2008-09-22

私たちの、永遠のレゾンデートル

今日最大の関心事、
かどうかは人によるけれど、

少なくとも、
今日最大の全国ニュースは、

自民党総裁選挙の投開票結果、
であろう。

本会議終了後。
生中継が伝えるテレビでは。

自民党両院議員総会の選挙が、
まさに行われようとするところであった。

結果は、下馬評通り、
麻生氏が351票を集め、圧勝となった。

県議会でも、地元メディアが競うように、
各会派の代表コメントを取材していた。

居場所をなくした私は、ひとり車に避難し、
ワンセグTVで、麻生氏の演説を聞いていた。

冒頭。

全国を遊説する中で最も痛感したのは、
地方の深刻な不景気であり、そうした現状と、

老後を含む将来不安を解消できない政治、
に対する不満である、とし、

それに応えるのが、私の使命、とのこと。

その通り、であろう。
地方票の95%を獲得したことが、その証左、だ。

問題はどう応えるか、であり、
その道筋を示した上で、

本当に応えられるかどうかを判断するのは、
今度は、国民の皆様、である。

つまり、次期衆院選、だ。
そして、ここから本題、だが。

私たち公明党は、
そもそも2大政党の狭間で、生まれた政党である。

古典的表現になるが、
55年体制による片や資本階級と、片や労組階級、

そのどちらにも属さない、無名の、
政治的にほとんど無力ともいうべき庶民の、

声と思いを代弁する政党はないのか、
という叫びの中に、私たちは、生まれた。

ゆえに、大衆とともに、こそ、立党の原点であり、
私たちの、永遠のレゾンデートル、なのだ。

次期衆院選は私たちにとって、
奇しくも現在の2大政党の中で、

そこをこそ皆様に問う戦い、
と私は思っている。

庶民と、庶民の思いがわかる議員による、
庶民のための政治、の実現のために。

断じて、負けるわけにはいかない、
と、たぎる決意を胸に。

明日の公明党全国大会に向けて、
夕方、松山空港を発った。

��写真は、久しぶりの国会議事堂。政局の雲行きをあらわす、曇天。)


0 件のコメント:

コメントを投稿