2007-08-28

人間は、忘れる動物

年初来の選挙日程が終了し、ようやく落ち着いた1日。
ここ1ヶ月ほど野放し状態の書類を、一気に整理する。

汗だくの、半日仕事の成果は、
バケツ一杯のシュレッダーゴミと、厚さ約20cmのファイル。

様々な情報を、分野ごとに、時系列ごとに整理していくと、
あらためて、つくづく、人間は忘れる動物である、ことを痛感した。

ドイツの心理学者エビングハウスによると、
人間の記憶の6割は1時間で失われるそうだ。
1ヶ月もすると、8割方を忘れてしまうようにできているらしい。

その説でいくと、今日の半日仕事における真の成果は、
忘れていた約8割の事柄を思い出すことであったかもしれない。

議員調査活動については、さらなる深堀りが必要だ。
この間頂いた市民相談については、フォロー活動が必要だ。

行政における知見不足については、貪欲なる勉強が必要だ。
政治的人脈の貧弱については、積極的な交流が必要だ。

思い出すのは、必要なことばかり。
目の前に迫る、胸に迫る、痛感の数々。

書類整理を通して、この1ヶ月の自身の軌跡を振り返ると、
まだまだ底浅く薄っぺらい仕事ぶりだな、と、自己嫌悪に陥りそうで。

汗だくになりながら、その幾分かには、確実に、冷や汗が混じっていた。

でもまた、明日。
明日からである。

午前は、新聞取材で市内の障害者施設を訪問し、午後は、市民相談と調査活動。
そして夜は、久万高原町へ参上する予定だ。

今日の気づきを早くも忘れることのないよう、早速、実践に換えてがんばりたい。

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