2007-11-27

地方の閉塞の、突破口

走行距離100㎞強。
県下を大きく走る1日となった。

まずは午前、すっかり衣替えした山並みを走って訪れたのは、久万高原町。
県内で最も少子高齢化の進む同町の、厳しい現状とご要望をお伺いするためである。

玉水町長には、お忙しい中を長時間、快くご面談を頂き、有り難く思うとともに、
お話を伺うほどに、何とかお力になりたい、ならねば、という思いを強くしたひと時であった。

そもそも、中山間地域の経営には、固有の制約条件というものがある。

離島も同様だが、現在の国の政治的統治は、そうした地域への配慮があまりにも不十分だ、
との、叫びにも似た、具体的で切実な、種々のご指摘に、同感を禁じえない。

スタートラインがフェアでなければ、地方の自立に向けたヨーイ、ドンもできないのだ。

さっそく、ネットワーク政党の強みを生かして、町長の思いを国政につなげてまいりたい。
よしっ、と思いながら山から下りると、今度は、海岸を走った。

向かった先は、北条。

県民相談に伺ったのだが、それはそれとして、他の心温まる、いいお話をたくさん伺った。
あべこべにこちらが勇気を頂いた格好で、いささか恐縮である。

そして、県庁へ戻り、部局折衝その他の執務をしている間に、日は暮れて。
今日の、自身の前進は何だったか、と考えると。

玉水町長との対話の中で、又、稚拙を承知でおこがましくも持論をぶつける中で、
昨日から考えている希望の具体化が、ほんの少しだけ見えてきそうな手応えを感じたこと、か。

固有の資源の、価値化と市場化。
地方の閉塞の突破口となるのは、要するに、これに尽きるという漠然たる確信である。

現場に足を運ぶとともに、しっかりと脳みそに汗をかいて。
明日から新たに、チャレンジ開始だ。

��写真は、議事堂前の、スキッと散髪を終えた生け垣)


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