2008-09-04

足あと

早朝、因島へ。
親戚の、おじの葬儀にて。

その方は、私が幼い頃から、
いつも、元気であった。

いつも、笑顔だったし、
いつも、夫婦仲良く、

そして、
いつも私のことを誉めて、くれた。

今日は、
私が彼を誉めてさしあげたい。

おじさんの人生は。

男としても、夫としても、父としても。
最高に立派でしたよ、と。

まるで寝顔のように安らかなおじに、
心で語りかけ、そしてお見送りした。

悲しい。

けれど人は、いつか、送られる。
きっと、生きてきたように。

参列者の皆様方の悲しみに。

おじが、いかに皆様から慕われる
人生を生き切ったか、と思う。

ほまクンなら、できらぁ。
そんな励ましが、今にも聞こえてきそうだ。

おじのように、そういうふうに。
自身の人生を生き切りたい、と決意した。

見上げると。
抜けるような青空が広がっていた。


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