8月には閉会中審査として、常任・特別委員会が開催されました。
今年度の私の所属は、
農林水産委員会と、少子高齢化社会対策特別委員会。
農林水産委員会については以前触れた通りですが、
少子高齢化~特別委員会は今期から新たに設置されたものです。
少子高齢化問題は、
統一地方選の主要なテーマ「地方創生」に直結するとともに、
あらゆる政策の根源にある課題といっても過言ではないでしょう。
それだけに、8月の第1回会合で痛感したのは、
少子高齢化対策というテーマが持つ、幅の広さと奥行きの深さ。
所管は保健福祉部ですが、
少子化の要因の1つといわれる未婚・非婚・晩婚という状況は
経済労働部門が大きく関与しますし、
地域によっては農林水産部門とも関連してきます。
また、高齢化についても、
社会保障と税の一体改革という点では所管は総務部、
バリアフリーの視点では土木部、
買物難民という見方をすれば企画振興部、
お年寄りが交通事故死の約7割を占める状況を鑑みると警察本部、
災害時要援護者の視点からは県民環境部、
生きがいや生涯学習を考えると教育委員会、
というふうに、ざっと考えを巡らせただけでも、
対策の所管が
県庁内の殆どの部局にまたがることに気づかされます。
それほど幅の広い本委員会のテーマではありますが、
ざっくりとではなく1つ1つ整理しながら、
独自の視点と仮説を磨きながら、
(写真は、雄郡地区サルビアまつりから。たくさんの子どもたちと盆踊りの巻)
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