2010-06-03

足あと

終日、事務所にて政務。

★研修レポート⑧
5/14パネルディスカッション
「事業仕分け、その評価」

��福嶋浩彦中央学院大学教授のコメントより/趣意)

「私は12年間、我孫子市長を務めたが、12回とも上程予算は
 修正された。首長の提出予算は修正されないというのが通念
 としてあるなら、それは間違い。地方議会は、二元代表制
 だから、議会の意見を踏まえて修正するのは当たり前だ。」

「当事者だけで事業仕分けを行うと、すべて必要、という結論
 になる。だから外部の目が必要。あれもこれもで優先順位を
 つけるのは過去の話。現在は、あれかこれかの選択の時代。」

「何を選択するか、つまり、何をやめるか、は市民が決める。
 そういうしくみが今、求められている。そのためには、事業を
 見える化して、自らで点検して、地域としてめざす次の新しい
 社会のために、というプロセスがあって初めて有意義な仕分け
 が可能となる。」

先の研修で、私が最も共感することが多かったのが、
福嶋教授の主張であり、地方自治に12年間携わった
首長経験者ならではの現場洞察力、に感銘を受ける。

教授は、その後の具体的な仕分けの進め方にも言及し、
私案を披瀝されるのであるが、これは、

本県議会がこれから制定をめざす議会基本条例、
つまりは議会改革、とも関連して非常に重要な示唆ゆえ、

きっちりと心に留めておきたい、と思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿