2007-09-22

キルケゴールの示唆

終日、党務。
種々の打合せと、研鑽を、行う。

その中で、特に、心に残ったのが、
デンマークの哲学者、キルケゴール。

彼は、
実存主義の創始者であり、死に至る病などの著作でも有名だが、
世界中で最も多量のインクを使った人、としても有名だ。

その幼い頃から、42歳で亡くなるまで、日記を綴り続けた人。

長じてからは、自宅の各部屋にインクとペンを用意し、
考えが浮かぶとひたすら書き続けたという、
まさに、生涯思索した人、である。

そんな彼の金言に、心が留まる。

「人が信念を自分自身の生を通じて、行為の上で現すとき、
これが信念をもっていることの唯一の真の証明ではないだろうか?」

信念は、口先ではわからない。
行為として現れてはじめて、信念といえるのだ。

その通り。

「確かに、機先を制することはそれだけでも偉大な勝利である。
しかし同時に、まさに初心を忘れないように行動することが重要である。」

「初めはとてもすばらしくても、その次の瞬間には、まずもって役に立つどころか、
邪魔になるような場合ほど、人間にとって破滅的なものは何もないであろう。」

初心を忘れずに進み続ける。
忘れたものの行き着く先は、破滅である。

あまりにも深い示唆に富んだ言葉であり、まさに、金色の言葉だ。

議員として。
自身の初心である信念を、行為として見えるものにしていく。

まさに、その通り。
決意も新たに、前進あるのみだ。


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