2011-10-31

10月度常任委員会













午前、環境保健福祉委員会に出席しました。

本日の議題は、「えひめ結婚支援センターの
これまでの実績と新事業の内容等について」。

同センターは2008年に開設され、
少子化対策の一環として、これまで

県内独身者の出会いの場を様々な形で提供する
事業、いわゆる婚活を推進してきました。

そして本年、個別のお引き合わせを行う
「えひめ愛結び」という新たな事業を開始し、

対象となる方々の注目を集めるとともに
着実な成果を挙げつつあります。

県の調査によると、独身者の最大の未婚理由は
“出会いがないから”というもので、約40%。

その内90%が“結婚したい”とのことですから、

メルマガ登録者数8,501人、

イベント参加人数19,400人、

カップリング2,575組というこれまでの実績は、

そうしたニーズを満たすものとして
一定の評価がなされるべきと思います。

その上で、さらなる事業の充実のために、

私はこれまで
“過疎・離島地域対策”の必要性を主張するとともに、

本日の委員会では、
“離婚経験者等のシングル対策”の重要性を訴えました。

結婚してよかった!

そうした笑顔と実感が、
��つでも多く本県に広がるよう、

引き続き、少子化対策としての本事業推進に
取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-27

県外視察、最終日














本日は、東北電力・女川原子力発電所を視察。

早朝、南三陸町を出発し、
バスで海岸伝いに北上すること2時間弱。

近づくにつれ道路は険しく、
景色も凄惨なものへと変化していきます。

女川原発では、南相馬市ご出身の渡部所長から、

震災被害状況と緊急安全対策等の対応について
お話を伺いました。

同発電所の1号機と3号機が通常運転中に、
��号機が原子炉起動中に震災が発生したが、

すべての原子炉が自動停止し津波の直撃も免れ、
大規模事故に至らずに済む一連の経過説明の後、

震災後の対応と現在推進中の安全対策について、
現場を移動しながら詳しくご説明を頂きました。

有事の際は平時のつもりで、
平時の際は有事のつもりで!

という理念を持ち場ごとに徹底してこられたこと。

新たな知見が出る毎に、
例えば敷地の高さを14.8mに引き上げたり、

法面に防護の補強を施したりといった、
あと一歩の努力を尽くしてこられたこと等のほか、

積極的な情報公開により住民不安の解消に努める
企業としての真摯さが伝わってまいりました。

あと一歩の努力と、真摯な対話。

政治こそ、その1点を絶対に忘れてはならない、

との自戒とともに、
決意を新たにさせられる最終日の視察となりました。


��日間、訪問先で頂いた分厚い資料を頭に、
かけがえのない現場体験を心に刻みながら、

全力で、
本県の防災力強化に努めてまいりたいと思います。

末尾ながら、

視察にあたりお世話を頂きました関係各位に
心より感謝を申し上げます。


2011-10-26

県外視察、2日目














本日は、仙台市議会と南三陸町観光協会を視察。

仙台市議会では「東日本大震災における被害状況
及び復興状況」についてお話を伺いました。

死者704名、行方不明者26名。
被害推定額、約1兆297億円。

沿岸部を中心とした甚大な被害状況について
資料をもとにつぶさに、また、

防災ヘリが捉えた、震災当日の津波が押し寄せる
壮絶な瞬間を、映像で確認させて頂きました。

見終えてしばらく声が出ない、どころか一瞬にして、
あの3月の、TVを前にした呆然、に逆戻りです。

が、前に進めなくてはなりません。

仙台市ではこの間、今後5カ年にわたる震災復興計画
を策定し、多様な市民の声を踏まえ今月末に、確定。

��1月の臨時議会での議決を目指しているとのことで、
その概要についてご説明頂きました。

しなやかでより強靭な都市の構築に向けて、
��00万市民の本気と熱意が伝わってきました。

但し、

計画遂行にはあまりにも多くの法整備が伴い、
これを実現するには相当の困難が必至ともいえ、

市と県がどのように国を動かすことができるか、
まさに地方分権を一歩進める戦いでもあります。

その意味では、本県も立ち位置は同じです。
共闘支援体制を継続してまいりたいと思います。

次に向かったのは、南三陸町観光協会。

観光復興プロジェクトについてお話を伺いする前に、
語り部ガイドさんのご案内により被災地を視察しました。

防災対策庁舎では、最後まで防災放送で避難を呼びかけ
犠牲となられた遠藤さんをはじめ、多くの犠牲者の皆様に
心からご冥福を祈り、全員で黙とうを捧げました。

震災を教訓とし風化させないことが私たちの使命、

との語り部ガイドさんの思いをしっかりと受け止め、
つなぎ、広げてまいりたいと思います。

そんな視察の途中、異変に気づきました。地盤沈下です。

私たちが滞在していたつかの間でさえ、次第に海水が
陸地にあふれこんでくる様子がわかりましたが、

お話によると町沿岸部では、震災前に比べ
��0cmから1m近く地盤が下がったとのこと。

一瞬で地形さえ変えてしまう自然の摂理に圧倒され、
ここでもまた、声と色を失う思いに駆られました。

そんな中、
協会では観光復興プロジェクトを数々手掛けられ、

“失ったものは多いけれど学んだことの方が遥かに大きい”、

“被災地としてではなく、
こんなに復興した地としてお越し頂きたい”、

といった情熱がほとばしるお話を伺い、
逆にこちらが勇気づけられるひと時となりました。

南三陸町の1日も早い復興を心から祈念しつつ、
体感した自然の脅威と犠牲者への敬意を忘れず、

更なる復興支援と本県の防災力強化に向け、
全力で取り組んでまいりたいと思います。

��S.
写真は、地盤沈下で海水が流れ込む寸前の南三陸町。


2011-10-25

県外視察、初日














今日から3日間の日程で、
県議会環境保健福祉委員会の県外視察に出発。

初日の本日は、福島県庁・福島オフサイトセンターを訪れ、
福島第一原発事故への対応状況についてお話を伺いました。

��9.0の太平洋沖大地震に端を発する東日本大震災は、
本年3月11日14時46分に発生。

それからどのように事故発生に至るか、
まさに「分刻み」での進展をご説明頂きましたが、

歴史に「たられば」は通用しないという現実に、
あらためて無念さが込み上げてまいりました。

原発事故は原子力災害対策特措法に基づき
国の管理下で行うことになっていますが、

その拠点となるのが、国のオフサイトセンター。

福島では当初、大熊町に立地されておりましたが、
福島第一原発から5㎞圏内であったため、急遽移転。

現在、福島県庁内に場所を移し、
原子力災害現地対策本部として機能しています。

ヒアリング説明の後、早速センターである
原子力災害現地対策本部を伺いました。

大会議室といったフロアには、ズラリ総勢100名超。

経産省、文科省、厚労省、国交省、農水省、環境省など
国からの派遣職員と、

県をはじめ警察、消防、自衛隊、東京電力などの
関係機関がそれぞれテーブルで島を作り班分けして、
執務に当たられていました。

正直なところ余りにも手狭であり、セキュリティの面
��つ取っても不安は否めずという状況ではありましたが、

そうした中で真剣に取り組まれる本部スタッフの皆様に
あらためて感謝と敬意を表したいと思います。

ひるがえって現在、八幡浜市保内町に立地する愛媛県の
オフサイトセンター(県原子力センター)は、まさしく
伊方原発の5㎞圏内。

先頃打ち出された国の防災対策重点地域の拡大と、
これから打ち出される避難準備の方向性を踏まえ、

立地はもとより、国や自治体等との連携や役割を含めた
抜本的な見直しが必須といえます。

原子力防災を所轄する委員会として、
今後しっかり議論を積み上げてまいりたいと思います。

視察初日の終わりに。

仙台市内で会食しながら、現地でしか聞けないような
涙を禁じえない悲痛なエピソードを、お伺いしました。

震災は、目には見えない人の絆や心の奥底にまで
計り知れない爪痕を残したことを痛感するとともに、

どこまでも被災者の心を心として被災地復興に全力を、
との政治の肝要について教えて頂いた気がします。

貴重な知見を必ず県政に活かしてまいりますとともに、
視察先の皆様に心から御礼を申し上げたいと思います。


2011-10-19

がんばれ!愛媛と日本の未来たち













今日は、教育現場の視察ということで、
県立学校2校を訪問してまいりました。













午前、最初にお伺いしたのは松山工業高校です。

��年生の情報電子科、工業化学科、繊維科、機械科と
��年生の建築科の授業を参観させて頂いたのですが、

��AVAのプログラミングやCAD実習、それから
旋盤仕上げや液クロマトグラフによる糖分析等など

熱心に取り組む生徒たちの姿を、
文系の私は100%羨望の眼差しで見つめながら、

コンプレックスとリスペクトが入り混じりつつ、

やはり工業高校の価値は「技術」だ、
ということを再確認させて頂きました。

と同時に、専門技術の習得にはコストがかかる
という現実にも、あらためて気づかされました。

��台が1,000万円近くする精密機械など、
技術が高度になるほど高いコストが求められるのです。

少子化による生徒数の減少と厳しい県財政の中で、
彼ら未来への投資をどうバランスさせていくのか、

大きな宿題を生徒達から投げかけられた気がしました。

キチンとした答えを見いだせるよう
全力で取り組んでまいりたいと思います。













引き続き午後は、
中高一貫の松山西中等教育学校にお伺いしました。

こちらでは3年生と4年生の英語の授業を、参観。
��4年生というのは高校1年生にあたります。)

とはいえ、普通の英語の授業ではありません。
全部英語の、オールイングリッシュ授業です。

ワタシ、トテモ、オドロキマシタ。

先生からもし急に振られたらそう答えるしかない、
と思いつつ、幸いその機会はなかったのですが、

本当に、驚きました。

私たちの当時は、英語は手から、
つまり書くことからスタートした記憶がありますが、

今の入口は、耳と目から、です。
つまり、リズムとか表情とかジェスチャとか。

より、右脳系になっています。

担任教師は日本人ですが、
そのティーチングは実にファンタスティックでしたし、

��LT(Assistant Language Teacher)である
ネイティブアメリカンの女性補助教員の、

リード・アフタ・ミー、カモーンエブリワン!とか、

レッツトゥラーイ!イエース、ソゥ・グーッ!など、

ずーっと聞いている内に、
こちらまでテンションが高くなるから不思議です。

もし中学時代にこんな素敵な授業を受けていたら、
その後の人生の展開も違っていたのかもしれません。

国においては、
平成25年度から実施の新学習指導要領において、

「英語の授業は英語で行うことを基本とする」
という方向性が既に打ち出されていますが、

今日のオールイングリッシュ授業は、まさに
それを先取りした取組みであったわけです。

ぜひこうした意欲的な取組みが全県に広がり、

「英語を使いこなせる」中高校生が陸続と輩出!
となりますよう心から期待したいと思います。



それぞれの貴重な授業を参観させて頂き、

真剣に学ぶ子どもたちの後ろ姿は
まさに本県とこの国の未来であり、

その未来が少しでも豊かになるよう、
その可能性がより大きく広がるよう、

下働きに働こう!と深く決意をし、
宝の生徒たちに最敬礼!の1日となりました。



末尾ながら、

お忙しい中ご対応を頂きました県教委並びに
学校関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

本日は誠に有難うございました。


2011-10-13

過疎地域の、底力












午後、西予市で開催された
「全国過疎問題シンポジウム2011inえひめ」に、出席。

冒頭、今年度の
過疎地域自立活性化優良事例が発表され、

本県上島町の「株式会社しまの会社」が
総務大臣賞として表彰されました。

地域資源への光のあてかたや、
地域外の多様な主体との協働、

そして、理念を実現するために、
プロジェクトを持続可能とするために、

その最大のポイントである
雇用の創出に見事な成果を挙げられた

兼頭社長はじめチームの皆様に、
心から拍手を送りたいと思います。

また、「過疎地域の底力」と題した
パネルディスカッションでは、

本県から三好西予市長と、
人間牧場主の若松進一氏が、登壇。

とりわけ、

久々に聞く若松さんワールドは
今なお健在で、

その人材育成と地域づくりに対する
磨きのかかった一家言には、スッキリと感服。

私も負けてられないぞ、と
強く決意させられました。

経済はもちろん、防災も、教育も、
医療や介護など社会保障もそうですが、

地方政治の現代課題は、

ほとんどと言っていいほど、
「過疎」という根っこで合流します。

私は、その解決のためには、

自ら意思決定できる地方分権の実現と
官民チーム行政によるタテ割りの打破、

が最大のポイント、と考えていますが、
その実現に向けた具体的な行動において、

今日の若松さんの域にはまだまだですが、
全力で取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-11

消費者行政の現場へ












午後、山本ひろし参院議員・中県議とともに、
愛媛県消費生活センターを視察しました。

文字通り、

消費生活における様々な問題に対し
相談窓口となり情報拠点となる同センターは、

それぞれの市町にも設置されておりますが、

お預かりする案件のうち、

広域的あるいは専門的な案件について県が所管、
という連携役割分担になっています。

センター長のお話によると、
昨年度のご相談件数は4,164件。

訪問販売や電話勧誘に関するご相談が、
中高年の方々の間で急増しているとのこと。

細心の用心と、
身近な中高年者への呼びかけが必要です。

怪しく巧妙な手口に騙されない賢明さを
��人1人が身につけ、

それらに対する気づきのネットワークを
地域と社会に広げていくことが大事です。

県消費生活センターに求められるそうした機能が
さらに充実したものになり、そして

県民の皆様の安心につながるように、
全力で取り組んでまいりたいと思います。


2011-10-05

Think different

スティーブ・ジョブズ氏、逝去。

その訃報は今朝、悲しみと共に世界中を駆け巡り、
私たちに極めて大きな衝撃を与えました。

「世界はひとりのビジョナリーを失った。
彼の訃報を彼自身が生み出した機器で
これだけ多くの人が知ったという事実が、
Steveに対する最大の賞賛かもしれない。」

オバマ大統領が追悼の声明で述べられた通り、

私がジョブズ氏の訃報に触れたのは、まさに
「ⅰPad2」によってでありました。

ジョブズ氏の功績に対して、これから世界各地で、
限りないオマージュが寄せられるに違いありません。




��998年にアップル社が行った企業広告、
Think differentキャンペーン。

それまでに私が最もシビれた広告であり、
今なお、色褪せずに光彩を放ち続ける、

ジョブズ氏そのものというべきメッセージを、
いつまでも焼きつけておきたいと思います。

最大の敬意と感謝を込めて。





『Think different



クレイジーな人達がいる。

反逆者。

厄介者。

異端児と呼ばれる人達。

社会に適応出来ない人達。

普通では考えられない見方をする人達。

彼らは規則を好まない。

決して現状に満足しない。

そんな彼らを褒め称える事もできれば、けなしたり、異論を唱える事もできる。

栄光を称える事もできれば、非難する事もできる。

けれども、彼らを無視する事は、誰にもできない。

なぜなら、彼らは、物事を変えるからだ。

彼らは、様々なモノを生み出す。

想像する。

癒す。

また、彼らは、あるモノに魅了され、創造し、ヒラメキを与える。

彼らは、人々を魅了する。

彼らは、クレイジーである必要があるのだ。

どうして何の変哲もない人達が、

真っ白なキャンバスを見詰め、作品を理解できるだろうか?

まだ誰にも書かれていない演奏を耳にする事ができるだろうか?

空を眺めているだけで研究に没頭する事ができるだろうか?

ヒーローは、彼らだ。

彼らをクレイジーと見下す人達もいる。

だが、私達は、天才だと思う。

自分が世界を変えられると、本気で信じる人達こそが、

本当に世界を変えているのだから。』


西予市・ししの里せいよ














午後、山本ひろし参院議員・中県議・二宮西予市議とともに、
西予市獣肉処理加工施設「ししの里せいよ」を視察しました。

同市では、

イノシシなどの野生鳥獣による農作物被害、
いわゆる“鳥獣被害”が年々増え続けており、

昨年度の被害額は、
果樹や米・野菜などを中心に3000万円を超え、

農家にとっては極めて深刻な状況が続いています。

これには
防護柵などの侵入防止策だけでは到底追いつかず、

捕獲の強化が何より重要と判断した結果、西予市では、

狩猟者の意欲向上と獣肉の有効活用を目途に
同施設を本年3月に竣工、4月から稼働を開始しました。

ししの里・西予では、

これまで半年間でイノシシ35頭を処理、
今年度中に120頭の処理をめざすとし、

その処理肉は、焼肉・バーベキューはもとより
ウィンナーやコロッケなどの原材料として販売。

加工食品業者等による幅広い商品化により、
今後、学校給食をはじめとした地元での普及、

さらには西予市の特産化をめざして取組みたい、
との力強いお話を伺いました。

有害鳥獣による被害は、本県全体では約4億円にも上り、
担い手対策・耕作放棄地対策と併せて、全県の共通課題。

同施設の今後の成果に注目しながら、

また、国や四国4県と連携しながら、
総合的な対策強化に努めてまいりたいと思います。


2011-10-04

第1回瀬戸内海フォーラム

早朝、松山観光港を発ち、広島市へ。

午後から開催の公明党離島振興対策本部主催
「第1回瀬戸内海フォーラム」に出席してまいりました。

山本参院議員(座長)、谷合参院議員(事務局長)、
赤松衆院議員(顧問)の3名の国会議員と、

瀬戸内海を囲む兵庫・岡山・広島・山口・
香川・愛媛の5県それぞれの代表が集まり、

来年度で期限を迎える離島振興法の改正について
現場の要望や課題を確認するとともに、

将来に向けて瀬戸内海のプレゼンスをどう高め、
ブランド化していくかについて検討を行いました。

第1回ということでまさに手探り状態でしたが、
各県から非常に熱心な意見が飛び交い、

愛媛代表の私も負けずに熱く語らせて頂きました。

今後、各県持ち回りで議論を積み上げ、

公明党らしいチーム力を生かした政策提言を
行ってまいりたいと思います。

��フォーラムの詳細内容はこちらからご覧ください)


2011-10-03

9月度常任委員会

本日は、先日の県民環境部に引き続き
保健福祉部を所管しての審議が行われました。

��月議会提出議案の内、私からは

居宅介護職員等たん吸引等研修事業、
子育て支援緊急対策事業の概要等について質した他、

所管事項として、

がん検診、ひきこもり支援の現状と課題等に関し、
質問と要望の申し入れを行いました。

いずれも当事者の思いを背景としたもので、切実な問題です。

ゆえに審議の時間がもっと欲しい。痛切に、そう思います。

議会改革はその前提であり、必要条件。

今の自分にできる準備を着実に、
精いっぱい努めてまいりたいと思います。


2011-10-01

10月は、PTAイベントから

今日から、10月。

世間では衣替えの季節、ですが、県庁及び県議会では、
節電のため10月末までクールビズが延長となります。

例年だとクールビズは6月からですが、
今年は1カ月前倒しし5月からスタートしたため、

これで5か月間、
実に半年近くネクタイを締めていないことになります。

こうなりますと、
思わずノーネクタイ状態を当たり前に感じてしまいます。

当たり前というものの疑わしさと、
ルールが持つ力というものへの畏敬が入り混じる、

そんな月始めとなった本日は、

松山市小中学校PTA連合会主催の一泊二日イベント
「松山おやじ大集合!」に参加させて頂きました。

一体何をするのだろう?

初参加で興味津津の私としては、きっちりと集合時間に、
会場である松山市野外活動センターに、到着。

しかし。

大勢の人々が思い思いに広大な芝生のグランドで賑わう中、
案内看板もない、誘導係もいない。

すわっ、場所を間違えたか、と不安が一気に込み上げる中、
あのぅ・・・と小声でたずねると、あー、ココですよ、と。

続けて、かっちりしない、ゆるいところが
このイベントの良さなんです、とのご説明。

これで何だかすべて把握できた感じになるから不思議です。

��0名を超えるおやじたちが揃ったところで、
いきなり乾杯からスタート。

まだ、午後1時、しかも汗ばむほどの快晴です。
ちなみに、昼間は回るの早いです、にもかかわらず。

それから車座になり、自己紹介から一気に懇親会へ。

そして、午後3時からは、夕食作りが始まりました。

主催者のお1人が料理研究家とあって、
メニューは、おやじ離れしています。

パエリア、たこのトマトソーススパ、ミートソーススパ、

カルボナーラスパ、きのこのスープスパ、大人PIZZA、

カナッペアラカルト、さんまの塩焼。

おやじたちがそれぞれ班分けして取りかかるのですが、

本当に、できるのか?

と思いながらも、レシピに忠実に男の作業を進めます。

そして、午後5時。
できたどー!の、瞬間。

その前に、おやじたちの方がすっかり
できあがっていたことは言うまでもありません。

それぞれの作品を1つ1つ味わいながら、
これが実に美味い!のでした。

美味いと笑顔は同義語だなぁ、
笑顔の会話は弾むなぁ、

と感じ入りながら、
同じ釜の飯・・というのは深い、と感動全開です。

それから後片付けを終え、場所をバンガローに移し、
延々と夜が更けていくのですが、

ここから先は紙幅も尽き、にしておきたいと思います。

イベントを通して、人脈も広がり、交流も深まり、
有意義で限りなく勉強になった1日となりました。

お世話を頂きましたスタッフの皆様、
懇親を頂きました参加者の皆様、大変に有難うござました。

今後とも末永く宜しくお願いいたします。