2014-04-25

行政改革・地方分権特別委員会















閉会中の特別委員会が
本日、開催されました。

県では、201112月に
「新しい行政改革大綱」を策定し、

今年度までの4年間で

「挑戦」「連携」「創造」といった3つの角度から
改革に取り組んできたのですが、

今日はその取り組み状況に関する審査が
行われました。

理事者からは、

財政状況の改善や定員の削減、

県と市町の連携施策、

業務執行リーダー制の導入など

100項目中56項目を達成した
との報告がありましたが、

それに対する本日の委員の質疑は
かなり手厳しいものがありました。

かく言う私も、その1人でした。

どの分野であれ
リストラは改革着手の第一歩ではありますが、

決してそれは本来目的ではありません。

目的は成果、です。

急速に人口減少が進む中、
本県が県民に対して果たすべき成果は何か、

というのがやはり議論の根幹であり、

そこから考えると、

1つの事業で8,000円の改善が見られた
というのはやはり枝葉に過ぎないでしょう。

また、

県出資法人や指定管理者個々の
業績チェックも重要ですが、

本来この場で議論すべきは、

例えば、

県がその観光振興政策から
関連する法人・団体の連携をリードし、

経済的に計測可能なシナジー効果として
何をどのくらい生み出したのか、

という性質のものでなくてはならない
と私は考えます。

理事者の皆様の、
大綱に基づく着実な行革の推進に敬意を表しつつ、

本県に求められる次なるステージに向け、
心からエールを送りたいと思います。

まさに、改革に終わりなし。

私も県民代表の1人として、

果たすべき成果を見失わないよう
行革に尽力してまいりたいと思います。

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