2007-10-25

カギは、哲学の体現

早朝、市内にて現場視察。
昨晩頂いた県民相談の、意図の確認である。

なるほど。
現場に立たないと、本当のことはわからない。

早速、部局折衝へと動く。

他にも、先日来の案件の進捗確認などで、午前はあれよと過ぎ、
午後は、ご相談者のお一人お一人に、善処のご報告をさせて頂いた。

さて、ここのところ。

支持者の皆様から、激励と御礼の電話やメールを頂く機会が増え、
なんともいえず有り難いし、恐縮でもある。

新聞に載るような派手な成果は、今の私には望むべくもないが、
記憶に残るような真心の対応それのみを、常に、心がけている。

今、目の前にいらっしゃるお一人に、真剣に、地道に。
無知の知、による体当たりの日々、とでもいえようか。

皆様の激励に、前進への意をいっそう強くさせて頂いている。

ふと、ある雑誌の記事に目がとまる。
孫正義氏と北尾吉孝氏の対談である。

もはや解説不要であろうお2人が、お手本のない時代といわれる中にあって、
その根幹にある経営哲学を語り合う、というものだった。

その中で、両者ともに尊敬するという、稲盛和夫氏の言葉が紹介されている。

「動機善なりや、私心なかりしか」

有名な一節は、なるほど、深い。
強く、賛同する。

企業も、人も、やはり、その根底には哲学が必要だ。
まして、政治には、なおさらのこと。

各々の哲学が厳しく問われる時代となった今、生き残り、つまり選別と淘汰のカギとなるのは、
それに基づいて、何をどのように体現するのか、したのか、という現実証明であろう。

自身に置き換え、ひとつの記事に示唆を得る。
現証には如かず、を肝に銘じ、明日からの精進に代えたい。


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