目覚めると、外は快晴。
今日は、久万高原町にて街頭遊説の日。
早朝の三坂道路は、スイスイだ。
到着後、準備を終えて、9:00。
党員の皆様と共に、国政報告の第一声。
混迷を深めるねじれ国会の中で、
私たち公明党が勝ち取った実績のいくつかについて、お訴えをする。
何といっても、県下で最も高齢化率の高い同町である。
医療については最大の関心分野であろうとのことから、まずは、
4月から始まる後期高齢者医療制度から、ご報告をさせて頂いた。
なぜ導入されるのか、そして導入後、何がどのように変わるのか。
その新たな制度の概略と、
そして、私たち公明党の目線がどこにあったかを、
なるべく具体的にお訴えさせて頂いた。
次に、2月に発表した、救急医療情報システム整備法案骨子について。
これは、いわゆる、救急患者のたらい回しの根絶をめざす法案で、
全国3,000余名の公明党議員が、視察調査を重ね、まとめたものだ。
そして、今後。
与党プロジェクトチームを設置し、党派を超えて成立をめざしていくということ、
調査結果を踏まえ、さっそく新年度予算に、
医師・医療スタッフ不足対応に161億円の予算が盛り込まれたこと、
など、着々と法整備が進みつつあることをお訴えする。
ほかにも、4月から始まる医療・福祉分野の実績は、まだまだある。
たとえば、高額医療・高額介護合算制度のこと。
これは、それぞれ定められている自己負担限度額を、
新たに合算限度額を設定することにより、自己負担が大幅に軽減されるというものだし、
リンパ浮腫治療用の、医療用サポーター購入費の保険適用のこと。
これは、全国に10万人以上いるといわれる、リンパ浮腫という
難病患者には大きな朗報となるに違いないし、
医療保険者に対する、特定健診・特定保健指導が義務づけられることにより、
メタボリックシンドロームと生活習慣病の予防・減少の取組みが進むこと、など。
私たちは、庶民の生活に直結した分野で、この間に。
これだけのことを実現させて頂いたという事実を、思い切り、お訴えさせて頂いた。
国民生活は、ガソリンだけではないのだ。
停滞した1ヶ月の間に、やろうと思えば、与野党でいくつの法案が作れただろう。
本当に、生活第一の視点があれば、どれほど、国民生活は前に進めただろう。
限られた時間いっぱいに、広大な久万高原町を走りに走った。
走るほどに、お訴えするほどに、私自身の決意もまた、塗り固められていった。
終日、マイクを握りながら、汗ばむほどの陽気に。
小高い山林から、畑から。
農作業の手を休めながら、動かしながら。
たくさんの方々に笑顔で見守って頂き、心から感謝である。
そして。
お忙しい中を、分担しながらお手伝いをくださった党員の皆様に、心より御礼申し上げたい。
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