員。

いわゆる、大入袋、状態である。

さても、狂言五番。
翻訳すると、本日の演目は5つ。

その中の「文相撲」という演目に、その方は出られていた。

30分弱の熱演に、感想は、ひとこと。
いと、をかし、である。

狂言が、こんなに面白いものだとは思いもよらなかった。

まさに、をかしの世界であり、
私流にいうと、知的情緒が刺激される直感的愉快、なのである。

いわゆる古典芸能ということから、狂言というのは何か堅苦しいもの、と思い込んでいた、
あるいは、接点さえなく、全く興味の対象外であったことは、まさにモッタイナイことであった。

考えてみると。

自分自身、日本に生まれ、日本人として育ったものの、
自国の文化に対する知覚はどれだけあるだろう。

と思うとともに、
愛媛に居ながら、わが県の文化についてどれくらい理解しているだろう。

そう思うと、
もっと愛媛を知りたい、もっと知らねば、と渇仰してやまない気持ちとなる。

これからは、機会を見つけて、積極的に、愛媛の文化に触れてまいりたい。
��ご参照URL⇒ http://www.e-cul.net/index.php )

狂言的にいうと、「参りまする、参りまする~」である。

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