2007-10-04

茹でガエル、にならない

県民相談対応と、党務と、企業訪問の1日。

とある企業の役員の方と面談の際、ふと考えた。
ぬるま湯と茹でガエル、についてである。

民間企業に、保障というものはない。
どんな企業も、維持すべき売上と利益が得られなくなれば、倒産だ。

雇用についても、しかりであろう。

だから、1日1日、真剣勝負だ。
生活のかかった、シビアな毎日闘争である。

翻って、政治家はどうか。
ある意味で、1度当選すると、4年なら4年の間、生活が保障される。

そうしたことが、ぬるま湯、になってはいないか。
次の保障がないことを、忘れてはいないか。
そんな指摘が、昔から、よく聞かれる。

私は。

政治も政治家も、これから先は、ぬるま湯ではいられない、いられるわけがない、
間違いなく、そういう時代に入ったことを、強く、感じている。

ぬるま湯と感じた瞬間に飛び出さないと、茹でガエルになるのだ。

その意味で、まさに任期中は、真剣勝負。
そして、勝負を決するのは、成果である、と思う。

成果というのは、支持してくださる方々の、期待成果に他ならない。

結果として利益を出せなくなった企業が、自然と淘汰されるように、
成果を示せない政治家は、ごく当たり前に、その支持を失うであろう。

県民は、細大漏らさず見ているのだ。
そう思うと、手抜きなどできようもない。

話を戻して。

真剣勝負のビジネスに生きる、その方の立ち居振る舞いと会話の中で、
背筋がピシッとするような、有り難い、大切な何かを教えて頂いた気がする。

明日は、本会議の閉会日。
次の戦いへのスタートである。

��平和通りから見上げた午後5時の空)


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