2007-09-20

アカウンタビリティ

代表質問、2日目。
今日の登壇は、社民・護憲連合の野口議員と、わが笹岡議員。

野口議員の質問の中で、特に耳目を集めたのは、
「県警職員の配置換え等に係る損害賠償請求事件の控訴」についてである。

こちらは、本会議終了後の警察経済委員会に付託され、
そこでの審議・採択・一任、という運びとなった。

一方、笹岡議員の方では、
「松山盲学校の、松山聾学校への移転統合」に関する質問を行い、
多数の傍聴人が詰めかける中、その方々の思いを力強く代弁された。

詳細は、明日の地元紙及び後日のHP会議録等に譲るとして。

民主主義は、多様な意見を許容する。

それは、理性的対話を前提として、最終的に多数決による意思決定を行う、
政治運営システムである。

であれば、個々の質問事項には、必ず、賛成と反対の立場があり、
それぞれの主張根拠というものが、必ず存在する。

今日の場合は、その当たり前の現実と、そこで下さねばならない政治判断の厳しさ、
ということを痛切に感じさせられた。

と、ともに。

アカウンタビリティ、いわゆる、説明責任というものの重要性が、いや増す今日。
そして、とっくの昔に、情報がフラット化し、ボーダレス化してしまった、今。

政治の信頼を取り戻すためのキーワードは、オープン、であろう。
もちろん、全部が全部を情報公開、などの極論は言わない。

が、少なくとも5W1Hあるいは2H、くらいのプロセスが見えないと、
主権者たる、国民であり、県民であり、市民・町民である方々の
理解と信頼と安心を得ることは難しいであろう。

政治の流れにおいて、はっきりと、今までとは違う場所に、我々はいる、
ということに気づかねばならないのだ。

人の前灯せば、わが前明らかなり、とは先哲の言。

結局のところ、政治は主権者をどこまで信頼することができるか。
そこが問われている、気がする。

1つ1つの意思決定に、説明責任を果たしながら。

県政がより開かれ、さらに信頼されるものとなるよう、
微力ではあるが、精いっぱい貢献してまいりたい、と思う。


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