2007-10-06

遥かなり、久万高原町

涼やかなる時期なのに、なお汗ばむ暑い1日。

朝から夕方まで、久万高原町を走る。
森を抜け、木漏れ日を浴び、すっかり脳内は、アルファ波全開状態。

地図を片手に訪れたのは、日頃、献身的にお支えを頂いている党員宅15軒。
お会いしたのは、60代から90代の方々である。

いつもお世話になり、ありがとうございます。
お変わりありませんか?
いい日和ですね。

皆様ともに、最高の笑顔で出迎えてくださる。

日頃の、真心からのお支えに心からの感謝を述べながら、
何にもまして、それぞれお元気なご様子を、たいへん嬉しく感じた。

陽だまりの縁側に腰掛けながら、ゆったりとした時間が流れる。

何か心配なことなどありませんか?
と伺うと、どのお宅でも、異口同音に答が返ってきた。

それは、この町から、どんどん人が減っていくことです、と。

医療の不便、年金や介護生活の不安など、ご自身のこともあるはずなのに、
そのことよりも、自分たちの町の将来が心配だ、という皆様のお気持ちを考えると。

少子高齢プラス過疎、という課題解決の難しさに、怯む気持ちを振り払いながら、
政治がこの問題に死に物狂いで取り組まないで、いったい何を取り組むのか、
そんな強い使命感が、ふつふつと込み上げてきた。

ふとメーターを見ると、今日1日の走行距離は150km。
ということは、1軒あたりの移動距離、約10kmである。
あらためて、遥かなり、久万高原町。

1日に150kmも走れてしまう、愛媛で一番、広い町を走りながら。
お1人お1人の笑顔と会話を、脳裏に刻みながら。

上勝町の葉っぱ、ならぬ、久万高原町の何か、に思いをめぐらせた1日となった。


1 件のコメント:

  1. 山本 博司2014/01/09 15:37

    毎日の日記を楽しく、拝見しています。また参考になります。久万高原町は選挙期間に訪れました。自然の素晴らしい地で感激をした事を覚えています。町長にもお会いし、地域の課題をお聞きしました。木村県議のこれからのご活躍をお祈りいたします。
                    鳥取倉吉行きスーパーはくと号の車中で。  
                           参議院議員 山本博司

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