2007-07-24

26年前の夏

甲子園を目指して、わが母校・今治西が順調に勝ち進んでいる。
わずかに惜敗された宇和島東高校の健闘にも心から拍手を送りたい。

振り返ると。

26年前、当時、高校3年であった私は、在学中、初めての甲子園出場を経験した。
といっても、応援で、であるが。

その年は、井上主将を中心に、藤本投手・武田捕手という大型バッテリーで、見事ベスト8へ進出。
次の準決勝で、優勝校となった金村投手の報徳学園に逆転負けで終わった。

ちなみに秋の国体では、あの荒木投手擁する早実を破って、見事、全国制覇をしたチームであった。

ともあれ、生の甲子園で、母校が勝利して、皆で肩を組み、校歌を大合唱する。
あの感動は、とても表現できないし、今だに忘れられない。
参加校数からいうと、1%の確率でしか味わえない、貴重で、有難い経験をさせて頂いた。

当時、私は柔道部だったが、野球部の主力の何人かと特に仲がよかった。
堅クン、まさクン、元気でやってるか?
一度、柔道着を着たまま、野球部の練習に参加させてもらったことも忘れられない思い出だ。

はたして26年前の私は、今日の母校の生徒たちと同じ気分であったろう。
あのとき、こうして、議員として働かせて頂く自分を想像することなど、全く思いもつかなかった。
私は、確か、美容師になりたかったのである。

数々の因と縁が織りなして、人生は展開していく。
ひるがえって、母校生徒たちの前途への期待は、限りなく大きく、そして熱く。

さて、わが母校・今治西の次の対戦相手は、松山北高校である。
その松山北高校の監督は、私と同級生であり、当時の野球部主将であった、井上監督だ。
両方応援したい、複雑な気持ちなのである。

��写真は、26年前の夏の私)

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