2007-07-30

10度目の甲子園出場

きわめて個人ごとで恐縮ながら、この話題。

わが母校・今治西高が、3季連続10度目の甲子園出場を決めた。
後輩諸君、本当におめでとう!
また、済美高ナインの健闘に心から拍手を送りたい。

ジリジリと照りつける中、党務の合間を縫って、駆けつけた終盤戦。
ゲームは均衡を保ちながらも、9回裏の時点で、正直、負けを覚悟した。
絶体絶命だと、思った。

しかし、逞しい後輩たちは、鉄壁の守りで、この窮地をしのいでいく。
何たる強靭な精神力。そして、自信。

そして、延長11回、執念の決勝点をもぎ取り、守り抜く。
何たる勝利への気迫。その、粘り。

グランドで、泥まみれでプレーするナインたちも、
スタンドで、汗まみれになって必死に応援する生徒たちも。

その美しい状態をひとことでいうと、togetherである。
共に、という世界だ。

私の大好きなワードである。

昨年まで私が勤めた会社には、その経営理念から6togetherという行動規範があった。

すなわち。
「共に知り、共に語り、共に働き、共に決定し、共に責任を担い、共に感じる。」
これである。

およそ組織であれ、運動であれ、同じ目的をめざして、共に、という作用が働いたとき、
その力は、凡庸な予想は及ばない、巨大なエネルギーと生まれ変わる。

すばらしい後輩たちに感動しながら、ふと、そのフレーズを思い出した。

それにしても、あの強靭な精神力、自信、気迫、粘り。
続いて、別のフレーズが蘇る。

「自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらない。」
これは、広告業界では知る人ぞ知る、電通「鬼十則」の一節である。

愛媛の代表として、甲子園で悔いなく完全燃焼を、と祈りながら。
この後輩たちの激闘に、政治の世界で私は。

今日から明日への、大いなる刺激と気づきを与えられた1日であった。


PS 参院選に関する内容は念のため控えさせて頂きますことをご了承ください。

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