2015-12-06

2015回顧録(6)

8月には閉会中審査として、常任・特別委員会が開催されました。



今年度の私の所属は、

農林水産委員会と、少子高齢化社会対策特別委員会。



農林水産委員会については以前触れた通りですが、

少子高齢化~特別委員会は今期から新たに設置されたものです。



少子高齢化問題は、

統一地方選の主要なテーマ「地方創生」に直結するとともに、

あらゆる政策の根源にある課題といっても過言ではないでしょう。



それだけに、8月の第1回会合で痛感したのは、

少子高齢化対策というテーマが持つ、幅の広さと奥行きの深さ。



所管は保健福祉部ですが、


少子化の要因の1つといわれる未婚・非婚・晩婚という状況は

経済労働部門が大きく関与しますし、

地域によっては農林水産部門とも関連してきます。



また、高齢化についても、

社会保障と税の一体改革という点では所管は総務部、

バリアフリーの視点では土木部、

買物難民という見方をすれば企画振興部、

お年寄りが交通事故死の約7割を占める状況を鑑みると警察本部、

災害時要援護者の視点からは県民環境部、

生きがいや生涯学習を考えると教育委員会、



というふうに、ざっと考えを巡らせただけでも、

対策の所管が

県庁内の殆どの部局にまたがることに気づかされます。



それほど幅の広い本委員会のテーマではありますが、



ざっくりとではなく11つ整理しながら、

独自の視点と仮説を磨きながら、


少子高齢化社会対策の前進に繋げてまいりたいと思います。


















(写真は、雄郡地区サルビアまつりから。たくさんの子どもたちと盆踊りの巻)

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