2009-10-27

条例制定は誰のために、何のために

ほぼ終日、議事堂にて。

缶詰となって行われたのは、

愛媛県議会がん対策推進議員連盟・

条例制定プロジェクトチーム(PT)の、
フィールドワーク。

愛媛県がん対策基本条例(仮称)の制定を、
目標とする来年2月議会で実現するには、


素案を11月中にまとめ、
法令審査に回さなければならないのだが、

それ以上に優先されなければならないのは、

誰のために、何のために、
その条例は必要なのか、という哲学、だ。

条例制定PTでは、優先すべきその哲学を、

がん患者・ご家族、
ひいては広く県民の皆様が、

がんになっても納得して治療が受けられ、
安心して暮らすことができること、

とし、
そのために条例は必要不可欠、と結論した。

ご案内の通り、
県議会がん対策推進議連の活動は、

「6位1体」(患者ご家族・議会・行政・医療・
企業・マスコミ)で推進することとしており、

6者いずれにあっても、
活動の根拠となり推進力となる条例とすべく、

また、6者が自分ごととして、
それぞれの思いが詰まった条例とするために、

本日は、ほぼ1日かけて、
行政・医療・患者ご家族の皆様方から、

ご意見ご要望を本音ベースで、
詳細にわたりお伺いさせて頂いたのである。

何よりも私にとって大変勉強になったし、
実に有難く充実したひと時だったと思うのは、

終始、真剣で本気の議論が交わされ、
めざす目的の共有、を実感できたから。

と同時に。

本議連と条例制定PTの責任の重さ、
いや増しての重たさに、深い緊張を覚える。

タイトなスケジュールの中ではあるが、
先述の目的をめざし、

愛媛モデルといわれる条例制定に
全力を挙げて取り組んでまいりたい。

最後に、

お忙しい中、
長時間にわたりご出席を賜りました皆様に、
心より感謝と御礼を申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。

��写真は、玉井事務局長による撮影)


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