2013-11-02

海上から見て考える東予港・新居浜港


















本日は、公明党・山本ひろし参議院議員
(財務大臣政務官)に同行し、
 
西条市の黒河議員、越智議員とともに
東予港・新居浜港を視察してまいりました
 
東予港では、
 
現在進められている西条第1防波堤の整備促進と
港湾岸壁の耐震強化、大水深化について、
 
新居浜港では、
 
岸壁の大水深化、用地や土捨場の不足など、
臨港地区の土地利用や港湾計画全体の再検討
などの要望が寄せられました。
 
愛媛県は、
 
四国の製造品出荷額等の約5割を占めていますが
その約4割を西条・新居浜の両市で占めています。
 
さらに、
完成した製造品の輸送手段は何かといえば、
 
圧倒的に“船”というのが、両市のみならず
本県全体としての特徴です。
 
全国的には“船で輸送”というのはわずか9.8ですが、
本県では44.3%。
 
まさに愛媛は“海運県”であり、
“港湾”がいかに重要かということは論を俟ちません。
 
それが現在、国内はもちろん、
 
国際競争上のボトルネックとなっているというのが、
本日頂いたご要望の本質であったかと思います。
 
私たち一行は、
関係者からレクチャを受けた後、
 
船に乗り込み、海上から両市に連なる臨海地域を
見させて頂いたのですが、
 
名だたる企業ひしめくその風景に圧倒されました。
 
日新製鋼、田窪工業所、浅川造船、住友重機械工業、
 
四国電力西条発電所、アサヒビール四国工場、クラレ、
 
ルネサスエレクトロニクス、今治造船、住友金属鉱山、
 
住友共同電力、住友化学など等、
 
陸上から見る景色とはまったく違った姿が
そこにありました。
 
造船・紙・パルプ等を含めると
本県の製造品出荷額8割以上を占める東予において、
 
海運物流の起点となる港湾機能の強化と高度化は、
極めて重要な課題といえます。
 
国際競争力を高め、
 
同地域のみならず本県経済全体が、
将来にわたり発展していくためにも、
 
ご要望の実現は急務であり、そのためには
 
国・県・市が一体となり、又、それぞれの役割を果たす
ことが肝要と実感させられました。
 
心新たに取り組んでまいりたいと思います。

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