2012-09-23

敬老の日は、傾老の日

シルバーウィーク最終日の本日は、
地元の敬老会に参加させて頂きました。

70歳以上の方々の集いということでしたが、

皆さん本当に若々しく福々しく、
逆に私の方が元気を頂きました。

敬老の日は、もちろん、お年寄りの皆様に
感謝と敬意を表する記念日ですが、

その淵源は、

わが町のご老人から知恵と経験を聞く日、
というのがそもそもの主旨だそうです。

思わず目からウロコのような
新鮮な感動を覚えたことを、

今、思い出しています。

高齢化世界一の国となった今、

私たちは、高齢者とか老人の定義を今一度、
考え直さないといけないのかもしれません。

そして、働ける方には働ける環境を、
地域の中で役割と生きがいと喜びを、

また、
年齢だけでなく夫々のニーズに応じて

適切で安心な医療介護サービスなど等を、
どのように創りだしていくか、

ということは政治の重要な課題ですが、

必要なことは、正に由来通り、
ご高齢者の知恵に謙虚に耳を傾けること、

その意味で、

敬老の日は傾老の日でもあるなぁ、と
大いに実感させられる1日となりました。

筆舌に尽くしがたい戦後復興を成し遂げ、

今日の豊かな日本を築いてくださった皆様に
心から感謝しながら、

次の世代に安心の未来をつないでいけるよう、

ご高齢者の皆様方に耳と心を傾け、
がんばってまいりたいと思います。


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