2009-09-30

果樹は愛媛の強み、だからこそ

15:00。

松山市内で開催された「果樹を語る会」に、
県議会果樹農業振興議連の一員として、出席。

わが国最大規模を誇る東京・太田市場から、

その青果物の約7割を取り扱う
「東京青果㈱」取締役果実第3事業部長 
鳥津忠安氏をお迎えし、

「現在の果実販売流通と今後の対策について」

と題する講演を拝聴した。

鳥津部長は、本県伊方町のご出身。

本日出席の生産者・農業団体、
農政関係各位とも懇意の間柄ゆえに、

講演の随所に、
温かくも厳しい指摘と提言がなされた。

仲卸という流通現場の、目。

それは、
消費者の立場から川上を遡る、目。

その視点から見た本県果樹事業の課題は、
と、鳥津部長は語られた。

「販売への意気込みは買うが、検証がない。
 だから、真の課題が見つからない。」

「生産は、まず、質の問題から入るべき。
 数量の問題に終始してはいけない。」

「販売の向上には、生産物に商品力を、
 生産者に取引力をつけなければならない。」

「発展の必須条件は、マーケティング力だ。」

なるほど、私には。

先日の一般質問の問題提起の根底と、
軌を一にするかのような内容ではあった。

が、多様な出席者の皆様には、
果たしてどのように響いただろう。

さて。

本県の農業産出額は、約1,300億円だが、
その内訳は、何といっても果樹が、トップ。

まさしく果樹は、愛媛の強み、なのだ。

講演会と、その後の意見交換会を通して。

果樹の発展なくして本県農業の発展なし、

ということの合理性と
イノベーションの必要性を、

肌で感じながら、学ばせて頂く。

貴重なひと時に感謝するとともに、
自身のさらなる取組みを、と決意する。

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