2007-05-16

限界集落との戦い

 今日も、ノンストップの1日。
早朝、曇天を突き抜けて、興居島へ出発。たくさんの笑顔を訪ねて歩く。
課題発見のアンテナを高くしてお話をお伺いする。

 なるほど、この島では、空き家と耕作放棄地が急速に増えている。
いわゆる“限界集落”1歩手前の様相だ。

壮年のお二人に、すかさずお伺いしてみた。
共同体崩壊のこの危機の打開を、真剣に、主体的に取り組む個人・団体は、どちらにいらっしゃるのか、と。悲しい回答だった。厳しい現実だった。確実に、重たい宿題を背負った。

 今、この島に一番必要なものは、将来への“希望”である。そして、それを裏づける“新たなビジネス”と、その主体たるべき“若者”であろう。必要条件といっていい。
 県下のすべての過疎地に共通の深刻な課題だ。
解決への一歩前進を目指して、全知全能をフル回転し、腰を据えてかかりたい。


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