2007-11-03

20周年の県民総合文化祭、始まる

今日は、文化の日。

この日は統計的に、晴れの日が高いとされる特異日だが、
はたして、その通り、秋晴れの1日であった。

さて、今日から、県下各地にて県民総合文化祭が開催される。
今年は、記念すべき20周年だ。
��ご参照URL⇒ http://ehime-c.esnet.ed.jp/bunkashinkou/sougou/h19/19yoryo.htm )

夕刻、私は、その開会式と総合フェスティバルにご招待を受け、参加させて頂く。

愛媛県警察音楽隊による溌剌としたドリル演奏がオープニングを飾り、開会宣言。
そして、プログラムは2部形式で上演され、実に多種多彩であった。

チアリーディング、伊予万歳、歌舞伎舞踊、クラシックバレエ、よさこい、野球拳踊り。

そして、映像で振り返る県民総合文化祭の20周年の歩み、があり、
ゲスト歌手のクミコさんによるシャンソン・コンサートが華を添えた。

どれも本当に、素晴らしかった。
恥ずかしながら、よさこいと野球拳踊り以外は、TVでしか観たことがなかった。

ライブの迫力というか、心に伝わるエネルギーというか。
これが文化の力だ、とあらためて思った。

特に、私が感銘を受けたのは、伊予万歳だ。
郷土に伝わる伝統芸能である。
��ご参照URL⇒http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankotop/miru/kyoudogeino/iyomanzai/index.html )

最初、ちょっと退屈な拍子と単調な動きに物足りなさを感じたが、どっこい、
途中からものすごい強さで心が引きずり込まれた。

釣りに例えると、大物が食らいついた瞬間、竿にかかる、あのグググッ、という感じだ。
扇子が、あるいは松が、まるで生き物に見えるのである。

司会から、海外公演でも喝采との紹介があったが、よくわかる気がした。

約2時間あまり。
多彩な郷土芸能文化を一度に目の当たりにし、心を洗濯されたような気分となる。

県民総合文化祭は、今日から11月25日までの23日間。
関係者の皆様に敬意を表しながら、無事盛況を祈りながら。

そして、1人でも多くの皆様に、各会場にお運び頂き、
わが愛媛の豊かな郷土文化に触れ、心に感動と潤いを感じて頂ければ、と思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿